最近、ネットやらツイッターやらで。この日付をよく目にする。
なんでも どこぞの学者の解析に寄れば…
「マヤ文明の正確無比な暦の最終日がこの日」なんだそうである。
よって この日に災害が起こるとか、この世の終末だとか
例によって 話に尾ひれがどんどんくっついて 拡散しているようである。
正直なところ「はぁ~ そうなんですか。またですか。」以上の感覚が持てない。
だれだって 偉そうな肩書きを持つ学者が
具体的な日付を提示すれば 一抹の不安を 持ってしまうだろう。
オジサンだって 「ひょっとしたら そうなのかも?」と
ちょびっとだけ 不安になる。
まして、震災やら原発事故やらの 直後である。
「想定外」のことが 目の前で 発生し… 現実に知人を何人も失ったのだから
このような風説に 心が動揺しない方が おかしい。
オジサンは たっぷり 一晩考えて 女房様に こう提案した。
「なぁ~ マヤ暦の 最終日は 10/28なんだってよ。」
「始まったぞ。馬鹿旦那のイミフ発言! んで?」
「我が家は どうするかね?」
「はぁ~ なんのこっちゃねん?」
「我が家としても 何か 対応策を 立てるべきではないかと…」
「旦那に 何が できると 言うのだね?」
「何にもできねぇ~なぁ~」
「そんじゃ~ とりあえず 灯油 買ってきてくれる?」
「はい? 灯油ですか?」
「停電になった時のために こないだ反射式ストーブ買ったでしょ?」
「そういえば そうですな。」
「ストーブだけあったって、灯油がなけりゃ動かんのぉ~」
「はぁ~ それも そうだね。んじゃ~28日までに買っときます。はい。」
かくして 偉大なる(?)科学者の警告は
旦那の灯油購入に変換されただけなのでした。あははは。
ノストラダムス様のときも こんなオチだったような気がする。
真面目に 今週を 生活しましょう。そうしましょう。
だって 来週は 必ずやってくるのだから。ははは。