ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

しまうには もすこし思案 春炬燵

2007年03月20日 | Weblog
昨日、銀行に行く用があり、週刊誌などぱらぱらめくりながら、待っていましたが
ちょうど私が座っているまえに、ご高齢のご婦人が2人、お年のせいでしょうが、大きな声で話してみえ、つい私も耳をダンボにして聞いていました。

「貴女、おいくつですか?」こぎれいなお婆ちゃんの方が話しかけられました。「86才になりました」と、まあそれなりのおばあちゃんが答え
「まあ身体が日に日に、、、」とそんなお話が続いた後
「私は今、娘夫婦と同居を始めましたが、本当に一人だった頃がよかった」とそれなりのほうの人が愚痴りはじめました。
「そうでしょ?一人はいいですよ。3度の食事は作る苦労はありますが、自由がいいです。好きにすごせます」とこぎれいなひとが答えました。この方は一つ年下 の85才。

大体、若い人たちで同居の人たちが、「たいへん、たいへん」と話す場面に出くわしますが、そうなんだ、お年よりも窮屈感じているのですね。

私も娘がいるから安心、そんな気持ちがなかったといえば「うそ」になります。
名古屋にお住まいの高橋ますみさんが、向老学を立ち上げて見えますが、もっともっと、お互い気を使わずに自由に、自然に過ごせないものなのでしょうか?

そういう私も義母と一緒で、結構良いお嫁さんを演じているところがあり、それも
円満にすごすにはありかな?とおもったり、「フーゥ!」とため息ついたりすることもしばしば、これは永遠のテーマなのです。ハイ