奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

今年を振り返って

2015-12-31 20:30:13 | 社会
世界が複雑化の様相を深めた年だったと思います。
ISによる日本人殺害に始まって、パリでの同時多発テロ。ムスリムも、それに介入する欧米・ロシアも、いずれも思惑はバラバラで、複雑な多元連立方程式を解くような難しい問題になってきました。

一方、極東ではオバマの情けない姿勢も手伝ってシナがやりたい放題。

そんな変わりつつある世界に対処すべく、安保法案がそれなりに成立しました。安部首相の国連演説も戦後70年談話もそれなりに評価してよいものでしょう。
ところが、そういった世界情勢から目を背けたい左翼の「戦争法案反対」にはうんざりしました。SEALSなどという使い走りを持ち上げざるを得ないのですから、彼らの安全保障に対する政治心情・信念はたかがしれたものです。

ところで、産経ニュースに「本紙政治部記者が選ぶベスト政治家・オブ・ザ・イヤーは?」というのが掲載されていました。

小ブログは菅官房長官だと思いましたが、産経記者の投票では首相と官房長官が同点の一位でした。産経新聞ということを割り引いても、反対しているだけの野党が不甲斐ないということでしょう。

来年はもっと元気の出る年にしたいものです。



暖冬で助かっている人たち

2015-12-30 21:32:41 | 社会
年末年始の書き入れ時に雪不足でスキー場は困っているのだろう。
でも、暖冬で助かっている人たちもいるようだ。

米国ワシントン郊外ではクリスマスイブの今月24日、気温が21度を超えた。ニューヨークでも22度を超え、それぞれ過去最高記録を更新した。ロシアのモスクワでは21日に9.1度を観測、冬では過去3番目の高さに。街頭の雪が消え、毎年恒例の氷の滑り台は営業を停止した。(共同)

欧米の主要都市は北緯40度以上の寒冷地にあるから、暖かくなってもらった方が助かるわけで、地球温暖化で海面上昇して困るのは太平洋島嶼諸国で、大変だと騒いでも心底はどうなのか、本気度は疑われる。
温暖化よりも寒冷化の方が深刻だということは歴史が証明している。
寒いと農作物はとれないし、ロシアや英国のように精神は硬直し、陰湿になる。寒いから哲学に精を出しても、カントのようにしかならない。

それと比べて、暖かい地域はおおらかだ。
だが、それも度を過ぎると、沖縄のように偏った報道に染まってお花畑になってしまう。

ほどほどが良いということか。


いわんこっちゃない

2015-12-29 20:40:44 | 社会
昨日「今回の件で、将来に禍根を残したことだけは確かだ。」と書いたが、環球時報も「中国の被害者も強く謝罪を求める」としているし、台湾が交渉に応じるよう訴えてきた。

河野談話と同じ構図。
中山恭子さんが言っている様に「安倍外交の最大の汚点」であることは間違いない。

前進ではなく後退

2015-12-28 21:08:53 | 社会
そもそも「慰安婦問題」などという問題は存在しない。
戦勝国の米国も認めているように、「あれは商売だった」

戦場ではいたるところに慰安婦は存在した。だが、そのことで世界中のどこの国が「問題」として取り上げているのだろう。シナ・朝鮮だけだ。
昔は貧しくて売られたという話は日本国内にもあった。だが、そのことを現代の価値観から「国家が賠償しろ」などと騒ぐ人間はいない。
いや、遠い昔の話ではなく、現在でも売春が合法の国もある。南朝鮮では、売春を禁じたら、娼婦が食っていけないからとデモを起こした。国内で食えなくなったら国外に出稼ぎ。そんな国なのだ。

日本が10億円程度出すのに、慰安婦像撤去は努力目標。
金を出す必要もない。撤去されるわけでもない。

これに対して、共産党や社民党は「一歩前進」だと評価。
維新の党の今井雅人幹事長は「朴槿恵(パク・クネ)政権から『今後、問題を蒸し返さない』との言質を得たことは率直に評価したい」として、安倍晋三政権をたたえた。(産経ニュース)

「言質を得た」なんてお目出度いにもほどがある。
国と国との約束事(日韓基本条約)を簡単に反故にしたい国だ。レームダック化した大統領の「言質」なんぞ、すぐにすっ飛ぶ。
時間がたてば、「母親が慰安婦だったため精神的苦痛を受けた」とか「おばあさんが慰安婦だったため精神的苦痛を受けた」「曾おばあさんが慰安婦だったため精神的苦痛を受けた」とか、未来永劫いい続けるだろう。少なくとも、1000年は。大統領が保証しているのだから。

岸田氏は日本政府による10億円程度の予算措置について「国家賠償ではない」と強調した(産経ニュース)らしい。

いやいや、それは立派な国家賠償だ。薄らボケの外務大臣にも困ったものだ。
税金を使うことは許されない。
出したいのならば、福島瑞穂とか二階とか出したい人間の寄付で賄えばよい。

まあ、出したところで、つぎの攻撃のための資金にしかならないだろう。

安部さんは、「私たちの子や孫、その先の世代の子供たちに謝罪し続ける宿命を背負わせるわけにはいかない。今回、その決意を実行に移すための合意でした。この問題を次の世代に決して引き継がせてはならない。」と言っているが、甘いね。米国からの要請だろうが。

今回の件で、将来に禍根を残したことだけは確かだ。

歓迎されない国

2015-12-26 20:54:00 | 社会
シナや朝鮮(もちろん南)に行ったことがあるが、「おもてなし」されるのは相手に下心があるだけだから、雰囲気を知るために一度行けば十分な所だ。

そんな国に「仕事」で出かけざるを得ない人は大変だ。
岸田外務大臣が南に出かけるようだが、何しに行くんだろう?
国家間ですでに終わっている件を延々と、しかも「強制」とありもしない創作話で語る。「1000年の恨」と国家元首が宣言するのは「日本から独立したのではない」という歴史が悔しいのだろうが、それをバネに日本を追い越そうと頑張ればよいのに、そんなこともしない。いや、頑張っても無理か。
そんな国とは付き合いきれない。

米国に言われた「仕事」なのだろうね。
ご苦労様。