もう少し「自信」について考えてみたい。
そこで、参考になりそうな記事を『R 25』という雑誌でたまたま見つけたので、次にそれを書き写してみたい。
オイオイ考えるってさっきから書き写してばっかで、何も考えてないじゃないかよと思っている読者もいることだろうが安心してくれ、俺の書いた作文なんかより書き写した文章の方がよほど面白くてタメになる。
保証しよう、その自信が俺にはある。
(と言いつつも、これからはじまる記事は、本当に書き写したんでなく、雑誌をスキャンで読み取り、『本格読み取り』というソフトでテキスト化したものだ。
ふりがながふられ旧仮名や難しい漢字を使う古典は、読み取っても内容がバグだらけにるので、キーボードを叩いてテキストにした方が早い。だけど、現代文ならほとんど間違いなくテキストにしてくれる。たいしたものだと感心する。本当は『徒然草』の時にラクしようと考えて買ったソフトなんだけれども古典には使えない。なので『五輪書』もキーボードを叩いてテキストにした)
『R25』(2007 12.6 No.170) p13
「脳と心の両面から考えた『キレる』とはどんな状態?」より
『怒りが頂点に達したとき「もうキレた」って使わないだろうか?
これ「もう怒った!」だとニユアンスが変わるんだよな。でも、「怒る」と「キレる」って本当はどう違うんだろう??
諏訪東京理科大で脳システム論を教える篠原菊紀教授に話を聞いてみた。
「『キレる』と『怒る』は脳レベルではほば同じ。扁桃体から発信される怒りの感情が、前頭前野で我慢できる限界を超えてしまった状態です。脳のメカニズムで説明すると、ある出来事が起きると、まずは喜怒哀楽をつかさどる扁抗体が快か不快で判断します。不快のときに怒りの感情が生まれるんですね。大人がすぐに怒らないのは、怒りにストップをかける前頭前野が発達しているから。ここは、理性や感情を理解したり、アクションを起こしたときの結果などを考える場所です。人間以外の動物は前頭前野が発達していないため、快、不快が行動に直結するし、後先も考えません。ちなみに、前頭前野は最も遅く発達し、最も早く衰える場所です。子供が大人よりも感情を制御できないのはそのためです」
脳レベルでは同じ「怒る」と「キレる」。でも、やっぱりなにかが違うと思うんだけど…。人格心理学を専攻し『キレる青少年のこころ』などの著書がある干葉大学教育学部の宮下一博教授に心理学での「怒る」と「キレる」の違いを聞いてみた。
「『キレる』は定義自体が明確ではないんですよ。個人的には、『怒る』はその原因を他人が理解できる。そして、ある程度の経緯を経てわき上がる感情。『キレる』は原因が他人には理解できず、突発的に起こる感情だと思っています。もっとわかりやすくいうと、『キレる』は怒りの感情のなかでも理性が機能していない状態ですね」
双方に共通する意見では、感情をコントロールできない状態が「キレる」に近いようだ。まさに子供が自分の気に人らないことで怒こっているあれだ。ムカッとしたら「ここでキレたらオレ、子供」と思ってガマンしよう。』
(コージー林田)