プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

読書備忘録(32)

2014-06-28 | プクニの本棚

『デシート』神埼和幸/幻冬舎ルネッサンス(2010年12月)
財閥会長の息子が犯した殺人をもみ消すため、次々と企てられ実行される殺人事件。
巻き込まれてしまったある女性に恋した探偵が、たった一人で巨大財閥相手に
挑んでいくミステリー小説。
よく練り上げたストーリーで、一気に一夜で読みあげてしまいました~。
面白かったですよ。
ただ、似た人をそれぞれ二人も捜すの大変だったろうな・・・と(笑)
探偵さんならではの行動にもなるほど。
神埼さんのブログを読んでいたので、
チーズケーキが出てきたくだりには笑ってしまいましたよ。
次作もあるのでしょうか?!





『腹心の友たちへ』村岡花子/河出書房新社(2014年2月)
NHK朝ドラに触発されて読んだ本。
『赤毛のアン』の翻訳で知られる村岡花子さんは生前15冊以上のエッセイ集を
刊行されていますが、本書はその中から約50編を厳選したもの。
アンの生き方にも通じる
「(曲り角のある細い道に)どんなに困難があるように見えても、
勇気をだしてゆくときに、やはり、そこにも自分が夢見た道とおなじように
いいえ、それ以上に幸福があることをさとられると思います」が心に響きました。





『オードリーヘップバーンという生き方』山口路子/新人物文庫(2012年11月)
「永遠の妖精」と謳われ、今もなお世界中から愛される女優、オードリー。
コケティッシュな笑顔、洗練されたスタイル、二度の結婚、二人の息子たち、
そして晩年のユニセフ親善大使としての慈善活動。
ブレのない完璧な人生。けれどもその陰で彼女は不合理なほどに
愛情に飢え、悲しみをかかえていた・・・。
オードリー語録とともに気品あるスタイルを描き出す、あたたかな色彩に彩られた一冊。
~裏表紙より~
オードリーってブリュッセル生まれのベルギー人だったのですね。
ちょうどベルギーに行く前に読んで嬉しくなっちゃった。





『石川くん』枡野浩一/集英社文庫(2007年4月)
姉から「面白いよ!」とすすめられてそのまま忘れてた本、やっと読みました。
~「啄木の短歌は、とんでもない!」と糸井重里も驚嘆。
親孝行で清貧という石川啄木のイメージは大誤解だった!?
本当は仕事をサボって友達に借金をしては女の人と・・・。
そんなサイテーな、だけど憎めない「石川くん」をユーモラスに
描いた爆笑エッセイ集。~裏表紙より
「石川くん、おちびで、おねぼうさんなおでこちゃん」との
枡野氏の愛ある?いじり、つっこみに爆笑。
現代語訳も解りやすい。
少し前に見たNHKドラマ『足尾から来た女』の
石川啄木像はうまく捉えていたってことね。
コメント (2)
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