未完の大器は目覚めるのか？

今日も連投でーす（なかなか打者陣が終わらん・・・）

タケ　.181 HR3 四球20

昨年1軍にほぼ定着し，今年は飛躍の年となるか？と思われた竹原でしたが，まさかまさかの急降下。大松と併用されていた4月頃までは，1割どころか下手すりゃ零割台。左もさることながら，とにかく右投手が全く打てない。投手の大多数は右なのですから，さすがにこれでは厳しい。

ライバル大松が調子を上げていくのに対し，大振りの連続で結局序盤は全くいいところなし。ただ，実は5月，6月頃からは右方向に打つバッティングが見られるようになり，「これはちょっと変わってきたか！？」と思われたところで，サブちゃん復帰もあり，あえなく2軍落ち。残念ながら完全に調子が上がることなくシーズンを終えてしまいました。牽制死があったり，とにかく気合が空回りしている様子が見受けられました。どちらかというと大松びいきの私なんですが，このころの彼はさすがに見ていて痛々しいものがありました。

しかし，後半は，右打ちあり四球ありと，本人も「和製大砲」という看板にこだわらないバッティングを心掛けているように見えました。ライバル大松が完全に主砲として独り立ちしつつある現状を考えると，正直言って，同じようなカラーを目指すのは，チーム事情にも合わない気がいたします。

大松にはない「足」という武器があることを考えると，ここはどうしても，「守備」を磨いてほしい。あれだけテレンコであった大松が（一応）見られる守備になってきたことを考えると，実は守備というのは伸びしろが大きい分野ではないかと思ったりしています。

サブちゃんがFAの可能性が結構高く，仮に残留となっても，故障持ちであり，フル出場は厳しい状況。今こそ，「打って守れる」選手が求められていることは間違いありません。放っておいてもパワーはあるのですから，ここは一番，多少打撃を措いておいても，テレンコ兄弟を解消すべく，守備練習にいそしんでほしいと思う今日この頃ですもう，いいかげん，ベニたん守らせてる場合じゃないですからね・・・。

頼んだぞ，タケ！

それではおやすみなさい


最後に押していただければ励みになります

「奇病」は治ったのか？

サト　.261 HR15　三振92　得点圏.233

今年は，さらに円熟味を増したリード＆打撃を見せてくれると思ったところが，開幕1カード目からまさかの故障。その後，1月ほどもDHでの起用が続き，「怪我やろ？」と思いつつも，かん口令のためか，全く情報の無いまま，痛々しい姿を見る羽目に。キャプテンという立場上仕方が無かったのかもしれませんが，本人もマッチカードプログラムで「首脳陣と話してようやく抹消してもらった」といった話を書いていたので，いたずらに引っ張ってしまったことは否めません。とにかくこの時期は，情報量の少なさからフラストレーションがたまった時期でもありました。情報戦の重要性は理解しているつもりですが，さすがにこのときばかりは，「もうちょっと説明せんかい！」と球団に文句の一つも言いたいところでした。チームも見事に急降下でしたし・・・。

しかし，5月25日に復帰すると，怒涛の連続猛打賞（しかし，結局連敗（泣））。本人もよっぽど野球がしたかったんやな・・・とほっとする思いでした。そのまま一気に突っ走ってほしいところでしたが，どうも送球がバラバラ，走られまくりと完全に右ひじが治っていないんでは？と疑問に思わせる様子。ついでにバッティングも調子を崩し，三振数はチームダントツの92。ついでに得点圏打率も.233と昨年までの勝負強さを知っているものとしては,信じられない思いでした。

結局五輪も打率1割前後，森野君に代打を出されると散々な内容で,これはサトじゃない！と叫びたい思いでした。その後もたまにいいバッティングは見せるものの,最終盤は，謎の背筋痛？でスタメン落ちする姿が見られ，完全に怪我に振り回された1年となってしまいました。

やはりどんな選手でも，怪我があれば，ベストパフォーマンスを出すことは困難。しかも，気持ちの悪いのは，今一原因と症状がよく分からないんですよね・・・。

不動の正捕手となるはずだったんですが，幸か不幸か相方タスクが絶好調＆残留決定。いつまでも併用というのも・・・という気持ちはありますが，サトのこの状況を考えれば,素直に良かったとも思えるところです。

幸い？本人もWBCについては，早々に辞退し，怪我を治した上で,来年に備えるとのことです。正直言って症状がどの程度か全く分かりませんが，ツヨぽんやサブちゃんと違って，アメリカでメディカルチェックするわけでなく（笑），それほど重症ではないと思いたいところです。

