木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

Sit Down Please

2009-06-21 22:18:23 | タイムマシン
笑っていいとも 増刊号 見ててちょっと思い出したことがあった



20歳の頃週一で名古屋栄の文化教室で茶道を習っていた
歩いて通うのもできる距離なんだけど その日は栄から市バスに乗って帰ってきた
満員とまではいかないけどそこそこ乗客がいて席は埋まって立つ人が少し
僕は後ろから二番目くらいの席に座った
栄が始発停留所 次の停留所からオジサンが乗ってきて僕の前に立った
果たしていくつくらいの年の人だったか顔も覚えてないけど
でも・・席を譲った方がいいだろうな と思える風貌だったのだ
勿論僕は立った 「どうぞ」って
彼には僕の行動がいささか意外だったようなのだ
「えっ? 私?」 みたいなそんな反応で・・・
僕は初めてその時 失礼なことをしてしまったのか と気づいた
彼は軽く辞退した
「で、でも、僕の方が少しだけ若いですから・・」
そう言ったら
「ああ、ありがとう」 っておじさんは笑って座ってくれた
周りの乗客も笑ってくれたけどね
  ホッとした覚えがある


今日のいいともはDAIGOが電車で席を譲った相手が驚いたような顔してまたは少し怒ったようにも見えた
しかもその相手が後から彼に話しかけてきて 
 生まれて初めて席を譲られたのでびっくりしてあんな顔をしてしまった
 今日帰ったら妻に話すよ
そんなことを言われてホッコリした
という話だった



僕も他人事じゃなくなってきたかも・・・
今もし席を譲られたら逃げ出したい気にもなるだろうな
その時笑顔で座れるだろうか

誰でも大人になるに従って初めてのことを経験して・・
楽しいことから辛いことから そしてうれしいことから寂しいことも。。
人には一つずつそういうイヴェントが近づいてくるもんなんだねぇ

(僕より)若者たちよ 席を譲る時はそこまで考えた方がいいかもしれんよ
ただし妊婦さんを見たら無条件で譲ってあげた方がいい
本当に妊婦さんならね

コメント (18)
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