ガウディだけでなく、グエルも結構なロマンチストであった様で、ここに自然と調和した人間の暮らしを実現しようとした。だが当時これが理解されず、結局60戸建てられる予定だった住宅も売れたのは2戸のみ(うち1つを買ったのはガウディ本人)で、グエルの死後に計画は中止となってしまう。だが起伏に富んだ丘の上にあることが幸いし、その後都市公園として生まれ変わる事になる。何よりギリシャ劇場に出れば、バルセロナの街が一望でき、景色が抜群なのだ。
上写真はギリシャ劇場の少し上から撮った景色。中央にサグラダファミリア、奥に地中海が見える。下の左から1枚目は側面から見たギリシャ劇場。2枚目は公園の管理棟。まるでお菓子の家の様な雰囲気である。3枚目はギリシャ劇場のベンチの裏側。モザイクの中心に穴があいているのが分かるだろうか。ベンチに降った雨水はこの穴を通って外の雨どいに流れ、最終的に市場の下にある貯水槽に貯められる設計になっていた。4枚目は市場、5枚目は市場の天井にあるモザイク。そして6枚目はギリシャ劇場のベンチである。人間工学に基づいた設計とされている。自分も座って見たが、真ん中の突起の部分がちょうど腰に当たり、腰痛持ちの人には良いかもしれない。色とりどりのモザイク模様が綺麗であるが、これはガウディが陶器工場から不良品として捨てそうな陶器の破片を大量に買い付け、このモザイクを作りあげたものである。
残念ながら見ている最中に雨が降り始めてしまったが、景色は楽しめた。92番バスのバス停から降りて、上の入り口から入れば意外とバリアフリーである(一か所、階段をどうしても降りなくてはならないが)。一度見に来るに値する景色と思う。
上写真はギリシャ劇場の少し上から撮った景色。中央にサグラダファミリア、奥に地中海が見える。下の左から1枚目は側面から見たギリシャ劇場。2枚目は公園の管理棟。まるでお菓子の家の様な雰囲気である。3枚目はギリシャ劇場のベンチの裏側。モザイクの中心に穴があいているのが分かるだろうか。ベンチに降った雨水はこの穴を通って外の雨どいに流れ、最終的に市場の下にある貯水槽に貯められる設計になっていた。4枚目は市場、5枚目は市場の天井にあるモザイク。そして6枚目はギリシャ劇場のベンチである。人間工学に基づいた設計とされている。自分も座って見たが、真ん中の突起の部分がちょうど腰に当たり、腰痛持ちの人には良いかもしれない。色とりどりのモザイク模様が綺麗であるが、これはガウディが陶器工場から不良品として捨てそうな陶器の破片を大量に買い付け、このモザイクを作りあげたものである。
残念ながら見ている最中に雨が降り始めてしまったが、景色は楽しめた。92番バスのバス停から降りて、上の入り口から入れば意外とバリアフリーである(一か所、階段をどうしても降りなくてはならないが)。一度見に来るに値する景色と思う。