風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

三保散歩

2009年03月07日 | 三保

先日、久しぶりに三保海岸へ行ってきました。
雨の日が多いこのごろ、その日も午後からはもう下り坂という予報が出ていましたが、少しの晴れ間を逃すまいと、夫と一緒に、愛犬ポポを連れ、急いで出かけました。

何度、ここへ来ても、松林の向こうに海を見ると、わくわくしてきます。
それはポポも同じようで、ぐんぐん前に出て行こうとします。
羽衣の松から灯台の方向へ、波打ち際を歩きます。
途中から、自転車歩行者道へ上がり、松林の歩道を通って、再び羽衣の松へ戻っていきます。

歩道を歩いていたら、コンコンコンコンと音がしてきました。
「キツツキみたいだな」と夫が言い、二人で木々を眺めました。
するとまた、別の方向から、コンコンコンコンと規則的な音がします。
目をこらして見ると、やはり、鳥が何羽もいて、松の幹や枝をつついています。
幹の色に同化しているような色の鳥です。

こんなふうに木をつついているのを、実際に見て聞いたのは初めてのことです。
カメラを向けましたが、うまく写りません。
この木↓に3羽ほどいたのですが……。



あとでネットで調べてみたら、コゲラのようでした。

鳥たちを見たあと、さらに歩いていたら、松の苗木が植えられているところに来ました。



これらの木は、私たちよりうんと長生きをして……。
私にはまるで想像できない数十年後の世界も、ずっとずっと見続けていくんだろうな。
そんなことを思いながら、帰ってきました。

帰りの車の中、ハンドルを握る私の隣で、ポポは夫の腕の中、ぐっすり眠っていました。