奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

ゼロリスクに対する違和感

2020-09-06 20:08:28 | 社会
今次台風10号に関して、気象庁は昨日最大瞬間風速70 m/sなどと予測しました。最近は「100年に一度」などという言葉も使われているようです。最近の気象はそれほど異常なのかと思ってみたりもします。ところが、最大瞬間風速70 m/sがどの程度かと過去の台風で観測された最大瞬間風速を調べてみると、

1. 第2宮古島台風(昭和41年台風第18号) 85.3 m/s 1966年9月5日 宮古島
2. 第2室戸台風(昭和36年台風第18号) 84.5 m/s 1961年9月16日 室戸岬
3. 平成27年台風第21号 81.1 m/s 2015年9月28日 与那国島
4. 第3宮古島台風(昭和43年台風第16号) 79.8 m/s 1968年9月22日 宮古島
5. 昭和45年台風第9号 78.9 m/s 1970年8月13日 名瀬
6. 昭和40年台風第23号 77.1 m/s 1965年9月10日 室戸岬
7. 枕崎台風(昭和20年台風第16号) 75.5 m/s 1945年9月17日 細島
8. 平成15年台風第14号 74.1 m/s 2003年9月11日 宮古島
9. 昭和31年台風第12号 73.6 m/s 1956年9月8日 那覇
10. 昭和39年台風第20号 > 72.3 m/s 1964年9月25日 名護

予想通りとしても10傑にもはいりません。(実際には、南大東島で50.7 m/sだったようです。)

地球温暖化=CO2説を主張したい人たちは、温暖化で台風が大型化するなどと言いますが、それは真っ赤な嘘だということがわかります。

今回の台風にしてもSARS-CoV-2にしても、行政もマスコミも騒ぎ過ぎで、徒に国民を不安にさせているように思います。

あの東日本大震災からでしょうか。
国民はゼロリスクを求め、責任回避のためか、行政もマスコミも考えられる最悪の予想をします。
災害も感染症も自然なわけで、ゼロリスクは到底無理だから、自然とうまく付き合っていくしかないでしょう。


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1 コメント

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Unknown (奥永さつき)
2020-09-07 06:58:03
7日午前4時50分に、福岡市博多区では最大瞬間風速36.0メートルを記録しました。これは、観測史上最大です。(九州朝日放送)

これは意外。記録としては札幌以下ですね。
福岡県民が騒ぐわけがわかりました。

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