「きっかけ(CUE)」

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さぬき

2014年03月05日 | 写真・photograph



讃岐うどん(さぬきうどん)は地域ブランドの一つで香川県特産のうどんである

香川県においてうどんは地元で特に好まれている料理であり 一人あたりの消費量も
日本全国の都道府県別統計においてずば抜けている 料理等に地域名を冠してブランド化する
地域ブランドの1つとしても 讃岐うどんは観光客の増加
知名度注目度の上昇などの効果をもたらし地域ブランド成功例の筆頭に挙げられる

日経リサーチの隔年調査では地域ブランドの総合力において
讃岐うどんは350品目中1位となり(2008年 2010年連続)観光客は行き先選択の理由
香川の魅力の第一にうどんを挙げ 2011年には香川県庁と香川県観光協会は
うどんを全面的に推しだした観光キャンペーン「うどん県」をスタートさせた
古くから良質の小麦 塩 醤油 そして地元ではイリコと呼ばれている煮干しなどが
讃岐国(現香川県域の旧国名)の特産品であり それらうどんの材料の入手が容易であった
時代が下り現在の地域ブランド名称となる「讃岐うどん」が人口に膾炙するようになったのは
うどんを名物とし始めた1960年代頃と考えられている

 

 1980年代末頃から香川県のタウン情報誌で連載された個性的なうどん店の紹介企画「ゲリラうどん通ごっこ」が評判となる
県内で「うどん屋探訪」がレジャーとして盛んになり 味に加えて個性的な店自体を楽しむ客が大きく増えた
1988年には瀬戸大橋の開通が好影響を及ぼし 加ト吉「冷凍讃岐うどん」の売上が急増
これ以降主に編集雑誌部とその周辺のコミュニティによって県内のみならず全国に向けたうどんブームの「仕掛け」がなされていった

 まず在京テレビ局のグルメ番組で1992年頃から武田鉄矢や吉村明宏といったタレントと
穴場うどん店を巡る番組が放送され始め それは一過性のものに終わることなく引き続いていく
近隣の地方局でも情報番組などで穴場うどん店紹介を頻繁に取り上げる
やがて90年代後半には料理対決番組でのうどんVSそば テレビ東京「TVチャンピオン」での
「讃岐うどん王選手権」の定期開催など うどんと穴場うどん店にまつわる露出が加速していった

 

讃岐うどんです ここ松山では元々アルミ製の小鍋に入った鍋焼きうどんがありまして
こちらは腰もかなり柔らかくダシも甘めで「松山うどん」と称されます→提供するお店こそやや少ないもののまた別物なのですよ
まあお隣の県ですし 高松とか周辺部の製麺所で修行した方も多いのか ここ数年は全国チェーン含め讃岐が優位に立ちますかね?
もちろんチェーンでなく個人でやってらっしゃる店は麺にもダシにも個性が出ます

 

道後の近くで観光客相手に店開けてるところはややお高いですし
幹線道路脇の地元人しか知らない店はかなりお得だったりするのですよ
今日ご紹介するのは交通量激しい環状線沿い「桜製麺」さん
もう開店して5年は経つのかな…うどん業界も浮き沈み激しいからね 潰れるとこは1年も持ちません

本場讃岐(香川)のように麺から自分で湯掻けって完全セルフではありませんよ
まず入店カウンター右に積んであるお盆手に取り メインのうどんを選択
ここの一押しは肉うどんだったりするのですが 僕は欲張りで天ぷらとおにぎりも食べたいので
ぶっかけうどん(冷)にしました オーダーして出てくる前に大好きなげそ天+かしわ天+おにぎりを選びます
ちなみに当たり前のようにゆで卵の天ぷらあるんですが 過去関東の友人連れていったらビックリしてましたね

 

10:30から開店してますが11:11までなら嬉しい麺増量サービスが☆
この日はお腹の空き具合で2玉にしておきました お会計をすませ
トッピングにネギ・おろし生姜・天かす添えてテーブルへ→さあいただきまーす→これで¥460だよ
庶民の味方やね うん!喉越しもよく腰も変に強すぎなく ダシもすっきりした僕好みの安心できる味(^^
週2回通っても大丈夫なくらいかも!?お店の大将さんがやや変り種で女性向けに
濃厚プリン出してくれるのです(写真参照ください)他子供向けにジュースもあるし
オフィス街のうどん屋より確実にゆったりしてますので家族向けにもお奨めできますね

 



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