スペイン総選挙と雇用問題と
スペイン・イタリア経済問題
スペインの選挙は結局政権交代で終わった。しかしそれで全てが好転したのかと言われれば、全く持って未知数である。スペインも、そしてヨーロッパ全体も経済の先行きは不透明さを増している。
ここ数日間で発生した事件だけを並べても、
1)大手格付け会社がポルトガルとハンガリーの国債を「投資不適格」に格下げ(11月24日)
2)ポルトガルで緊縮財政に抗議のため、大規模ゼネスト発生、交通マヒ(11月24日)
3)ドイツ政府の募集した10年物国債が入札割れ(11月23日)
4)スペイン政府の募集する3カ月物国債の利回りがギリシャのそれを超える(11月22日)
5)イタリアの10年物国債の利回りが一時7.3%に、スペインのそれも6%台後半が続く(11月25日)
と続いており、どうも解決の糸口が見えそうな印象がない。経済についてはそれほど詳しくはないのだが、余程構造的な問題がたくさん積み重なっているのだと考えた方が良さそうだ。恐らくはまだまだ危機が続くものと予想される。
しかし遥か昔から政略結婚、同盟、戦争を何度も繰り返して、かつそれをくぐり抜けて来た欧州である。きっと今回も最終的には良い結論に辿りつくと信じたい。Let's be optimisticである。
スペイン・イタリア経済問題
スペインの選挙は結局政権交代で終わった。しかしそれで全てが好転したのかと言われれば、全く持って未知数である。スペインも、そしてヨーロッパ全体も経済の先行きは不透明さを増している。
ここ数日間で発生した事件だけを並べても、
1)大手格付け会社がポルトガルとハンガリーの国債を「投資不適格」に格下げ(11月24日)
2)ポルトガルで緊縮財政に抗議のため、大規模ゼネスト発生、交通マヒ(11月24日)
3)ドイツ政府の募集した10年物国債が入札割れ(11月23日)
4)スペイン政府の募集する3カ月物国債の利回りがギリシャのそれを超える(11月22日)
5)イタリアの10年物国債の利回りが一時7.3%に、スペインのそれも6%台後半が続く(11月25日)
と続いており、どうも解決の糸口が見えそうな印象がない。経済についてはそれほど詳しくはないのだが、余程構造的な問題がたくさん積み重なっているのだと考えた方が良さそうだ。恐らくはまだまだ危機が続くものと予想される。
しかし遥か昔から政略結婚、同盟、戦争を何度も繰り返して、かつそれをくぐり抜けて来た欧州である。きっと今回も最終的には良い結論に辿りつくと信じたい。Let's be optimisticである。