「子供が育つ魔法の言葉」という本を読みました。
子は親の鏡という詩は、以前皇太子さまが何かの会見で、朗読されているのを聞いてから気になっていましたが、この本はその詩を一行ごととりあげて、子育てで大切なことが書いてあります。
私が気になった文章をいくつかあげてみると
完璧な手本になる必要はない
感情的になってしまったらそれを認め、子供に謝ることができればよい。子供はそんな親の姿から大切なことを学ぶ。
隣の芝は青く見える
あれができないと欠点ばかり見ず、長所を見るようにする。
人の気持ちを思いやる
子供を厳しくしかりつけると、おどおどし、罪悪感を持ち、萎縮し、やる気を失ってしまう。
広い心で接する
親であることは忍耐のいる仕事。子育てはこの世で一番大変な仕事と言われる。しかし、また子育てほどやりがいのある仕事はほかにはないでしょう。そうは分かっていても、どうしても堪忍袋の緒が切れて子供に辛く当たってしまうこともあります。
親の愛とは子供を無条件にうけいれること
子供を無条件に愛することと、甘やかすことは違う。受け入れながらも悪いことは悪いと教えることが必要。
子供に信用される親になる
子供は、親は約束を守ってくれると期待しています。親はその期待にこたえなければいけません。
わきあいあいとした家庭で育てば子供はこの世はいいところだとおもえるようになる
厳しくしつけなくてはいけないときでも、頭ごなしに叱りつけたり、無理やり従わせてはいけない。子供を信じ、支えることが大切。
と他にもたくさんあるのですが、これくらいにしておきます。
実例をおりまぜながら書いてあるのですが、そんなの理想だよと思うことから、そうかと納得することまで、勉強になりました。
先々週、ちょっと子育てに行き詰ったりもしていました。鼻水が出ていたので、具合も悪かったせいもあると思いますが、かいはキーキー言うし、イライラしちゃいけないって分かってもお出かけもできず、ストレスがたまりイライラしたり、それでまたかいはキーキーの悪循環・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
かいはどこへ行っても大暴れで、なんでこんなにうるさいんだろうとか落ち着きがないんだろうって思ったりしましたが、この本を読んで、それも考えようで、とっても元気で活発って思えば、なんてことはなく、一緒に私も家で騒いでみたり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
ごはんはしっかり食べさせなきゃとか、早く寝せなくちゃとか、しつけはちゃんとと、なんだか完璧を求めて、あせっていたなあと思います。のんびり構えると意外とすんなりいくものだったりします。
もちろんただ甘やかすだけではなく、悪いことは悪いと教えたりは大事ですが、感情で怒ることだけはいけないなあと思いました。
子供は親のやることをよく見たり聞いたりしていると最近実感します。言葉で言うより、自分の言動で示すのがやっぱり一番なのかもしれませんね。
先週とってもうれしく楽しいことがあって、それ以来かいがキーキー言わなくなった気がします。自分がウキウキしていてそう感じるだけかもしれませんが。そして、今まで以上にかいがかわいく感じます。もちろん今までもかわいかったんですけどね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
自分の気持ちで振り回してはいけませんが、自分も楽しい気持ちだと子供も楽しい気持ちになれるんだと改めて感じました。
子育ては大変なことも多いけど、もちろん楽しいこともいっぱい。
子は親の鏡
かいのいい鏡になれるよう楽しく子育てがんばるぞ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)