うーん，収穫は大河だけか・・・

ロッテ４－１０西武

いやー，結局，終わってみれば，収穫は大河の２ランだけだったか。５回に，雄星の甘い球を捉えて見事な２ラン，３点差に突き放したときは，最高や！と思ったんだけどなあ。

まあ，二木くんも調子はイマイチだったし，８回の崩れはある意味流れ的に仕方がないとしても，やっぱり情けないと言うか，悲しかったのは，６回のカラカーくんの投球だったなあ。


とにかくさっさと追い込んでも，そこから攻めていけない，逃げまくって四球か，やっとの思いでゾーンに投げ込めば，痛打かのほぼ２択。最後はメヒアくんに打たれたけど，その前の栗山くんも大地の好捕がなければ，おそらく走者一掃だったわけで，とにかく話にならんのですよ，実際。

以前から何度も書いてますが，相手が打ち損じるか，外の球を見逃してくれるか，意表をついた，というよりは苦し紛れのカーブでしかストライクが取れず，追い込んでも逃げっぱなしで，相手が振ってくれれば儲けもんの投球を長年続けてきたツケは，もはやどうにもならない状況に。結局，今日も１７球投げて，空振りはわずかに１球，先発での，のんべんだらりとした投球を，リリーフでも続けていて抑えられるほど，現代野球は甘くなりません。そもそも回の頭からだろうがランナーいようが，ずーっと同じような投球してるもんなあ（爆）

とにかくゾーンで勝負できる，勝負しようという気がもはや全く見られないというのは，ピッチャーとしてはどん詰まりでしょう。投球術でかわすほどの球種もないしなあ，残念ながら。

前回のホークス戦での醜態を見ても，下半身の粘りのなさが，球の劣化，というより勢いのなさにつながっているのは，もはや隠しようもない事実。いい加減，地元のヒーローとかドラ１とかビッグ３とかいう栄光（というほどのものもなかったけど）は忘れて，今一度，地道に自分のピッチングを作り直してほしいところですね。厳しいようですが，現状では，同期のマッスの魅力の１０分の１もないよ，現実問題として。

さてさて，まあ，しかし，岡くんのビッグプレーもすべてぶち壊したピッチャーに腹立たしい一方，とにかく，打線の追いつかれた後の無抵抗は実につまらんもんですね。やはりアクセントを付けられる代打の不存在というのは，ここに来て間違いなくウィークポイントとも言えるところ。最終回のはもはや代打攻勢とも言えないところだしなあ。

少ない手駒とはいえ，終盤に勝負をかける体制を少しでも作っていくのは大事なところ。これまた福浦様の代打起用という縛りもあるわけですが，このままでは，いよいよ２０００本安打持ち越し，それがためにＤＨも代打要員も補強できない（しない）という，ワーストストーリーも見えつつあるところですので，いくら調子が悪かろうが，なんとかＤＨ起用は続けて，１つ１つ懸案を解消していってほしいところですね。そうでないと，こりゃ間違いなく来年もたたるよ・・・（大いなる不安）

なにはともあれ，ボル神のためにも，明日だけは，明日だけはがんばって！

それではおやすみなさい

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