木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

街の時計屋

2013-09-23 23:45:31 | 仕事
ポタがいつも使ってる腕時計を失くした
携帯も持ってないし、やはり腕時計は必要ということで、次の候補を手持ちから選ぶ
帯に短し襷に長し いやそれどころではなく3個ある時計は、2個は電池切れで動かず、1個は手巻きですべてベルトが切れる寸前
そして、もう一つは親父の遺品で・・普通遺品なら高級ブランドが出そうだが、我が家の場合はシチズンだ
それも止まった状態ではあるけど、見やすいし金属ベルトを詰めれば、これこそ一番使いやすいかも
4個の時計を持って、少し離れた商店街にある時計屋さんのドアを開けた

70をいくらか過ぎたくらいの店主が座ってる
優しい口調の好々爺、その手の動きはまさしく現役
てきぱきと三つの時計の裏カバーを開け、それに合った電池を埋め込んでゆく
右目にキズミを着けて、小さな工具も大活躍だ
そして、ベルトを3本
1本はベルトを取り付ける金具も交換(1000円)
電池交換500円×3
ベルト2600円を2000円×3
合計8500円
見事な職人芸であった

さて親父の遺品の腕時計は、構造的にそれ以上詰めることが出来なくて
結局、僕の腕に納まることになった

  


おまけ画像
娘とネコと「パイレーツ・オブ・カリビアン3D版」を見た
   
コメント (8)
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