木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

永遠にともに

2011-01-18 22:30:28 | Weblog
僕の場合、人間の機能の中で一番失いたくないのが視力 という話を前にしたことがある
見えなかったらどんなに悲しいだろうと思う
今の仕事はできないしパソコンだって何も分からない
自分の世界が100分の一に縮小してしまいそうだ
でもそんなハンディを持ちながら暮らしている人が世界中で数えきれないくらいおられるということもまた事実
日曜日に東京でその中の一人の方が電車にはねられて亡くなったと知った
彼はブラインドテニスの発案者だとか
同じく盲人の奥様と二人で山手線に乗ってて二駅乗り越してしまい反対側のホームに渡ろうとして線路に転落
運悪くそこへ電車が進入してきたという
いくら世の中に功績を残した人でも事故で全うすべき命を絶たれることはある
でもこれに関して言えば目が見えていたら絶対起こっていない事故だろう

今朝のワイドショーで取り上げられていてその時目の不自由な人の言葉を聞いて愕然とした
「プラットホームは欄干のない橋です」
そう思ったら急に恐ろしくなった
目が見える人間でももし橋に欄干がなかったら足がすくむに違いない
そこを一片の光も持たずに歩くことなんてできるはずがない
でも彼らはそこを歩く
なんという離れ業なんだろう
実際そのインタビューに答えておられた方は2度ホームから落下して足や腰を複雑骨折を含めた怪我をされたとのこと

僕たちはいや僕はなのかもしれないけれど
そういうハンディを持っておられる人の気持ちを状態をつい忘れがちだ
何もないプラットホームは当たり前で、新幹線や一部主要な駅にあるホームドアの存在の有難さにはあまり関心がなかった
いろんな人の立場に立ってその人たちと共有すべきことは山ほどあるものだ
すべてに心することは人である以上難しいかもしれないけど努力すべきで。。。
そんなことを思った休み明けの朝の時間



いい曲なのに殺されてしまった(と勝手に感じてる)曲がある


 共に歩き 共に探し 共に笑い 共に誓い
 共に感じ 共に選び 共に泣き 共に背負い
 共に抱き 共に迷い 共に築き 共に願い
  そんな日々を描きながら…


ウェディングソングなんだろうが
仕事中聞いていたら
朝の思いとシンクロしてしまったので



コブクロ 永遠にともに LIVE



コメント (18)
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