ロッテ7-8x日本ハム
いやー,今日ばかりは勝ったかと思ったけど(6日前のホークス戦も全く同じように思ったけど),そこからすごかったねえ。6点のリードをあっという間に1点差に詰められ,それでもなお,9回のマッスの球の勢いを見ると,さすがに行ける!と思ったんだけどなあ。いや,実際に良いストレート投げてたよ,ほんと。あれが勝ちにつながらないのが現状というところなんだよなあ。
結局,このような展開から止められない,追いつかれ,更には負けてしまうというのは,やはり修羅場をくぐっていない,というよりは,正確には
修羅場をくぐり抜けて勝った経験がない
ということなんでしょうなあ。こればっかりは,勝つという経験自体を通してしか積み重ならないだけに,一朝一夕には行きませんよ,実際。
最近,リリーフの疲れを受けて,投手起用への不満も大いに出るところで,もちろんそれもわからなくもないんですが,元はといえば,
先発が前半戦あまりにもひどかった
のと,
5点差以上をつけられない攻撃陣の力弱さ
に原因があるのは明らかだからねえ。
過去の全成績を見ると,5月まではそこそこ大差をつけて勝つ試合もあったんですが,6月以降,5点差以上を付けて勝ったのは6月13日と7月7日のわずかに2試合。そして,4点差の試合も,6月2日と7月22日のいずれも,8回あるいは9回にようやく4点差となっている有様で,これだと勝ちパターンが投げざるを得ないのは止むをえないところ。とりわけ,完投がほとんど望めない現代野球(完投数の最高はわずかに4)であることを考えると,僅差で勝つためには,勝ちパターンを注ぎ込まざるを得ないのは明らかで,結局,リリーフに疲れがたまるのは,ここまで想像以上に接戦をものにして勝ってきたことの裏返しでもあるんですよね。(ちなみに,西武とかハムを見ると,適時に打ち勝つ野球をやっており,こういう試合ができると投手陣も起用法も楽なんだよなあ)
とりわけ,今年は,マッス,松永くん,内くんの3本に加え,大谷くん,南ちゃんを加えた5枚でそこそこ回っていたわけで,必ずしもリリーフに異常に負荷がかかっていたわけでもないので(登板数ベスト10に入っているのは,マッスと内くんだけ。はっきり言って,オリとソフトバンクのほうが全体としての使い方はよっぽどひどい(苦笑)),勝ちに行くのであれば,こうなるのは仕方がなかったような気がするんですよね。あえて言うなら,シェップを先発に回したのだけは,その後先発の頭数(だけ)はそこそこ揃ったことを考えると,大失敗だったと思うけど。
井口は,とにかくシーズン前から一貫して,オープン戦までは競争,シーズンが始まれば,レギュラー陣に任せると明言していたところで,それはおそらくリリーフ陣も同じなのでしょう。もちろん疲れが溜まることを前提に,休ませたり使い回すというのも一方の解だとは思いますが,その結果が,ドングリーズ,1.5軍選手の集まりという結果を招いていたことを考えると,やはり使われ続けて,修羅場をくぐり抜けることでしか得られないこともあるように思うんですよね(別にパワハラとか言うことではなく)。
少なくとも,ここまでは井口のやり方は一貫しており,それがそれなりに結果を出してきたことも否定出来ないところだとは思います。あとは,まだまだ意識が未熟な選手たちが,勝手にプレッシャーに負けてコケたりしないほうが重要かなあ,個人的には。基本的には勝ちパターンに任せたら後は仕方がないと思っている方なんですが,それにしても,負けが込むと,勝手に自分たちで試合を難しくしてしまうというところは変わってないもんなあ。
