墨汁日記

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ないじゃん

2007-12-22 18:24:34 | 駄目
 迷子の迷子のおまわりさん。

 さて、「さん」をつけりゃ良いってものではなく「おまわりさん」って言葉はすでに「警官」という職業を思いきり侮辱している。なぜ派出所勤務のおまわりさんの皆様が怒らないのか不思議である。

 ブラブラ町をまわっているからおまわりさん。

 同じく町をまわっていても、新聞屋さんや牛乳屋さんや豆腐屋さんなどに「おまわりさん」などと言ったら、彼らは怒りはしないだろうが不機嫌な顔をするだろう。それに、彼らはちゃんと目的があって町をまわっている。
 警官みたいに点数を求めて無目的に町を徘徊していないからな。

 女子供の言葉だから「おまわりさん」は容認されているのだろう。

 例は出さないけど、女子供の言葉には以外と侮蔑的な言い回しは多い。
 だが、女子供の言葉だからと社会的に無視され普通に使われている。

 童謡の「犬のおまわりさん」も、警官からしてみるとひどい歌だ。警官という職業を「犬」に例えられた上に、迷子の処理も出来ずに困って泣いてしまうのだから。
 童謡ならなんでも許されるのだろうかと疑問にさえ思う歌詞だ。思いきり警官を侮辱している。(でもそもそも、この国の感覚では警官なんて後ろ指さされるような職業のひとつなのだろうな)