「体質の良い子に育てましょう」の著者小児科医亀山静夫先生の毒舌、ユーモアおりまぜながらの講演会に行ってきました。
講演についてまずかいつまんで紹介します
「
アトピーについて
・乳児型アトピー
0歳~2歳のアトピーは妊娠中のお母さんの胎毒。湿疹が下がってきて(頭、顔、体)時期がきたら自然に治る。
生後3ヶ月前から出ると重症化する。食物アレルギーが多い。
ただ、自然に治ると言っても、現代の冷えや汚れる(添加物、化学物質)環境だとただ治るものではない。
・成人型アトピー
2歳以降発症。本人自身がためこんだ毒素の蓄積でなかなか治らない。食べ物より環境が影響する。
アレルギー検査について
IGE抗体が高いほどアレルギー起きる。100くらいだと治るそれ以上でも努力で数値は下がる。数値が上がっていかなければ成人型へいかない。
軟膏について
ステロイドは赤みかゆみ消炎効果あり、かび、ばい菌増える。
長期使用(2週間)避ける。2週間経ったらまた対策考える。やめることを原則に使うが、だったらできたら使わないほうがよい。
内服薬について
抗アレルギー薬・・・ゆっくりおだやかに抑える。ダムをせきとめるようなもの。
抗ヒスタミン薬・・・じんましんなど即効性あり、眠くなる。
必要な薬なのかよく検討し、ダラダラ飲まない。
体に入る毒素減らす・・・水、空気、食べ物、薬、化学物質、ストレス(心の汚染)
体から出す毒素増やす
赤ちゃんは1日に何度も便が出て、毒素出したほうがよい。
ストレス・・・プラス思考で自分自身の考えを変える。悪いことよりいいこと考える。ためこまず発散する。
子供には小さい時悪いこと(いたずらなど)いっぱいさせて、物事の善悪教えていく、ただ押さえつけてはいけない。
食べ物について
悪いもの減らす
・バナナ、レモンなど輸入かんきつ類防かび、農薬漬け
・添加物・・・1年に4キロくらい体に入るこれを少しでも減らす。着色料を減らすだけでもだいぶ減る。
・農薬・・・生で食べず、火を通しただけでだいぶ減る。
・獣類(肉、牛乳、チーズ、レバーなど)炎症起きやすい
・油脂類・・・炎症起きやすい
・魚・野菜を中心に食べるのがよい。ただ注意するのは
野菜・・・仮性アレルゲン、あくの強いもの
ほうれん草・・・しゅう酸、ヒスタミン
なす科・・なす、トマト(アセチルコリン、ヒスタミン、すぎ、ひのきと同抗原)、じゃがいも(イネ科共通抗原)、唐辛子
2歳まで親の管理で除去できるが、2歳以降は、教育、しつけも含め除去進める。ただ食べちゃいけないと言ってると、大きくなってから食べたがってしまう(おかしばかり食べるなど)
妊娠、授乳中・・・魚、野菜中心に
卵については、妊娠8ヶ月~生後8ヶ月食べないほうがよい
油について
大豆油以外使用する(なたね、オリーブ油など)。油の大豆は輸入品で農薬漬け。
外食や惣菜は、大豆油なのでアトピーの子が食べるとかゆくなる。
パンについて
パン食の子アトピー多い。米より、小麦は農薬が多い。輸入小麦は粉にしてから農薬散布。
大豆について
おでこ、耳切れは大豆のアトピー。にきびの原因も豆。
安いしょうゆは、大豆の絞りかすにアミノ酸、防腐剤の添加物だらけ。
妊娠したら豆菓子(きなこ、チョコ、コーヒー、ココアなど)やめる。普通に、豆腐、納豆食べるのは問題ない。
玄米、もち米
玄米・・・からつきなので農薬多い。
もち米(もち、おこわ、おかき)・・・体酸化する。
冬悪化アトピー・・・冷え性で血の巡りわるくなり、皮脂が足りなくなる。過湿しすぎると、ダニ、かび増える。
夏悪化アトピー・・・体に毒素たまっている。
解熱剤は使わないほうがよい
特にアトピーの子供はぜんそくにつながる。
6ヶ月~6歳の間に熱を出して免疫力がついていくので、熱を出すのはよいことと考える。
40度あっても、赤くて元気があるなど様子を見る。すぐに解熱剤使わない。将来的に見ると、解熱剤使わず、自分で免疫力をつけていくのがよい。
とこんな内容でした。
最後に先生がほどほどにというのが長続きの秘訣だと言ってました。最初から100%やろうとすると続かないから、少しづつやっていくと長い目でみるとよいということです。
話しの内容は、だいたい今まで聞いた内容ではありましたが、先生の具体的に例をあげながらの話しはとっても楽しく聞けました。
食べ物についても、生活についても先生が話していたことはできるだけ気をつけているし、かいが産まれてからのこの2年で今まで以上に気をつけやってきましたが、まだまだやることがたくさんあるなあという再確認にもなりました。
そして、今妊娠中で最近ちょっと好きなものを食べたり気の緩みがあったので、またお腹の赤ちゃんに毒素がいかないようにさらに気をつけようと思いました。
そしてかいについても、最近アトピーの状態がまあいいということで、私自身の気の緩みもでてきたし、今日の先生の話で2歳を過ぎたらただ除去じゃなくて説明もしながらとあったので、そろそろかいにも上手に除去について伝えていけたらなあと感じました。
ただ先生も話していたように、現代社会で生活していたら、添加物、化学物質が全くない生活はできないから、ほどほどにしながらこれからも楽しく生活していけたらなあと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)