とにかく今年は内野陣とキャッチャーというセンターラインに大きな光明が見えているのは間違いなし(そういう意味では今日の奨吾の一発は本当に嬉しかった)。井口の采配が迷走というか場当たりに見えるのは,やっぱり,タカシの離脱と,あまりにもキヨタンと翔平が期待を裏切っているのが一因かなあと思うところはあります。もともと今年は,急激な順位アップは望めない,というか望んではいけない年だと思っていますし,井口自身も,今年は外国人に頼らない,場当たり補強もせずに,来季以降に上積みというか貯金をしようとしているのは間違いないところ。あとは,それに選手が少しでも答えて,なんとか自分たちの力でこの窮地を脱する,そしてそれを自信に変えてほしいなあと切に願うところです。あ,でも本当に伊志嶺くんのスタメンだけはやめてね(苦笑)
それではおやすみなさい
にほんブログ村
↑いやー,再びロッテファンのなんたるかを思い出しつつあるわ・・・と突き抜けつつある同志もクリックお願いします
いやー,今日ばかりは勝ったかと思ったけど(6日前のホークス戦も全く同じように思ったけど),そこからすごかったねえ。6点のリードをあっという間に1点差に詰められ,それでもなお,9回のマッスの球の勢いを見ると,さすがに行ける!と思ったんだけどなあ。いや,実際に良いストレート投げてたよ,ほんと。あれが勝ちにつながらないのが現状というところなんだよなあ。
結局,このような展開から止められない,追いつかれ,更には負けてしまうというのは,やはり修羅場をくぐっていない,というよりは,正確には
修羅場をくぐり抜けて勝った経験がない
ということなんでしょうなあ。こればっかりは,勝つという経験自体を通してしか積み重ならないだけに,一朝一夕には行きませんよ,実際。
最近,リリーフの疲れを受けて,投手起用への不満も大いに出るところで,もちろんそれもわからなくもないんですが,元はといえば,
先発が前半戦あまりにもひどかった
のと,
5点差以上をつけられない攻撃陣の力弱さ
に原因があるのは明らかだからねえ。
過去の全成績を見ると,5月まではそこそこ大差をつけて勝つ試合もあったんですが,6月以降,5点差以上を付けて勝ったのは6月13日と7月7日のわずかに2試合。そして,4点差の試合も,6月2日と7月22日のいずれも,8回あるいは9回にようやく4点差となっている有様で,これだと勝ちパターンが投げざるを得ないのは止むをえないところ。とりわけ,完投がほとんど望めない現代野球(完投数の最高はわずかに4)であることを考えると,僅差で勝つためには,勝ちパターンを注ぎ込まざるを得ないのは明らかで,結局,リリーフに疲れがたまるのは,ここまで想像以上に接戦をものにして勝ってきたことの裏返しでもあるんですよね。(ちなみに,西武とかハムを見ると,適時に打ち勝つ野球をやっており,こういう試合ができると投手陣も起用法も楽なんだよなあ)
とりわけ,今年は,マッス,松永くん,内くんの3本に加え,大谷くん,南ちゃんを加えた5枚でそこそこ回っていたわけで,必ずしもリリーフに異常に負荷がかかっていたわけでもないので(登板数ベスト10に入っているのは,マッスと内くんだけ。はっきり言って,オリとソフトバンクのほうが全体としての使い方はよっぽどひどい(苦笑)),勝ちに行くのであれば,こうなるのは仕方がなかったような気がするんですよね。あえて言うなら,シェップを先発に回したのだけは,その後先発の頭数(だけ)はそこそこ揃ったことを考えると,大失敗だったと思うけど。
井口は,とにかくシーズン前から一貫して,オープン戦までは競争,シーズンが始まれば,レギュラー陣に任せると明言していたところで,それはおそらくリリーフ陣も同じなのでしょう。もちろん疲れが溜まることを前提に,休ませたり使い回すというのも一方の解だとは思いますが,その結果が,ドングリーズ,1.5軍選手の集まりという結果を招いていたことを考えると,やはり使われ続けて,修羅場をくぐり抜けることでしか得られないこともあるように思うんですよね(別にパワハラとか言うことではなく)。
