木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

安保法案 今日は長いぞーーー

2015-07-22 23:47:52 | 日本
安保法案の話が佳境に入っております
なんでも政府のごり押しが印象悪くって支持率の低下だそうです
確かに今回の政府案の出し方に疑問を持つことはある意味正常なのかもしれません
僕もその出し方はおかしいと思う
必要性をもっと理論的に分かりやすく説明すべきなんじゃないでしょうか

例えば、北朝鮮に拉致された方々を救うべく・・・いやまだこの法案ではそこまでの力はないようです
今まで日本は遜(へりくだ)って遜って世界の中で生きてきました
それで通用する世の中だったらよかったのですが、その結果北朝鮮には大事な国民を拉致される。
韓国には竹島は盗られるし、中国には尖閣諸島どころか沖縄までロックオンされてるような状態
そのことに危機感を感じない人があまりに多すぎる
自分の周りだけよかったらいいんでしょうか?

何故、政府はこんな不細工なやり方で法案を通そうとしているのか
僕の想像
危機の相手を名指しできないから と憲法改正にはまだ力が足りないと自覚しているから
だと思ってる

安保法制 安全を保つ法案だよ
賛成か或いは政府のやることに反対までしないと言う人は別にして もし、政府のこの法案に反対と声を上げるのならどこがおかしいか自分の頭で考えるべきだと思う
それはもちろん悪いことではない
自分の意見を持つことは大事なこと

はいどうぞ

http://www.cas.go.jp/jp/houan/150520/siryou2.pdf

この法案に対して、憲法学者の多くが違憲だと言っているそうだ
多分そうなんだろう
尤も違憲という言葉を使うなら 自衛隊自体が立派な違憲でしょうけど
それなしで国がやっていけると言う人がいたならば、その人はそういう状態でいればいいと思う
もし何の被害も受けなかったら それはただの幸運というしかない
日本のマスコミは憲法学者を前面に押し立てて、議決をごり押しと決めつけているけれど
今の日本にとって何が一番大切なのか 本当に分かっているのだろうか
この法案に対して多くの国が賛成の意を表している
そう多くの国だ
例外がある
それは 韓国と北朝鮮、中国だ
わかりやすいと思わない?
法案が通ると勝手気ままにやってた今までのようにはいかないからだ

もうひとつ この法案が徴兵制に繋がる
子供たちを戦場に行かせない
そんなピントはずれな言葉を発する輩がいるけれど
全く逆だと思う
このままだと言われなき侵略を受けて、逆に一般人まで立ちあがざるを得なくなるはず
ここはきちんと防衛をして、隙を見せないことが一番徴兵制から遠ざかることだと信じてる

主な国の中で「集団的自衛権」を持たない国は「スイス」だけです。
この国は徹底しています。
国民総戦士です
勿論完全徴兵制であり、各家庭にも自動小銃が備わってるとも聞きます。
それだけ国境を陸で接するヨーロッパの国は隣に心を砕いているのです
もし日本が個別的自衛権を言うなら、今のレベルの防衛を維持するためには今の4倍のお金がかかるようです
そして核開発も必要不可欠なんでしょう


今日出会った文章があります





長谷川豊2015年07月21日 11:48
  安保法案を『違憲だ!違憲だ!』と叫ぶ全ての方へ 「勉強不足です。勉強してください」 




今回の安保法案に対して、いろんな意見があるのはとてもいいことだと思います。それは民主主義国家の正常で健全な姿ですし、いくつもの意見を議論して、戦わせることで、より多くの国民が納得するシステムを作っていけばそれでいいのだと思います。

しかし、

・「雰囲気で批判し続け」たり
・「勉強もせずに文句を言」ったり、
・「汗もかかずに相手の主張をバカに」すること

などは、やはり批判されるべきだと考えます。民主主義国家は、国民みんなが勉強し、政治に関心を持ち、努力して、大変だけれども汗をかくことによって「みんなでいい国家を作っていく」国のことを言います。なので、日本では「意見を主張すること」は全く批判されることではありませんが、「な~んにも勉強してません」は批判されるべきことなのです。

安保法制に関して、私は

誰か反論のある人? ~安保法案なんて、早く通せ~

というブログを書いたところ、ちゃんと勉強している方々からは大変多くの賞賛を頂いたのですが、逆にかなり多くの方から

「長谷川さん、安保法案は『違憲』なんです!だからダメでしょう!」

という、あぁ、報道ステーションを口開けながら見たのね、的なコメントをたくさん頂戴しました。私はかねてからこのブログに関しては「最終的な結論部分は出来るだけ書きません。みんなで一緒に考えていきましょう」と書いてきている通りで、「みんなで一緒に考えていくプロセス」が何より大切だと思っている人間です。ですが、今回の安保法案に関しては、この「報道ステーションの主張をまる受けした」論調が過ぎるので、少しだけお話ししておきます。端的に申し上げますね。

勉強不足です。それ以外のコメントがないです。



まず、憲法9条がなんだっていう方々、日本国憲法ってちゃんと読んでますか?全文読んでますか?日本国憲法には「大前提(前文)」があって、その前提を守るために9条もあれば、100以上の条文があるわけです。では、その前提に何が書いてあるか?その一部分がこちらです。
『われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる』
はい、いい加減にしろよ、といいたくなる面倒くさい言葉ですが、要は

