「きっかけ(CUE)」

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朝顔 Ipomoea nil

2012年09月01日 | 写真・photograph

 

 


アサガオ(朝顔 牽 牛花 蕣 英語: morning glory 学名:Ipomoea nil)は
ヒルガオ科の一年性植物 つる性 日本で最も発達した園芸植物

葉は広三尖形で細毛を有する 真夏に開花し
花は大きく開いた円錐形で おしべ5 めしべ1を有する
漢名では「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ
奈良時代 平安時代には 粉末にして下剤や利尿剤とし薬用植物扱いされていた


江戸時代には七夕の頃に咲く事と 牽牛にちなみ朝顔の花を「牽牛花」と以前から呼んでいたことから
織姫を指し 転じて朝顔の花を「朝顔姫」と呼ぶようになり
花が咲いた朝顔は「彦星」と「織姫星」が年に一度出会えた事の具現化として縁起の良いものとなる

これらの事により 夏の風物詩としてそのさわやかな花色が広く好まれ
鉢植えの朝顔が牛が牽く荷車に積載されて売り歩かれるようになった


朝顔に関しての簡単な薀蓄はこんななところ。。。6月の初夏~真夏にかけて 一番花を咲かせますよねぇ
上の説明にも 七夕の影響で夏の風物詩として扱われることが多いようですが 季語は秋だそうです

感じたこと(僕の主観)なんですけど
やはりイメージカラーってなると ピンクでなく 写真のように 紫に近い深いブルーってところですね

撮影した場所での 朝顔は 野生のもので ツルは線路のフェンスにガッシリと巻きついてます
なおかつ 一番成長したときには 線路の枕木の部分まで ツルを伸ばし
通過してゆく電車の真下で 花を咲かせるのですよ=その生命力はホント逞しい!の一言かな


撮影時には ちょうど日が昇り始め 花びら越しに 太陽の光りが透けて なんかキラキラと輝いてみえます
ともかくも その存在が 一服の清涼剤になるのは 間違いないですね