木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

友人の離婚

2018-10-15 00:22:46 | 友達
中学の後輩であり、仕事ではお客さんであるT君と会った
昨日誘われたので当然のことながら彼の友達がオーナーのコメダでモーニングと思い込んでたのだが
車に乗ったら「今日は喫茶店でするような話じゃないんで僕の仕事場へ行こう」と
朝飯抜きになってしまった(笑)

ようやく離婚できるようだ
しかしその仕事場は奥さんのおかあさんの土地に彼が9年前に建てたもの
今回その土地はもう誰かほかの人の物に決まったのだとか
それで今年中に整理をして・・・
いっそのこと廃業も視野に入ってるという
ただそれを言うと営業権を主張できないので今のところ選択肢の一つにあるという形なんだそうだ

話を聞いているとその仕事場を建てた頃よりもう少し前から夫婦仲は亀裂が入っていたようで
それでも離婚という話になると 自分は今の方が有利だからという話が奥さんから出ていたという
それが具体的に進むという事は・・

これが出来たんじゃない? と彼は親指を立てた
理由は何だっていい そこに向かうことが正しい道なのだ

彼と奥さん
昔からの友達で、奥さんの方が違う人と一度結婚した
そして娘がいる状態で離婚して彼と再婚
一男を儲けた
その息子は今は順調な人生を歩んでいる

仏を彫る仕事、今は厳しい
仕事が激減している
先祖子孫に意識が薄くなった今の時代、宗教自体路頭に迷っているのだから余計厳しい
いい時代を経験してるだけに少し痛々しく見える部分もある
彼は真面目だから路頭に迷うことはないと思うが、今の深夜スーパーでのバイトを本職にするのは少し心配である
そして離婚をするという事は経済的にも逆に厳しくなるかもしれない
当分一緒に住む なんて言ってるがそこからだけは一刻も早く脱出して欲しい と伝えた
最初は厳しい一人生活かもしれないが、解放されたその部分は多分かけがえのない精神的支柱になるはずだ
友達に15年前からおかしかったのならその間の時間がもったいなかった と言われたそうだが
「いやいや、今からでも絶対遅くない。これから充実した人生を送れる」と一言置いてきました。

彼62歳、70になっても80になっても正しい道に入れればそこから幸せが始まるんだ。
頑張ってもらいたい。



コメント (2)
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