スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

欧州経済危機

2011-11-25 23:38:58 | 時事問題
スペイン総選挙と雇用問題と
スペイン・イタリア経済問題
スペインの選挙は結局政権交代で終わった。しかしそれで全てが好転したのかと言われれば、全く持って未知数である。スペインも、そしてヨーロッパ全体も経済の先行きは不透明さを増している。
ここ数日間で発生した事件だけを並べても、
1)大手格付け会社がポルトガルとハンガリーの国債を「投資不適格」に格下げ(11月24日)
2)ポルトガルで緊縮財政に抗議のため、大規模ゼネスト発生、交通マヒ(11月24日)
3)ドイツ政府の募集した10年物国債が入札割れ(11月23日)
4)スペイン政府の募集する3カ月物国債の利回りがギリシャのそれを超える(11月22日)
5)イタリアの10年物国債の利回りが一時7.3%に、スペインのそれも6%台後半が続く(11月25日)
と続いており、どうも解決の糸口が見えそうな印象がない。経済についてはそれほど詳しくはないのだが、余程構造的な問題がたくさん積み重なっているのだと考えた方が良さそうだ。恐らくはまだまだ危機が続くものと予想される。
しかし遥か昔から政略結婚、同盟、戦争を何度も繰り返して、かつそれをくぐり抜けて来た欧州である。きっと今回も最終的には良い結論に辿りつくと信じたい。Let's be optimisticである。
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巨人軍内紛その2

2011-11-25 22:58:01 | 時事問題
巨人軍の内紛の一件であるが、清武前代表の方がどうも文書を出したらしい。どうも彼は彼なりに真剣に球団の事を考えての事であったのだと推測される。少なくとも何か彼なりに真剣・真摯な部分があってやった事なのだという印象は受ける。個人的には。
巨人軍内紛
感想としては、そんなに巨人の体制が問題であると感じたなら、素直に辞めれば良かったのではないか?という事である。もちろん自分は球団とか球界がどんな世界なのかは知らないし、彼の年齢での再就職が簡単ではないだろう、という事も何となく想像は出来る。それでも、こんな騒ぎを起こす必要があったのだろうか?起こすと彼に何かメリットがあったのだろうか?要するに彼がイメージする「球団というのはこうあるべき」という理想があり、巨人がそうでなかった、という事なのだと思うのだが、だったら静かに辞めればいいのではないか。そして---可能なら、であるが---別の球団に移れば良いのではなかろうか。さらに言えばそこで勝ちまくればもっと痛快な話だし、何よりも建設的な人生である。
結局根本に「自分は巨人の他に球界で行く場所はない」という、思い詰めにも似た感情があるのではなかろうか。今回の件で何よりも不健全なのはそこである。巨人で駄目なら他の球団で再チャレンジ、そしてプロ野球で駄目ならアマチュア野球で(最近このパターンは多いらしいが)、さらには日本で駄目なら海外で再チャレンジできる、という様にしていかないと、最終的には巨人自身もメリットを受けられなくなるのではないかと思う。この点については、最近はパリーグの球団の方が一歩進んでいる様にも感じる。頑張って欲しいものだ。

...とつらつら書いて見たが、ただまあ、この記事にそれだけ視聴者が付く、という事は日本ではこの手の事件がそれだけ普遍的な現象なのだろう。確かに類似の事件には最近事欠かないし、筆者自身にも似たような経験はしっかりある。
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交際術

2011-11-25 22:20:34 | 考えてみたこと
職場では最近アメリカ人と一緒になる事が多い。このアメリカ人、陽気ではあるが何となく周囲に気を許していない感がある。良くしゃべるのだが、プライベートな話題は慎重に避けている風だし、政治の話などは絶対に口を出さない。こっちが何か仕事を終えると「エクセレント(EXCELLENT)!」を連発するが、目は笑っていない感がある。そこでこちらも相手を見習う事にした。相手が何か仕事を終える度に「Great!」「Good job!」と多少大げさ目に言うと、最近若干であるが打ち解けて来てくれている感が出てきた。
これは以前も同様の経験がある。ロシア人と一緒に仕事をしていた時、相手が「パワーポイント魔」というか、何かにつけて仕事の結果をパワーポイントに纏めてはメールで周囲に送りつけるのを日課にしていた。そこで相手と同じようにパワポを次々に作ってメールでこちらからも送り続けたら、相手には好印象であった様だ。周囲には「気難しい」と評判の人だったのだが、自分に対してはその人は今でも廊下で会う度に笑顔で挨拶してくれる。
将棋で「どうにも分からない時は、相手と同じ手を打ち返す」と言っていた人を知っているのだが、多分これは人間関係においてもある程度真実である。この手のちょっとした相手の特徴をコピーしてやり返す、というのは国籍が違う人間に対しても有効なのだと思う。もちろん文化が違えば仕事の仕方も違ってくるので、根本的な部分まで全部相手に会わせるのは無理だし、そうする必要もない。あくまで「ちょっとした特徴」の話である。
仕事の仕方について
仕事の仕方についてその2
特徴というもの
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インドの神様

2011-11-25 09:50:54 | 日記
最近どうも災厄が続き、インド人の同僚に愚痴ったら、「インドの神様に祈ると良い」との由。インドの神様って?と聞くと、ヒンディー教の場合はたくさん神様がおり、目的に応じて神様別に祈り分けなくてはならないそうだ。で、紹介されたのが写真のガネーシャ神。彼が付けてくれた説明はこちら。
Ganesha — the elephant-deity riding a mouse is the Lord of success and destroyer of evils and obstacles. He is also worshipped as the god of education, knowledge, wisdom and wealth.
で、ウィキペディアの説明はこっち。
Wikipedia「ガネーシャ」
厄除け・知恵の神様という事で、今の自分にはぴったりかも知れない。ちなみにインドでお祭りの数が多いのは、この神様が多いのも一因らしい。今月はあの神様、来月はこの神様という具合で次々に神様別のお祭りがやって来るそうだ。
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