小さな巨人

さてさて，日シリも終わったので，細々と投手編に入ることにします。最初は，もちろん？この人！

劇場王子　防御率.246 5勝5敗　30S　与四球20　被安打率.244

ある意味,今年は，地獄のふちを覗きかけた1年でしたね・・・。とにかく5月くらいまでは，ボビーの「クローザー誰にしよっかなー。荻野でいいような気もするけれど，他のほうがいいような気も・・・」的気まぐれ采配もあり，何か既にランナーがたまりまくった同点の場面とかよく分からない場面で使われ，炎上の連続。特にラミちゃんに，外角球を踏み込んでスタンドに持っていかれたときは，今年はこりゃダメか・・・と思わせました。

まーとにかく，このころはひどい言われようでしたが，見事に立ち直り，最後は堂々の30セーブ！

実は，セーブ失敗→負けは，4月8日と9月10日の2試合だけ。実は，それ以外は，セーブ失敗は多々あれど（笑），負けたことは全く無いんですよね（他の３敗はいずれも同点で登板）。

被安打率.244は投手陣で上位もいいところ。そして何より30Sというその数字が潜在能力の高さを示しているといえます。

一方，球威のことはおいといて（笑），やはり四球数の多さ。特に，先頭に四球出すかどうかで，その日の調子が丸わかりというのもかなり考え物ではあります。コントロールが身上の投手ですから，このへんはしっかりしてもらわなわければなりません。

ただ，誰がどう見ても，今年1年でもっとも伸びた，経験を積んだ投手であることは間違いないでしょう。正直来年の働き場所がどこになるのかは分かりませんが，ゆっくりと休んで，来年も我々に劇場を見せてほしいと思います（いいのか）

荻野投手，お疲れ様でした！

それではおやすみなさい

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