「きっかけ(CUE)」

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壁画(へきが)

2012年08月30日 | 写真・photograph


壁画(へきが)は建築物や洞窟の壁・天井などに描かれた絵画

人類の最も古い絵画は 洞窟の凹凸を利用して描いた壁画(洞窟壁画)であり
人類が建物を作るようになって以後もその壁面に絵画が描かれるなど
絵画は居住空間や神聖な空間の壁と切り離せない存在だった

次第に洞窟や建物の壁面から離れ
独立した板や布(タブロー)に描かれるようになった

しかし多くの人が同時に見ることができ 
しかも空間全体を変容させて見る人を
包み込む効果のある壁画・天井画は今でも数多く制作されている

 


1980年代以降世界中に広がったグラフィティ(落書き)も

建物の所有者の了解を得ない器物破損である一方
若者のさまざまな主張や趣味を表現しているものともいえ
次第に壁面全体を大きく使うものが現れるようになっている


キース・ヘリングは美術界で認められ有名になった人物だが
その他にも多くのグラフィティ・アーティストが世界中におり
美術館などでも取り上げられるようになってきている

また公共の場所や商店街への落書き防止や
地域共同体の結びつきを深めるために 学生を含めたみんなで壁画を作る運動もある
 


ここにあげた4枚の写真・・・あくまで商業目的だったり
前衛アートだったりと展開の方法は様々ですが
街に何気に溶け込み人目を楽しませてくれるのは間違いナイでしょう☆

2010年~2012年 徳島県鳴門市・愛媛県松山市・岡山市某所で撮影 
使用機材ニコンD60:Panasonic DMC-FZ10
KONICA MINORTAαー7デジタル:ソニーエリクソン URBAND MOND all photograph by CUE


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