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プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

読書備忘録(26)

2013-12-27 | プクニの本棚
   
『小さいおうち』中島京子/文芸春秋(2010年5月)
元女中のタキ自身の回想録を基とした
かつて奉公していた東京郊外のモダンな赤い三角屋根の小さなおうち、
平井家でのある秘めやかな恋愛について回顧する物語。
2010年の直木賞受賞作。
昭和初期のころの人々の生活がかいま見られて興味深い。
山田洋次監督により映画化、来年1月25日よりロードショーされるのですね。
松たか子の時子奥様がピッタリ♪




『おおげさがきらい』池波正太郎/講談社(2003年2月)
昭和31年~平成1年までの間に新聞・雑誌等に掲載されたエッセイ約250編を5冊にまとめた
その1冊目にあたる池波正太郎未刊行エッセイ集1
若き日の作家への転身までの仕事あれこれ、戦争体験、芝居、家族の話し。。。などなど
昭和のにおいと共に楽しく読むことができた1冊。
他の4冊も順に読んでいきたい。
TVでお馴染みの鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人・藤枝梅安の3大シリーズも読破したい。
あぁ~、今夜TV放送あった「剣客商売~北大路最新シリーズ」は見逃してしまったゎ




『すかたん』朝井まかて/講談社(2012年1月)
朝井さんの作品初めて読みました。もとコピーライターさんだったのですね。
これは朝井さんの3作目に当る本。
大阪の青物問屋「河内屋」に住み込み奉公人となった江戸者の後家人・知里が主人公。
すかたんな清太郎と知里の恋のゆくえや河内屋の今後など。。。一気に読んでしまうほど
面白い作品でした~。
浪速のお野菜等大阪の食文化の事も詳しく調べられててそこも興味深い。
最新作の『恋歌』が第150回直木賞候補になっていますね、そちらもぜひ読んでみよ。




『行儀の悪い人生』マークス寿子/中央公論新社(2013年9月)
生い立ち、研究生活そして永住を決意した英国での最新の暮らしまで。
女性の自立を求め、ひたむきに意をし、仕事をしてきた歳月を率直につづった自伝
~Bookデータベースより~
イギリスの「マークス&スペーサー」の創業者一族であるマークス男爵と再婚。
でもそのままマークスを名乗られているから離婚されていたとは知らなかった。
自立した女性であったため、さぞや当時日本では住みにくかったことでしょう。
もう引退されていますが、大学での講義は一度聞いてみたかったなと思う人です。




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