都民の民度はやはり低かった

世論調査で豊洲・築地併用に賛成が過半数だったので、都民は大丈夫なのかと危惧していた。
今日の都議選で都民ファーストが圧勝との選挙速報を見て、マスコミに踊らされた都民有権者の民度はやはり低かったのかと、暗澹たる気持ちになる。

豊洲移転をはじめとする都政がどうあるべきなのかを問うはずの都議選なのに、「国政を占う都議選」などと有権者を欺き、国政の批判に明け暮れる国会野党や、朝日・毎日・東京などの新聞、テレビ局、文春・新潮などの週刊誌のネガティブキャンペーンはあまりにも露骨だった。
椿事件にも匹敵する。

「敗因を解説」するテレビ報道は、自民党自らがコケタと言わんばかりだ。
「共謀罪」採決も野党の失策であのような採決になったのだが、それを問題視する。「加計学園」についても何ら問題もないのに、「問題だ、問題だ」と騒ぎ立てる。
自分たちのネガティブキャンペーンが功を奏してニンマリなのだろうが、そんなことにはもちろん触れずに、訳知り顔で選挙結果を「解説」する。

風雲急をつげている国際情勢のもと憲法改正はまったなしで、改憲派・改憲容認派が規定議席数ある今を逃したら、何年、何十年遠のくかわからない。

「第４の権力」に左右される日本は大丈夫かと、暗澹たる気持ちになる。