美しくなる

「モンスター」
楽しく読んでるんだけど、昨日から今日にかけて美しくなった主人公がやたらに男のことを蔑む描写の連続でちょっとうんざりしてる。
もともとモンスターのような顔で生まれた彼女は小学校、中学校、高校、短大と悔しいことの連続だった
顔のために、普通の短大生が得られるような職業にも就けず、中学高校出の女の子と同じような工員になる
ふと見た雑誌から、美容整形に目覚め、なけなしの金を使って目の整形をした
眼だけ普通の人並みになった
その仕事をしながら、鼻の整形をする。　成功
次のターゲットができるが、それは数百万単位のお金がかかる
仕事をしながら、風俗に
それも顔が命、いろんな場で断られて、行き着くのはSM嬢
しかも痛い目に遭わされるM女の役
MじゃないのにMの役を演ずるのは精神的にも大変なことだろう
少しずつ美しくなってゆくその過程を、自分を見下していた職場の女たちに見せつけながら・・
さまあみろという気持ちを熟成させながら、顔と共に、心はおんなたちを踏み台にして昇ってゆく
そして、はじめてそこを退職して、風俗一本で生きてゆくわけだ。
いつまでも、意に沿わないS嬢を辞め、顔見世できるホテトル嬢からやがて高級ソープで働くことになる
それはもう、美人と呼ばれる顔になってからの話

ここでだ、今、7割くらいのところかなぁ
夜はソープで働くが昼間はいろんな誘いの中を優雅に泳ぎまわってる
その中で、男を蔑む場面の数々に出会ってるとこ
あまりにもつらい学生時代を送って来たので、精神が曲がってるんだろう
まぁ、しょうがないのかもしれん
これからどうなるのか・・
知ってても教えんなよ
ああああ、失礼

食器棚の開き戸を開けたら、息子の元嫁のイラストが残ってる
8冊のファイル
化粧する女があった(笑）
久しぶりに・・・


　　　

　　　

　　　

　　　

　　　


整形も化粧も似たようなもの　なんて言葉があったんで・・・
この絵を見つけたから、「モンスター」の話をしてしまったわけだ