先日かいのサッカー試合がありました
負けたら終わりのトーナメント戦は初参加。
予選3試合勝つと準々決勝はアルウィンということで、子どもたちは、
「アルウィン行くぞー」
と盛り上がってました
が・・・・
1,2試合目は順調に勝ち、3試合目。
相手は昨年の準優勝のチーム。
前半、相手チームのエースストライカーにPK含め2点を決められると、子供たち完全に気持ちで負けていました。
前半はなんとか2点でおさえていたのに、
後半になると、どんどん点が入っていくのに、子供たちは走ろうとしない・・・
いつもだまって子どもたちに考えさせるコーチもさすがに負け犬のような子どもたちに向かって
今まで聞いたことにない大きな声を出している。
それでも、子どもたちのやってやるぞーという気持ちは感じられず、コテンパンにやられてしまいました。
保護者にあいさつに来た子どもたちは、目に涙をためてくやしい様子
私たちもその姿を見てもらい泣き
でも、悔し涙はどこへやら・・・
着替えながら子どもたちはいつもの様子に。
よく言えば立ち直りが早いのか
でもそんな様子を見た
コーチから子供たちへの言葉。
「強い相手に屈せず戦う気持ちは今日は全く見えなかった。勝つために戦わないのはスポーツ選手としては失格。
ぼこぼこに殴られてずっと下を向いているのと同じだ。
どんなに強い相手で点を入れられたとしても、立ち向かう姿勢が今日は無かった。
今までコーチが指導して、プロになった選手たちは、試合に負けた日は悔しくて、
試合が終わった後みんなだまって帰り、帰ってからも練習していた。
負けたチームに次に戦ったときに勝てた時は最高にうれしかった。
これからお前たちは、受験だったり、社会に出たり、いろいろな困難に立ち向かうことや、
人生でつらいこともある。
結果はどうあれ、負けてもいいから、戦う気持ちが大切。
コーチや親に言われてやるのではなく、自分自身がやるめきことに気づいてやることが大切。
今日の試合を忘れないでいて欲しい」
今年負けなしのまま悔しい思いをせずきたチームメンバー。
コーチの言葉を聞き、今日の試合をどう感じただろうか。
かいは、ほぼ毎日休みなくサッカーだけでなく、エレクトーンのレッスンに行ったり、
SWANのトレーニングにも参加し、これからはスキーシーズンにも入る。
忙しい小学生ではある。
でも、絶対に勝ちたい、勝つためにはどうしたらいいか、
知識としてはあるけれど、まだスイッチが入っていない感じがする。
親がどれだけ言っても、コーチに言われてもきっと本人が本当に心からやってやるぞーとならないと何をやっても、
本物になれない気がする。
ただその時を待つしかないのか、やる気にさせることができるのか、
今回の負け試合で子ども以上にいろいろと考えさせられました。
いつの日か気持ちのスイッチが入るまで、親は一番の応援団でいたいと思います