「日本のことばっか考えてないで、世界の一員としてちゃんと行動しようね」

ってことです。そうです。日本は「世界の中の一員」なんです。普通のことですよね。だって、国連にも参加してるわけなんだから。国際連合の一員として、ルールに従って行動すればいいんですけど、じゃあそのルール、つまり「国連憲章」にはどう書いてますかって話です。

長いんですけれど、重要なところは7章の「平和に対する脅威、平和の破壊及び侵略行為に関する行動」って所です。その51条に書いてるのが
「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない」(国連憲章51条)
っていう文章。いわゆる「自衛権にまつわる規定」のところですね。面倒なので訳しますけど、

「さすがに攻め込まれたら戦っていいっすよ♪」

ってことです。はい。当たり前ですよね。でないと国なんて守れないんだから。世界中、このルールなんです。世界の国は、「侵略戦争」はダメだけれど、もし攻め込まれたりしたら『守るための戦争』はしてもいいんです。と、言うかしなきゃいけないんです。自国民を守るために。

で、ですよ。守るための戦争は当然起きるわけだけれど、ここで、皆さんがギャースカ言ってる日本国憲法の9条を見てみましょうね。はい、また必要以上に難しい文言が並びます。


1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



そうです。日本って、戦争に負けたでしょ?なのでアメリカに占領統治されて誓わされたわけです。
1項は、訳すと「もう2度と戦争しましぇーーーん!」って言わされてるわけ。まぁ、それは私も全然かまわないと思います。でも、問題が次の2項。2項は「なので戦う力は、全部が全部持ちましぇーーーん!」って言わされてるわけです。

分かる?分かります??

あのね、今回の安保法案に違憲がドーノコーノ言ってる皆さん方、ちゃんと勉強して下さい。そもそも、「違憲がどうの」といいたいのなら、とっくに昔に

9条の2項は違憲(国連憲章違反)ですから!

そこをまず押さえてください。当時の日本がGHQに全く逆らえなかったのは砂川裁判でも知っての通り。え?砂川裁判を知らない?もう面倒なので、自分で調べてください。とにかく、高裁なんてすっ飛ばして、裁判の判決までアメリカ様の好き勝手やられてた時代なんです。そのGHQに、国連憲章で認められてる権利すらも「放棄しろ」って押し付けられたのが9条の2項なわけ。

でも、そんなアホなって条項でしょ?9条の1項は素晴らしいと思うけれど、2項はどう見てもおかしいじゃないですか?なので、日本人の大好きな「ナァナァ」をした訳です。いいんじゃね?って。さすがにおかしくね?って。で、作ったのが

「自衛隊」

ってわけ。思いっきりミサイルとかイージス艦とか持ってるでしょ?ゴリゴリの「軍隊」でしょ?いいんです。あれは。そもそも9条の2項が狂ってるんだから。なので、公明党のいとう渉さんのこちらのブログでも触れられていますけれど(「安保法案「違憲」104人、「合憲」2人 憲法学者ら」)読んでいただければわかる通りで、皆さんや報道ステーションが拠り所にしている「とても頭のいいおエライ憲法学者の皆様」のうちの7割が…

「そもそも自衛隊自体が違憲」

っておっしゃってるんです。そう。当然ですよね。「日本国憲法」に照らし合わせりゃミサイル持ちまくってる自衛隊なんて違憲に決まってるでしょうが。9条の2項自体がおかしいのだから。だって、「戦う力は一つも持っちゃダメ」なんですよ?すごくない?逆に。


「長谷川さん、今回の安保法案は違憲だからダメなんですぅ!」

って、視聴率が欲しいだけの報道ステーションのままにコメントしてきてる全ての方々、その主張は別にかまわないから、「違憲」に対して意見があるなら(シャレではない)

まず、自衛隊から批判しようか?

そっちの方が歴史あるでしょ?まずそっちから文句言いましょう。それを言いたくないなら、今回の安保法案も

「自衛隊と同じ位置づけ」

でいいんです。どっちかです。憲法とか、国連憲章って、面倒くさい文言ですけれど、ちゃんと読んでないと色々分からないことが多いので、ヒマなら読んでみるといいですよ。敵国条項みたいに「マジですか」って言いたくなるものも結構あるから。

あ、でも大部分の方は「本当にその通りだ!」という賛同のご意見でした。勉強不足なのはごく一部だけ。大多数の方は分かってらっしゃる範囲なので気にしないでスルーしてください。


ここまで  http://blogos.com/article/123751/






今までほとんどのことを国に任せて曲がりなりにも自分の人生を歩んできた
でも、もし政府が間違った道を示すと思ったら自分なりに反対の意見は持つべきです
例えば消費税
3%から5%になり、8%になった
これはわかりやすい変化だ
これに対して反対する人も容認する人もいる
仕方ないから従う人が実は一番多いのではないだろうか?
僕もその一人だ
でも、もうこれ以上の上げが反対ならやっぱ自分の意見は外に向かって言うべきなのです
そして安保法制に関しても同じ
消費税はわかりやすいけど安保法制は難しい
ただ難しいと思ったら任せとき
多分政府は正しいと思って可決したのだから
いやいややっぱ反対かもしんない と思うのだったら それはそれは大事な意見だから世間に向かって大声で叫べばいい
ただ、反対と叫ぶからにはその法案をしっかり読んで、何処がどんなふうにおかしいと言うべきです
今の世論はマスコミに流され過ぎの所がある
ただマスコミの論調に同調するのは間違ってる
自分で読んで考えて反対すべし
それが出来なかったら容認する方がいい。
間違った道へ進まない一番いい方法だと僕は思う。


コメント (7)
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