ここ数日だいぶ暖かくなり、雪が少しづつ溶けてきました
さて子育てについて書いているこのブログですが、先日りーたんの7回目の誕生日を迎えワーキングマザー5年生を迎えたので、この5年間を振り返ってみたいと思います
2年前の異動で老人ホームに勤務していますが、その前は子どもの施設で働いていました。
朝は怒りながらドタバタ子供たちを保育園へ送り、帰りはばばに迎えをお願いしてドタバタと帰ってきてごはんを作り食べさせ、お風呂に入って子供たちと一緒に9時くらいに寝て3時起きという生活を送るようになりました。
ただ最近寒さと疲れで3時起きが難しい日がかなり多いですが・・・
不規則勤務で、拘束時間も長く子供たちと一緒にいられる時間は短く、仕事は大変で毎日心身共にクタクタだし、かいは保育園で大暴れで先生からは私の愛情が足りないせいだと責められ、何度仕事を辞めようと思ったことか。
余裕は全くなく、自分ばかりが大変だと思っていました。
異動先は不規則勤務はなく、だいぶ余裕もできましたが、祖父母の体調によりお迎えをお願いできなくなり、子供たちの習い事、スポーツが増えたので、前と忙しさは変わりませんが、気持ちに余裕ができた分だいぶ楽になりました。
仕事以外にも、学校の役員、子ども劇場の活動、子供たちの習い事やスポーツなどやりたいことをさせ、そして私も一緒にMTBやスキーをするようになったり、仕事関係やその他研修セミナーに参加したり、ボランティア活動に取り組んでいるので、周りから
「仕事もしてよくそんなにいろいろできるね」
と言われます。
その中には
「仕事をしてそんなにいろいろやって子育てをきちんとしているのか」
「子供を連れまわしている」
と批判的な言葉もあります。
仕事、家事、育児を一生懸命するのはもちろんですが、忙しいと言っても自分の家のことだけでなく、それ以外の活動から学ぶことって本当にたくさんあります。
それまで自分の利益ばかり考え利己的だったのが、利他の心を持つことができるようになりました。
子どもの活動に関わるのはきっと今しかできないことだし、今のこの忙しさは数年経ったら懐かしくなることでしょう。子供たちと一緒に活動し、子どもの成長と共に私たち親も成長させてもらっています。
ボランティアから学んだこともたくさんあります。
ボランティアは、既存の社会システム、行政システムに存在しない機能を自由な発想で補完すると言われ、自分より他人の幸福を願うことそして、人のために何かをすると同時に自己実現の場でもあります。
何のとりえもなく、認めてもらうことがない私が子供のころ唯一認められていたのは、小さい子の面倒を見ていたこと。
これが私の福祉の仕事に就く原点だと思っています。
福祉の仕事につき、長いこと経ちますが、仕事の枠の中ではできないことがたくさんあるので、ボランティアをする中で発見があり、仕事に還元できたり、子どもたちと一緒にボランティアに参加することで、子どもにも自分のことだけを考えるのではなく人を思いやる人間になってほしいと思っています。
ボランティアは人に何かをしてあげるだけでなく、何かをしたことによって相手が喜んでくれることも自分の喜びになります。
そして何より、自発的に集まる方々の中にいると本当に学ぶところがたくさんあります。
きっと私が子供のことにしか目がいかなかったとしたら、毎日がみがみ小言ばかりいう母親になっていると思います(今でも十分ガミガミか~)
仕事をしていても、子供たちのやりたいことをさせ、自分も一緒に楽しみ、子どもと一緒に成長していく。
たくさんの人に協力をしてもらいながらですが、目の前だけでなく周りを見ながらそして前に日々進んでいく、
ワーキングマザー6年生としてがんばっていきたいです