スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

スペイン旅行その18 建築士会会館の壁画

2011-11-10 21:40:53 | 旅行(スペイン・バルセロナ2011)
グエル公園を散策し、街に戻ると午後4時くらい。少し軽食をとる。。つもりであったが、見た景色を頭の中で反芻しながら食べているうちについついダラダラしてしまう。後述するが、何といっても食事自体も美味いのだ。気づくとすっかり夜になってしまった。でももう少し街をフラフラと歩いてみたい。
確かカテドラル(Catedral)なら多少遅くまで開いていた筈である。そちらに向かって歩いてみる。途中の道に現れるのが、写真の建築士会会館の壁画(Mural del Col. Legi d'Arquitectes)である。シンプルだが見ていて楽しくなる。何かのお祭りの景色であろうか。ピカソの作である。

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スペイン旅行その17 ガウディの家博物館

2011-11-10 20:48:12 | 旅行(スペイン・バルセロナ2011)
グエル公園内部の、そのガウディが買い入れた住宅であるが、現在は博物館として公開されている。こじんまりとした邸宅である。ガウディも一時はここに実際に暮らしていたらしい。彼が設計した家具などが展示されているが、なかなか独特である。彼は直線を嫌ったと言われ、家具も曲線を生かしたものが多い。これと同じような家がこの公園内に60件並んだ光景を想像してみる。完成していたらどんな集合住宅になっていたのであろうか?
独特の形の家具・家であるが、何となく住んでいたら落ち着きそうな感じである。ガウディは未完成の公園の中のこの家に一人で暮らして、何を考えていたのであろうか。

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スペイン旅行その16 グエル公園

2011-11-10 19:21:11 | 旅行(スペイン・バルセロナ2011)
ガウディだけでなく、グエルも結構なロマンチストであった様で、ここに自然と調和した人間の暮らしを実現しようとした。だが当時これが理解されず、結局60戸建てられる予定だった住宅も売れたのは2戸のみ(うち1つを買ったのはガウディ本人)で、グエルの死後に計画は中止となってしまう。だが起伏に富んだ丘の上にあることが幸いし、その後都市公園として生まれ変わる事になる。何よりギリシャ劇場に出れば、バルセロナの街が一望でき、景色が抜群なのだ。
上写真はギリシャ劇場の少し上から撮った景色。中央にサグラダファミリア、奥に地中海が見える。下の左から1枚目は側面から見たギリシャ劇場。2枚目は公園の管理棟。まるでお菓子の家の様な雰囲気である。3枚目はギリシャ劇場のベンチの裏側。モザイクの中心に穴があいているのが分かるだろうか。ベンチに降った雨水はこの穴を通って外の雨どいに流れ、最終的に市場の下にある貯水槽に貯められる設計になっていた。4枚目は市場、5枚目は市場の天井にあるモザイク。そして6枚目はギリシャ劇場のベンチである。人間工学に基づいた設計とされている。自分も座って見たが、真ん中の突起の部分がちょうど腰に当たり、腰痛持ちの人には良いかもしれない。色とりどりのモザイク模様が綺麗であるが、これはガウディが陶器工場から不良品として捨てそうな陶器の破片を大量に買い付け、このモザイクを作りあげたものである。
残念ながら見ている最中に雨が降り始めてしまったが、景色は楽しめた。92番バスのバス停から降りて、上の入り口から入れば意外とバリアフリーである(一か所、階段をどうしても降りなくてはならないが)。一度見に来るに値する景色と思う。

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