今日食事バランスガイドの説明があったので講演会に行ってきました。
平成12年に健康で豊かな食生活の実現目指して策定された「食生活指針」ですが、あまり国民になじみがなかった気がします。
そこで、厚生労働省と農林水産省が食事の望ましい組み合わせやおおよその量を親しみやすく分かりやすいイラストで示した「食事バランスガイド」を策定しました。
フードガイド(仮称)検討会報告書は農水省HP にあるそうです。
イラストがないと説明しにくいのですが、1日分の料理の組み合わせとおおよその量をイラストで示しています。イラストを見ると分かりやすいと思います。
簡単に説明すると
主食(ごはん、ぱん、めん)・・・5~7つ ごはんだったら中盛り4杯程度
副菜(野菜、きのこ、いも、海藻料理)・・・5~6つ 野菜料理5皿程度
主菜(肉、魚、卵、大豆料理)3~5つ 3皿程度
牛乳、乳製品 2つ 牛乳だったら1本程度
果物 2つ みかんだったら2個程度
ここには油脂、砂糖については触れられていませんが、注意しなくてはいけません。
私からすると常識と思うのですが、やはり一般にはそうではない人もいっぱいいますよね。食について考えてる人は、主食、主菜、副菜と揃えて食べてると思いますが、やはり、1人暮らしの人、外食が気になるところです。
それと、主婦の昼食は問題だそうです。余りもので簡単に済ませることが多く、実は栄養失調という主婦もいるようです。昼食もしっかり食べなくてはいけませんね。特に子供がいたら子供と昼もしっかり食べましょう。
果たして一般の人がこの食事バランスガイドをどれだけ目にしてるかということですが、東京メトロ、ゆりかもめの電車の吊り広告になってるそうです。
社員食堂などではバランスガイドを示してあるところがあるよううですが、まだ一般のレストランなどでは見たことがないので、国民に知ってもらうにはかなりアピールが必要だと思います。
食生活指針もそうですが、せっかく策定されても、一般の人が知る機会というのが少ない気がします。
私は職業柄知るチャンスがありますが、一般の人はよほど興味がある人意外が目にする機会ってあるのでしょうか?
食について考えてる人はこのバランスガイドがあろうがなかろうがきちんと食べてると思うので、食べることはどうでもいいとか、毎日外食という問題のある人にこそ見てもらいたいものだと思います。
このバランスガイドが国民に浸透し、毎日の食生活に活かしてよりよい食生活が送れたらと思います。