奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

「加計学園問題」が盛り上がらない理由

2017-05-24 21:43:21 | 社会
「新しい文書」が見つかったと民共が騒いだり、前川前事務次官が「文書は本物」だと文春のインタビューに答えたり、「首相の友人が理事長を務める加計学園」とマスコミが印象付けたりしているが、国政的な盛り上がりには欠ける。

先週も書いたが、国家戦略特区が内閣府主導だからイニシアティブを取るのは当たり前だし、岩盤規制を壊すのであれば獣医学部が「広域的」に見て偏在しないようにするのは万人の認めるところだろう。国家戦略特区関係者からも、地元の愛媛県からも、進めて欲しいとの声が上がっているのだから、「首相への忖度」が民共や左翼マスコミの妄想でしかないことは明らかだ。

この件の本質は、「首相への忖度」ではなく、「利権を守りたい獣医師」と「天下り問題で首になって反省もしていない事務次官」という「利害関係」が一致したということだ。
くだらぬ週刊誌のネタでしかない。