奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

「人間失格」と言われたら

2017-05-22 20:51:04 | 社会
受動喫煙防止策に関する自民党厚生労働部会で、大西英男衆院議員が「がん患者は働かなくていい」とヤジったらしい。「受動喫煙の恐れがあるところでは働かなくていい」との主旨だったと言い訳しているとのこと。公開されていないから判断のしようもないが、三原議員が怒っているから、「後付感」は見え見えだ。

これに対して、民進党野田幹事長は「議員の資格なしというより、人間失格だと思います」と述べたようだ。

「がん患者は働かなくていい」も一つの意見だし、働かずにどう生活してゆけばよいのか、大西議員は発言していないのだから、議論を深めてゆくべきではないか。
「人間失格」と言われたら死ぬしかない。そこで終わってしまう。

最近、左翼野党も左翼マスコミも、「自分たちが正しく、それに反するものに対しては議論も許さない」という堅苦しい空間を作っていないだろうか。
いや、今に始まったことではないか。