先日2つの講演会に参加してきました。
うまくまとまらないかもしれませんが、とてもいい講演会だったので紹介したいと思います。
1つは私1人でそしてもう1つはパパ向けの講演会だったので、パパに付き添いで2人で参加しました。
感動すること、育つこと~親も幸せになれる子育てしてみませんか?~
という永野むつみさんの講演会を聞いてきました!!
朝5時からの仕事でその後の講演会だったので、忙しい1日でしたが、本当に行ってよかったです。
笑って、泣いて感動のたくさんあるお話・・・
私たちが子どものころは、子どもだけで外で遊んだり、子どもの世界があったなあ~ってことです。
そこで、小さい子の面倒を見てあげたり、見てもらったり。
うちは母親は働いてなかったですが、祖父母と離れて暮らしていたので、何かあったらよく近所の人に預けられてました。
でも、今子どもだけで外に遊びに行かせるとか、近所の人に預けるとか考えられないですよね~(私は)。
父親が母親のように子育てしている家庭もあるかもしれませんが、絶対的に母親の負担が大きい。
私も育休中、特にかいが5ヶ月からの2年間、だんなの単身赴任中は子どものことで何か言われるとなんだか自分が責められているような・・・
そして子どもにさえも責められているようなそんな孤独を感じ、子育てしていた1人です。
子どもは親の顔色をよく見ていて、子どもにとってすべてである母親にゆだねられるというのが子育てのつらさじゃないかというようなことを言われていてまさにその通りだなあ~と感じました。
そして永野さん自身2人の息子さんの子育ての経験を話してくれてそれがまた分かる分かる~ってことばかりでずばり言い当ててくれたという感じです。
上の子に対しては厳しくしてたのに、下の子に対しては冷静にできるとかまさにうちもそうです。。。
仕事が忙しくて子どもに寂しい思いをさせても「ごめんね」とは決して言わなかったという永野さん。
忙しかったり、かいが「ママ早番行かないで」と泣いて困らせると、
そんな寂しい気持ちを受け止める前に
「ママはなんのために仕事してるの!!生活のためじゃない!!」
な~んて言ったこともあったなあ。。。
でも、これからは自分がなんで仕事をしてるかってちゃんと話してあげられたらなあ~と感じました。
ちなみにりーたんは「ママがいなくても全然平気だよ~お仕事がんばってね」とドライです。男の子のほうが繊細ですよね・・・
そして電車の中で子どもが靴を履いたまま、窓の外を見て、隣の人に白い目で見られ、「なんで靴脱がないの~いつも言ってるでしょ」という一こまから、本人だけに言ってるのではなく、周りの人に対しても言っているというのも、よくやってるなあ~。
最近はだいぶ落ち着いたものの、落ち着きのないかいは走りまわったり、どこかから落ちたり、周りの人から白い目で見られたり、言われたこともありました。
その度に
「あんたのせいでママが嫌な思いをしたじゃない」
って気持ちで正直怒っていたことあります。。。
それって何が大事かって忘れちゃってたなあとつくづく感じます。
ほかにもたくさんたくさん、自身の子育て話を交えながらの素敵なお話を聞き、こんな時代だからこそ、絵本、演劇、音楽などなど芸術に触れたり、感動する体験を通しいろいろ感じ、文化の棚を増やして欲しいということでした。
今仕事が忙しく子どもたちとゆっくり過ごす時間はありませんが、だからこそ一緒にいられる時間を大切にし、さまざまな感動体験を一緒に楽しめる機会をたくさん持ちたいと思います。
本当に素敵な方で、もっともっといろんなお話が聞きたかったです。
家に帰り、朝から留守にしていたので子どもたちはもちろん「ママ~」と飛びついてきました。
いつもだったら「もう疲れてるのに~」と思うのにいっぱいいっぱい抱きしめてあげると満足し自分の遊びに入っていきました。
どんなに忙しくても、ちゃんと子どもを受け入れてあげる、見ててあげるなんだか最近それを忘れていた気がします。。。。
これからの子育てでたくさんの素敵なヒントをいただけたようなそんな講演会でした
ワークライフバランスセミナー
パパも一緒に!楽しく子育て
~仕事と育児にハッピーバランス~
講師 NPO法人ファザーリングジャパン 安藤哲也
「Fathering ファザーリング=父親であることを楽しもう」
という言葉は初めて聞きました
ファーザーリングの理解、浸透こそ「よい父親」「笑っている父親」を増やし、働き方の見直し、企業の意識改革、地域社会の再生、次世代の育成につながる。
そして子どもを大切にする社会は、母親のストレスを減らし、子どもが安心・笑顔で暮らせ、中長期的に見て少子化のブレーキとなる。
女性は妊娠、出産と身をもって母となる準備や実感がわくものの、男性は父親になるという準備があまりできないまま1,2度の両親学級でお風呂の入れ方など習っただけで父親となるという人が多いのではないか。
男性でもよっぽど子育てに関心がある人でなかったら、生まれる前から女性ほど出産、子育てについて不安に思ったり、育児について考えたりしないんじゃないかな~と思います。だから赤ちゃんが生まれた時点で、すでに育児に対する父と母の温度差はありますよね。
ファザーリングジャパンのセミナーやワークショップでは、パパたち向けへプレパパに心構えを話したり、働き方を考えてもらったり、実践としてお料理教室をしたりとパパもママのように子育てに関わろうという活動をしているということでした。
男性子育て悩み
①仕事が忙しくて育児時間が取れない
他の国と比べても日本は働きすぎ!!
