墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

売春考 賠償について

2007-08-01 19:44:59 | 駄目
 難しいから、俺にも分かって書ける程度な簡単な書き方で書く。
 まず、戦争に負けたら、迷惑をかけた国に『賠償金』を払わなくてはならない。というルールが先進国にはある。
 勝てば勝ち組。
 戦争をはじめたなら、勝ち逃げはありなんだが、負け逃げは絶対に許されない。
 だから、負けたら、戦争による損害を全て負けた国が負担するのだ。
 太平洋戦争と、日中戦争は、別物の戦争なんだけど、日本はアメリカに破れ、全面降伏して武装を解除した。
 それにより、中国にいた日本軍も武装を解除し撤退する。
 日中戦争後、中国は、日本から、いわゆる『賠償金』は1円も貰っていない。
 だが、敗戦後に中国から引き揚げた日本人及び日本軍が放棄した財産・権利・設備は全て中国の物となった。
 また、中国は、日本国民に対する寛厚と善意の表徴として、日本国が提供すべき役務の利益(賠償)を自発的に放棄する。と声明した。これにもとづき、中国の捕虜となった多くの日本軍兵士は、思想教育だけで、裁かれる事無く帰国している。
 これは毛沢東主席の恩赦の賜物である。毛沢東にだけは感謝しても良いかなと個人的には思うけど、それさえ、共産党のなんたらだと言う人が多く、着地したとたんに、貴様はナニナニだと切り捨てられる。意見を持ち、その意見に基づいた発言をするだけで、ナニ色と色を付けられる。

 戦後、やや、しばらくして、アメリカの仲介で中国と日本は手打ちした。
 そして、互いがもつ規範の中で、賠償金の支払いについて議論し難航した。
 
 日本としては、過去に犯した戦争犯罪が後ろ冷たいから、できれば何でもかんでも『金』でかたをつけたい。金でかたがつくならいくらでも払おう。賠償金はいくらだ? いくらでも払おう!

 だが、中国は、主席の意思により、日本から『賠償金』は貰えない。

 その折半として、日本から中国への経済援助という方法がとられた。
 そして、その方法は、その時代には互いの合意の元であったが、結局、今になって考えれば、日本は中国に一円も賠償金は払っていない。