「きっかけ(CUE)」

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ジブリ・レイアウト展

2010年03月01日 | 芸能・entertainment




三鷹の森ジブリ美術館などで大切に保管されてきたジブリ作品の
レイアウト画を一挙公開する「スタジオジブリ・レイアウト展」
東京・大阪の2大都市で開催され 大人気のレイアウト展の日本3番目の開催が ”徳島 ” となる
展示されるのは「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」まで
高畑・宮崎監督がジブリ以前に手掛けた作品も含め約1300点

「アルプスの少女ハイジ」で高畑・宮崎両監督がいち早く取り入れたと言われてる
” レイアウト ” という工程は 1枚の紙にキャラクターや背景 カメラの動きなど場面の
すべての要素を詰め込んだ いわば「映画の設計図」

本展を体感すれば ジブリ作品の魅力がさらに伝わるはず
友人や家族と一緒にジブリ作品のさらなる奥行きを感じてください
ジブリアニメの魅力を支える根幹ともいえるとっておきの ” 秘密 ” が明かされる!



そんな 作品製作の舞台裏&秘密が 手に取るように分かる 「スタジオジブリ・レイアウト展」を
週末ETC割で高速走らせ⇒松山から200km所要時間140分な
徳島県文化の森近代美術館まで観に行ってきました

会場内で作品ごとに分けられた直筆なレイアウト画には 各担当スタッフに宛て 
配色などあれやこれや こう仕上げてくれ!と詳細な指示が書きこまれた 
汗と英知の結晶の記録が並んでおり 改めて作品に対しての迸る情熱をひしひしと感じましたから…
そうした作品に対する愛情&拘りが実を結び 世界でも認められる宮崎監督が在るのだと思いましたよ



特にオフィスビル2階半ぶんに相当する 天井の高~い展示室に並ぶ600枚の(!!!)画が並び
畳12畳×2枚の湯屋の原画も含めた 「千と千尋の神隠し」のコーナーでは 
改めてその才能には圧倒され 叩きのめされました=監督は天才越えて 鬼才です!

もっとも そこまでの領域まで達すると アニメの礎築いた 手塚先生同様
家庭(奥さん+子供さん)の事は ほとんど顧みず 自らの信念を貫いていっただけの 
破天荒な(昭和の天才漫才師・横山やすしさん ばりな)父親
家庭人としては失格
!って言い換えることも出来ますけどね

たぶんにもれず 手塚先生もそこに近いとこあった

で 過剰なクオリティ追い求めたあとに残ったのは
↓ 
多額の負債抱え+理不尽な要求&体
力の限界に耐えかねたスタッフの離脱だけだったから。。。

ジブリの場合 そんな 悪評は特には聞きませんけどね
(でも息子さんが担当した ゲド戦記の評価は哀しい位低いけど・・・)

今回の作品展は魅力的な原画ばかりでしたが 
当然著作権の問題があり 撮影は禁止=ご法度=常識(お約束)! 
でも中学生の女子3人組が 来館者の列を少し邪魔して(遮って)まで「記念写真」撮っていたのは 
追っかけて学芸員に制止させ 取っちめてやろうかと思いましたけどね 
他の多数の来館者はすべて年齢関係なく常識+良識ある方ばかりだったので 残念です



写真1枚目と4枚目は 特製シールに
オリジナルな「まっくろ・くろすけ」を書き込んで壁面に貼っていこう!ってコーナーです 
このときはまだ開催して1週間程度でしたから 充分余白がありますが 
4月の開催終盤には ホントにまっくろけになってることでしょう
2枚目は告知ポスター 3枚目はトトロのお腹の上に乗った気分で写真撮れる箇所ですね

特にこの記事読んでいる昨秋サントリーミュージアムの展示見逃した近畿(大阪・京都・神戸)方面の方 
全国巡回は始まりましたが 今後各地開催のスケジュールは現時点で未確定なんだそうです

そんなわけで 是非そんな遠くない徳島の展示終了するまでに 週末ETC割使い 
帰りに徳島ラーメンも食べようかなぁ~☆って気楽に訪れてみてはいかがでしょうか?
駐車場は多少待たされる時間帯もありますが 駐車台数は十二分に確保されており
警備員さんも迅速+的確に誘導してくれるのでストレスにはなりません

その際は プラス¥500で貸し出され
懐かしの劇中音楽も効果的に流れる高音質な音声ガイドも併用すると さらに深く楽しめますよ☆
 
詳細と概要:
http://www.jrt.co.jp/hansoku/ghibli/ アクセス:徳島IC(徳島道・松山方面)降りて20分 
鳴門IC(高松道・広島 岡山 高松方面+神戸淡路道・大阪 神戸方面)降りて35分。。。お奨めです(^-^

補足です 特に春休み期間中の3連休は絶対避けたほうがベストかも駐車場台数足りないから
周囲には コインパーキング全くありませんので