少なくとも,ここまでは井口のやり方は一貫しており,それがそれなりに結果を出してきたことも否定出来ないところだとは思います。あとは,まだまだ意識が未熟な選手たちが,勝手にプレッシャーに負けてコケたりしないほうが重要かなあ,個人的には。基本的には勝ちパターンに任せたら後は仕方がないと思っている方なんですが,それにしても,負けが込むと,勝手に自分たちで試合を難しくしてしまうというところは変わってないもんなあ。
とにかく今年は内野陣とキャッチャーというセンターラインに大きな光明が見えているのは間違いなし(そういう意味では今日の奨吾の一発は本当に嬉しかった)。井口の采配が迷走というか場当たりに見えるのは,やっぱり,タカシの離脱と,あまりにもキヨタンと翔平が期待を裏切っているのが一因かなあと思うところはあります。もともと今年は,急激な順位アップは望めない,というか望んではいけない年だと思っていますし,井口自身も,今年は外国人に頼らない,場当たり補強もせずに,来季以降に上積みというか貯金をしようとしているのは間違いないところ。あとは,それに選手が少しでも答えて,なんとか自分たちの力でこの窮地を脱する,そしてそれを自信に変えてほしいなあと切に願うところです。あ,でも本当に伊志嶺くんのスタメンだけはやめてね(苦笑)
それではおやすみなさい
にほんブログ村
↑いやー,再びロッテファンのなんたるかを思い出しつつあるわ・・・と突き抜けつつある同志もクリックお願いします
そうなんですよね,あちらさんも,今年は大谷くんに始まり,放出しまくりで,戦力ペラッペラ,今年は育成の年のはずだったんですが・・・,蓋を開けてみるとすごかった。とりわけ,HR数の多さは,本当に驚くところです。
結局のところ,球を強く叩くこと,それでいて粘るところは粘ること(最終回の松本くんには本当にやられました),その辺りの意識が首脳陣から選手にまで徹底されている,それで勝つという経験も共有されているということなんでしょうね。
おっしゃるとおり,「勝利の掴み方の差」なわけで,彼我の差は想像以上に大きいということなんでしょう。
井口やコーチ陣にはそうしたものを教えてもらいたい,作り上げてもらいたいので,今年は選手の役割,目的をはっきりさせるということのほうが大事だと思うので,現状では仕方がないかなと思ってます。
ここはしんどいと思いますが,自らの力で乗り切れば,間違いなく「どん底でも這い上がれる,焦ることはない」という気持ちにつながると思うので,なんとかがんばってほしいところですね。
でも現実は優勝狙える2位と差が開いた4位。
向こうは守護神とセットアッパーと正捕手と二番手捕手と大谷とローテ助っ人と日シリ胴上げ投手を放出した上に、大田選手と現守護神を怪我で欠いている状況。
「今ある戦力で~」はそれこそ栗山監督が言ってもいいくらいの話。(こっちがもしそれレベルの放出をして来年戦えと言われたら・・・考えるだけでゾッとしますwそしてまあまあ一軍で出ていた岡くんまで・・・)
でも戦ってみてわかる圧倒的な力の差というか、感覚的に言うなら「勝利の掴み方の差」といったところでしょうか?
怒りが収まってから冷静になって考えると、栗山監督の采配がすごい。
20打席くらいノーヒットの杉谷選手を代打で出したこともすごいし、結果がとにかく欲しいはずの杉谷選手にフルスイングさせられる人心掌握術もすごい(普通なら三振怖くて出来ません)
そしてそれに応えた杉谷選手とその杉谷選手の頑張りを見て更に応える他の選手達・・
前の打席では怖くなかったはずのレアード選手が怖くてたまらなかった・・・というか「打つんだろうなきっと・・」と正直思ってました。
勝ち慣れてるチームとそうじゃないチームとの差をまざまざと見せつけられたよう。
何をどう積み重ねたらあんな風になれるんでしょうかね?
