木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

朝の夢

2011-01-10 15:22:18 | Weblog
夜更かししたから朝が遅い
でも7時にタイマーがかかってるんで一度目覚めてトイレへ立った
もう一度眠りについた



30分だけ夢を見た
いつもの仕事場で連休前の仕事が続いていた
出来あがったのを見るともう全部終わっていて
現実の仕事場とは違ってた
まだいくつか残ってるはずなのに・・
ありがたいとは思わなかった
もうやる仕事がないじゃん・・・
仕事不足を悩むこのところの僕が諸に出た格好だ

もう長いこと手伝いに来ることのなかった母親がきて
何かを手伝うというがいいから不動産の仕事をしてほしいと僕は彼女を車に乗せた
僕が運転してるはずなのにいつの間にか僕が子供のころしてもらってたように母親が運転してる
「そこじゃないよ曲がるところは」
そう言って運転を代わる
代わったのにもっと遠くで車を降りる羽目になった
「ここから歩こう」と一緒に歩き出したのは母親じゃなくて娘だった
僕はいつものバッグ、緑のバッグを持ち出した
この中には僕の全財産が入ってる
といってもわずか1000万くらいだ
それは現金だったり通帳だったり保険証書だったり・・
靴ひもがほどけてそこで締め直した
何気なく立ち上がって進むと踏切がある
娘に気を付けて渡れと指示をする 心配性な僕がいた
僕も左右を見て渡り切ったときに思い出した
また忘れん坊の自分に遭遇
緑のバックをさっきのところに置き忘れたんだ
細い道を戻りながら考える
これは夢なんだからもし無くなってたら目覚めればいいんだ と
でもそこに取っ手の少しはがれた緑のバッグはあった
隣で機械が回ってる
年が明けてしまったからもう4年になってしまう・・亡くなってから4年になってしまう親父が仕事してた
笑ってた
久しぶりに会った
「これ一個作るのに2円なんだ」と仕事の話をする
親父の年格好は今の僕と同じくらい
青年ではないけど僕の記憶の中の親父よりずっと若い
親父は僕のことを息子と思ってないのかな
そんな口調だった
でも僕は彼が誰だかわかっていた
手を握った
氷のように冷たかった
もう一つの手も握った これも冷たかった
「大丈夫?」って僕が聞く
「うん、幸せにやっとるよ ありがとな お前がやってくれたことはずっと忘れないから」
もう一回笑った
僕は泣いた



亡くなったその人は笑って、隣の僕が泣いた



きっとその人も笑って亡くなったんだと思う
元気出して頑張ってほしい



コメント (12)
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