自信は、自分を信じる心。
他者からの評価を気にする人間はあまり自分を信じていない。
本当に自分を信じている人間は、他人からの評価なんか気にしないで、俺は俺だと言い切る。
俺は俺で、他人から何と思われようが言われようが俺は俺なんだよ。他人なんかまるで関係ないよ自分は自分なんだよ。
そこまで自分を信じきれるのなら、自信満々なんだねとその自信を認めてあげたいと思う。そんな子なら誉めてあげたい。
だが、そんな子供はあんまりいない。
自信は、積み重ねによって生まれる。
自分の言葉が人に分かってもらえた。
自分の選んだ事は間違いではなかった。
この2つを、挫折し頓挫しながらも、なんとなくだいたいは間違いではないだろうなと自分の成果を信じられた人間だけが、自信を身につけていく事が出来る。
自信は成功の積み重ねによってのみ生まれる。
常に誰かから発言や行動を否定されて生きている子供は自信を失う。自信は、自分の選んだ行為が成功する経験を繰り返す事でのみ生まれるのだ。
だから、子供なんか放っておけば良いのかもしれない。
自分の好きな遊びを好きなだけ、自分が好きだと思った友達と、誰からも邪魔されずに日が暮れるまで遊びとおせたなら、それは確実に子供の自信となるだろう。
逆に、自分が好きでした事を誰かに否定された子供は、確実に自分の判断を信じられなくなる。子供にはその材料が出来る。
また、子供の自尊心を傷つけてはいけないと思う。幼い子供に、人間関係における順列を教え込もうとすると、子供はその範囲から簡単に抜け出せなくなり、自分の考えより順列を規範とする人間になる。
そこから、新しい発想は生まれないだろうし、もう羽ばたけない。