両親の自殺を手助けし死亡させたとして、自殺ほう助の罪で東京地検に起訴された歌舞伎俳優市川猿之助(本名喜熨斗孝彦)被告(47)について、東京地裁は31日、保釈を認めることを決定した。(中略)
捜査関係者は3人が一家心中しようとしたとみている。同被告に自殺の意思があったとみられ、専門家は執行猶予が付く可能性を指摘している。
歌舞伎なんぞには興味がないし、「輪廻転生」などという馬鹿げたことを言っている人の話なので、どうでも良いのですが、この件が論理的にも矛盾しているように見えるので、あえてブログにあげてみました。
・致死量以下の向精神薬しか飲ませておらず、念を押すためにビニール袋(?) をかぶせたというのだから、どう考えても死因は窒息死です。それを向精神薬による中毒死と断定するのは不合理です。自殺ほう助罪ではなく、殺人罪が妥当だと考えます。
・猿之助被告が証拠品をゴミとして捨ててしまったから、検察は、公判を維持できないし「面倒」なので自殺ほう助罪で「お手打ち」にしたのでしょうか。不可解です。
・「捜査関係者は3人が一家心中しようとしたとみている。同被告に自殺の意思があった」のであれば、正常人の思考では、保釈したら再度自殺を試みる可能性が高いから保釈しないというのが合理的でしょう。それゆえ、「検察側は決定を不服として準抗告した」のでしょう。
・地裁が保釈を認めたということは、最新情報から自殺する可能性は低いと判断しているのか、あるいは、そもそも自殺の意思はなかったと判断しているのかは興味深いところです。そこまで考えているのか、よくわかりませんが。
猿之助は仏教に傾倒していたらしいが、宗教というのは「合理的な判断」にはマイナス要因にしかならない。この事件は、そのことを端的に示しています。
捜査関係者は3人が一家心中しようとしたとみている。同被告に自殺の意思があったとみられ、専門家は執行猶予が付く可能性を指摘している。
歌舞伎なんぞには興味がないし、「輪廻転生」などという馬鹿げたことを言っている人の話なので、どうでも良いのですが、この件が論理的にも矛盾しているように見えるので、あえてブログにあげてみました。
・致死量以下の向精神薬しか飲ませておらず、念を押すためにビニール袋(?) をかぶせたというのだから、どう考えても死因は窒息死です。それを向精神薬による中毒死と断定するのは不合理です。自殺ほう助罪ではなく、殺人罪が妥当だと考えます。
・猿之助被告が証拠品をゴミとして捨ててしまったから、検察は、公判を維持できないし「面倒」なので自殺ほう助罪で「お手打ち」にしたのでしょうか。不可解です。
・「捜査関係者は3人が一家心中しようとしたとみている。同被告に自殺の意思があった」のであれば、正常人の思考では、保釈したら再度自殺を試みる可能性が高いから保釈しないというのが合理的でしょう。それゆえ、「検察側は決定を不服として準抗告した」のでしょう。
・地裁が保釈を認めたということは、最新情報から自殺する可能性は低いと判断しているのか、あるいは、そもそも自殺の意思はなかったと判断しているのかは興味深いところです。そこまで考えているのか、よくわかりませんが。
猿之助は仏教に傾倒していたらしいが、宗教というのは「合理的な判断」にはマイナス要因にしかならない。この事件は、そのことを端的に示しています。