②子どもとどう向き合っていいか分からない
③子どもが生まれてから夫婦関係が悪化した
↓
父親不在、母親過干渉のような子育てをしていると
子どもの自己肯定感、自尊心育たない、自立を阻害などの弊害がある
バブル期以降~父親は会社にどっぷりつかり、家庭は寝に帰る場所であり、ホームでなく、アウェイになりつつある。そしてますます家にいづらくなり、仕事は、認められたり、自分のポストが保障されるから会社にいたほうがいいというようになってしまう。
現代の父親に必要なパパ力
①ママを支える
②パパ友をつくる
このパパ友って大事な気がします。ママはママ友がいて子どものことや家庭の悩みを話して気分が晴れたりすることがたくさんあるし、子どもを通して今まで素敵な出会いがたくさんありました。
夏にBBQをパパのお友達としましたが、パパたちが子どもと一緒に遊ぶ姿がとてもイキイキしてた印象があるので、パパと子どもだけでのおでかけが楽しめるようになるといいなあ。と感じました。
父親であることを楽しもう。
地球上で父親ほどすばらしい仕事はない。
育児は期間限定のプロジェクトX。
育児は能力開発の機会、アナザーワールドへの入り口。
よい父親でなく、笑っている父親になろう。
パパが家事、育児をすると社会的には・・・
男性が育児参加するほど、出生率はあがり、
女性が出産後も就労するほど出生率はあがる
父親が変われば家庭が変わる、地域が変わる、企業がかわる、そして社会がかわる
というような内容の講演会でした。
日ごろ私が思っていることをずばり言い当ててくれたようなお話でした。
育児休暇取得、子育て手当てはもちろん大切ですがそれよりも少子化対策に一番有効な手立ては私は父親・社会が変わることだと思っています。
現代ほど、母親の負担が大きい子育てはないと言われています。今月は児童虐待防止月間ですが、そんな母親に対する負担から児童虐待問題も後を絶ちません。
育児、家事は基本的に女性の仕事その考えは時代が変わったといわれる今でも変わってないですよね。
昔だったら、社会に出ないまま結婚、出産と家庭を持つことが幸せという時代もあったでしょうが、今の女性は20代に仕事で活躍したり、遊んだり自由な時間がある時代。
そして結婚し、男性は独身と変わらず(仕事・遊び)生活してるのに、女性だけが家庭に縛られていたら、楽しいと思えず子どもは1人でいいわ。という家庭が増えているというようです。
この講演はお友達が主催者だったので誘われ、パパと行くことにしましたが、2人で聞きに行けてよかったです。
パパも「いい話が聞けた」と言っていたので、少しづつ意識が変わってくれたらいいと思います。
毎日仕事、家事、育児と私の負担が大きく、私ばっかりという気持ちが大きいので、パパにもそういう言動をしてしまうことがあるのですがそれは反省したいと思います。
変わっていかなくちゃと思うパパがどんどん増えていったら、家庭、会社が変わり、本当に世の中が変わっていくんじゃないかなあと感じられる講演でした。
夫婦協力し楽しく育児をし、楽しい家庭にしようと改めて感じました。