木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

YELL

2013-07-12 23:29:10 | 生活
このところ週に10冊借りてくるコミックに時間を取られてしまって
録画してある番組をなかなか見ることができない
今夜はそれでも春先に録画した番組を1時間ほど見れたかな

室蘭からの放送だった
またか!?と言われそうなので、誰が出てたのかは秘密にしとく
視聴者からのハガキなんか読みながら進めていく、テレビなのにラジオみたいな番組(笑)
そこにこんな言葉が出てきた

 やりたい人1万人
   
   やる人100人
 
     続ける人1人



東日本大震災のボランティアを題材にした言葉だ
耳が痛い
今回息子がその被災地に赴き、遅々として進まぬ復興を目の当たりにしてきた
実はまだ見切ってはいけない事だったのだ


僕はお金で貢献するしかなかった
この寂しい財布の中からその月に10万
翌月から毎月2万ずつ・・・楽じゃないんだよ、と言って被災者の方々を思ったら何にも役に立たないお金なんだろう
合計286000円 12月まで頑張ってそれで終了だった
「続ける人」には到底成れてはいない
もう少し頑張って見なければいかんかもしれん


前にも書いたことあるけど、僕は連続して寄付をしたことがある
白血病の研究費として・・・
地元中日新聞の社会事業団ってところへ
18才の途中から数年、毎月2000円から始まって3000円ほど送ってた
勿論、弟を白血病で喪ったからだ

ある時、地元の医科大学で汚職事件が勃発した
その額を聞いてびっくりした
ああ、自分のやってることは何と馬鹿らしいことだったのか
こんなはした金もらったって何の役にも立たん
ただ、そのはした金を動かす経費とか労力とか・・
僕の自己満足のために・・・
そう思ってきっぱりと辞めた
でも当時の僕は純粋だった
こんな悲しい思いをする人が一人でも減ればいい と本当に本当に思っていた
今でもその時のことを、自分の気持ちを振り返ってみると涙が出てくる

でもね、その時の僕の気持ちは届いたんじゃないかと思う
今白血病は治る病気となりつつある
あの時は、まぎれもなく不治の病だったのだから
寄付するということは辞めたのだけれど、克服できる病気になれ と思う気持ちだけはずっと持ち続けていたという自信はある
それが大事だと思わん?(笑)

復興もみんなで祈りましょう
そう思うことがまず一番大事
忘れていても、いつかまた思い出してエールを送る
それは多分自分自身へのエールでもあるのだ

また郵便局へ行ってこよっと


YELL~エール~ / コブクロ






コメント (8)
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