ありとあらゆる人間は、全てあなたと同じ人間である。
「まぁ、きれいごとでなく言うなら、誰だって自分の命は惜しい。死にたくない。
だけど、死にたくないのは、誰だって一緒だ。
腹が減ったら、なにか食べたいよな。みんな同じ。
生きているから、同じように腹が減るし、同じように死にたくない」
俺はみのりにそう言う。
返答はないので続ける。
「自分が飯を食いたいなら、死にたくないなら、他人だって同じように飯を食いたいし死にたくないない。そして、自分を人間として認めてもらいたいのなら、全ての人間を人間として認めなきゃいけない」
自分だけ、特別扱いしてもらっていながらも、他人は自分の為に存在しているなんて考えるなら、人間ではない何かおぞましい化け物になると思う。
だけど、死にたくないのは、誰だって一緒だ。
腹が減ったら、なにか食べたいよな。みんな同じ。
生きているから、同じように腹が減るし、同じように死にたくない」
俺はみのりにそう言う。
返答はないので続ける。
「自分が飯を食いたいなら、死にたくないなら、他人だって同じように飯を食いたいし死にたくないない。そして、自分を人間として認めてもらいたいのなら、全ての人間を人間として認めなきゃいけない」
自分だけ、特別扱いしてもらっていながらも、他人は自分の為に存在しているなんて考えるなら、人間ではない何かおぞましい化け物になると思う。
今朝も晴れて、空にうろこ雲が浮かんでいる。風は弱く、まだ地面には昨日の暑さが熱気として残っているような感じで、朝からけっこう暑い。今日も暑くなりそうだ。