まあ,我々も毎年言ってるんですが,やっぱり得点力を上げない限りは,リリーフ受難は永久に続くと思われますので,ここを地道にテコ入れしていく他ないように思います。それにしても,選手たち,みんな勝ってるのに追い込まれすぎ(苦笑)
まあ,今年は,全体としての底上げよりも,レギュラー陣を真の意味で主軸化させることが第一だと思うので,やむを得ないかなあと思ってます。1年通してキッチリ結果を出した者もほとんどいないわけで,そこができて,初めて隔年とか1.5軍とかからも脱出できるように思います。全体としての戦力の底上げは,来年以降の課題ということで・・・。
ポンタさんおっしゃる通りで、大差をつけられない微妙な得点力の打線が現状をつくっているんだと思います。そうはいいながら登板数を見ても破格に酷使されてるわけではないのでやはり1.5軍のあつまりなんでしょうね。
井口監督はそれでもまだ固定化にこだわるんですかね?選手層の底上げという命題もあると思うのでそちらに舵を切って欲しいですが、まだ消化試合でないですから…
とにかく打線にはこれからも今日のように打ってもらいましょうか。
そうなんですよねー,変に不感症になっていくというか,すべてが想定の範囲内になっていくというか。それでも,奮い立たせて?マッスは最後絶対やってくれる!と思ったんですが,あっさりと波に飲まれました(涙)
やっぱり,プロとして最も大事な,「勝つ」という成功体験の絶対的な少なさが要因のように思うんですよね。勝つことを知っている首脳陣を連れてくるだけではダメだというのは,ある意味伊東さんでも実証済みなので,レギュラー陣の底上げに加え,来年以降は,きっちりとした戦力補強,そしてそれで勝つことによる自信アップという相乗効果を期待したいところですが,どうなることやら。
そうなんですよね,やっぱり層がペラッペラ,楽ができるような戦いぶりも戦力ない以上,現状こうなっていくのはやむを得ない気がします。実際,今年はよくここまで持ったというのが正しいところなんでしょう。
伊東さんは,その戦力の薄さを前提として,捨て試合を作るというところに一つうまさを出していましたが,結局は戦力が積み上がらず,また主力も自信がないので,大事な試合で勝てないという繰り返しでしたからね。おっしゃるとおり,切るところを切って,大量に導入して育てていかないと未来はないような気がします。
しかし,junさんの夢にまで少しは影響が与えられたと思うと,書いた甲斐があったかも(笑) ZOZOは一つの解でありつつ,ホントは,親会社殿が少しは危機意識というか対抗意識を持って,本腰入れてくれるのが一番いいんですけどね。まあ,これで来年もまともな補強がなければ,私もさすがにキレますが(苦笑)
いやー,やっぱり大垣さんは大人だなあ。怒るときは怒る大垣さんが,しんみりされていると,なんだかこちらもグッと来てしまいました。そうですよね,頭では納得しつつも,何かを諦めるというのは寂しいものですよね。ここまで想像以上にがんばってきていただけに・・・。
そうなんですよね,明らかに過酷なリリーフ使い潰しの時代にあって,結構数年間同じメンツというのはすごい反面,なかなか夏以降に厳しくなるのは仕方がないところですよね。高野くん,東條くん辺りのまるでダメっぷりが地味に,というか,かなり聞いてますよね・・・。どこかに試したくなるような人材おらんかなあ(涙)
松永に変えた瞬間、ヤバいかもー?
杉谷本塁打、西川四球で、あー今日もダメかー
みたいな
最近は昨シーズンみたいに無気力に試合を何となく観てる感じ
選手もそんな感覚だとマズいですね。負け慣れているというか。
大した戦力じゃない日ハムが強いのは、そこもあるのかな?勝ち方を知ってますね。
ネット界隈ではコバマサの起用法への不満爆発してますが、現有戦力でやろうとしたら、誰がやってもあんま変わらんなぁと。
3試合に1試合は完全に捨てゲームにして主力は完全休みにさせればあるいは…ですが、勝負事はそんな計算通りいかないし、興行でもある以上、全試合勝ちに行かなきゃいけないですしね…。
中継ぎを大量補充するのが先か、大量点取れる野手を補充するもが先か(だから村田はよ!)。とりあえず、1.5軍を10数人戦力外&大量ドラフトを3年くらい続けないと、毎年いつか来た道を辿るだけの気がします。
先日のエントリーの影響か、昨晩、上場後のロッテの株主総会に出て「補強すると言って全然してないじゃないですか!今後の具体的な方針を教えてください!補強しないなら身売りしてください!」って質問してる夢見ました。
相当ストレス溜まってるんですね、きっと…苦笑
ただ、これ以上のものは今年は望めないというファンへの通達になるので、これはこれで寂しい戦いを今後10月ごろまで見ることを強いられるのは苦しいです。
岩下が出てきましたけど、松永益田田中大谷(内も)のおじさんコンビを抜く若い投手がアレだけとって外ればっかりとは痛い。一軍で試したい投手がいないということは、まさしく倒壊球団というべきか。