ブルグ広場でランチの後、レストラン横の聖血礼拝堂に寄りました。
市庁舎と隣接しているこの礼拝堂は1150年頃の建築で、
下部の聖バジリウスの遺骨堂はロマネスク様式、
上部の礼拝堂は15世紀末にゴシック様式に改築されています。
こちらは2階の礼拝堂。
ここには12世紀に十字軍に参加したティエリー・ダルザスがコンスタンチノープルから持ち帰った「キリストの流した血」を納めた「聖血の遺物」があるのです。
ちょうどその開帳時間で、大勢の人が並んでいました。
祭壇に上って司祭の見守る中、信者の人たちが拝見していた「聖遺物」。
厳かな雰囲気のなか、私たち信者でも無いのに並んじゃっていいものか解らず
並ぶのを辞めてしまったのだけれど、
寄付金を入れて誰でも見ることはできたのですね。。。
あぁ、見とけば良かったゎ。
いったい「聖血の遺物」とは!?と、家でググってみたら
撮影は禁止のはずなのですが、
ウィキでヒットした写真があったので転載しておきます。
キリストの流した血。。。ホント?!
そして、こちらは2階に上がる途中右側に隣接していた聖血博物館。
ブルージュでは毎年キリスト昇天祭の日に”聖血の行列”が行われます。
今年は5月29日だったらしい。
1617年に作られた聖血の聖遺物箱、礼拝式用の衣装や絵画等が展示されています。
”聖血の行列”のビデオも流れていたので、
昇天祭がどんなだか見ることが出来ました。