もう今年の数字は忘れてよし！とにかく私はあなたに期待しておるのです。

再び熾烈となる正捕手争いを勝ち抜くためにも，万全の状態で来シーズンに臨んでほしいと思います

それではおやすみなさい


最後に押していただければ励みになります

もっと言うてやって！

今日も連投です。

もともと今日書きたかったのはこちらの記事

ボビー痛烈巨人批判「金で集めたチーム」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ロッテのバレンタイン監督が、日本シリーズを戦う巨人を痛烈に批判するとともに、相手の西武へエールを送った。客員教授を務める千葉商科大での講義内で「大きなお金を稼ぎながら球界に分配せず、多額なお金で選手を集めたチームはどうしても応援する気にならない」とバッサリ。講義後も「批判するつもりではなく、事実を述べただけ」と鼻息は荒かった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ボビーが講演会で，球界では完全にタブーとなっている，自称盟主球団批判をばっさりとやってくれたようですね。

いやー，本当に誰もが思っているにもかかわらず，残念ながら大手マスコミには全くといっていいほど出てこないこの類の話。何か，優勝したことでもてはやすばっかりですけど，ヤクルト，横浜という同一リーグの弱小球団から

エース，4番，抑え

を分捕っての優勝，それもギリギリでの優勝ということは，もう少し公平な目から見て批判されていいように思います。

何か「以前に比べれば，補強ポイントを的確についた補強で批判されるべきでない」とか牽強付会の議論もあるようですが，何をかいわんや。そりゃ前の補強がひどすぎたというだけで，何の理由にもなってませんて。自分のチームを強くするだけならぎりぎり許すというのもあるかもしれませんが，同じリーグから引っこ抜きまくって，そのチームから貯金をかせぎまくるって，正に教科書に出てきそうな「タコが自分の足を食ってる」状態。必ずツケは来るということになぜ気づかないんでしょうか（別にパ・リーグからとってくれといってるわけではないので念のため）。

正直，サブちゃんとかエース様が「メジャー」という言葉が出てきたときに「他球団，特に巨人とか阪神に行かれるくらいであれば・・・」（私的には，人的補償などどうでもよろしい）という気持ちがあったことは否めません。「メジャー何するものぞ」と戦前の日本陸軍よろしく，コールを上げる割には，自分たち自身が，日本野球の価値を下げていることにいいかげん分かってほしいものです。

結局，彼らが取ったメジャー対策って，まだ日本球界にも入っていない一選手に対して，「二度と日本に帰ってくるな！」とばかりの新ルールを導入しようとするくらいですからね・・・。私，鎖国というのも嫌いですが，この棄民政策ばりのいったん外国に行ったものは仲間とみなさない式の発想は大嫌いなんです。正直，何で日本の球団に入らないとメジャーにいけないのか，私には理解しがたい。この「挨拶していかんかい！」的なヤクザのような発想をしている限りは，これから先こういう事態は増えるばかりということを冷静に考えてほしいと思います。

そこまでえらそうに言うなら，日米共通ドラフトでも導入してみんかい！といいたいところですが，英語も話せないのにそんなの無理でしょ！？誰にも批判されない陣地からシュプレヒコールを上げるくらいであれば，放映権料のシェア（もう巨人戦って誰も見ませんけど・・・）とかドラフト権譲渡とか年俸の上限制とか，できることを真剣に真剣に考えてほしいと思う今日この頃です。いい加減，外国人のボビーしか国内球界を批判できないというのも，恥ずかしい状況ですからね・・・。


ついでに同じ講演会での同じ記事。

ロッテ，ズレータ退団決定的

ボビー，やっぱりズレータを取ったことを後悔していたんですね・・・。ついでにうちの球団のタブーである（笑）采配批判をやって帰っていったことですし。

うちのチームにかつてなかった，金持ち球団からの高額選手分捕りという大胆な手段でしたが，結局，不幸な怪我もあり，失敗という結果に。残念ながら，これで，うちには未来永劫，スーパー選手は来ないな・・・。

ま，それも球団の1つの方針としてはまたよし。他球団がうらやましがるくらい，ドラフトを中心として，毎年新しい力を芽吹かせてほしいと思います。

それではおやすみなさい


最後に押していただければ励みになります

ありがとう，そしてさようなら

まずは，こちらのめでたいニュースから。

橋本選手，残留決定

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日3日、橋本選手がＦＡ交渉を行い、ＦＡ権を行使せず1年契約で残留することが決まりましたのでお知らせします。

「最終戦でライトスタンドに残ってくれというメッセージボードが出ていたのを見て、凄くうれしかった。
このファンのためにも来年、頑張りたいという思いが強かった。
来年はとにかく監督、そして野球人として尊敬するバレンタイン監督をもう一度胴上げするために結果を残したいと思います」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タスクの残留が決定したようです。一般紙によれば，倍増以上の7500万円で契約となったようです。

なんだか，久しぶりに「ファンのために頑張りたい」とか「尊敬するバレンタイン監督」とかいう言葉が出て嬉しいですね・・・。まあ，本人のためには，FAも十分ありかとは思いましたが，ファンの声が選択の理由の1つになったのであれば，ありがたいことです。それにおそらく本人も今年の結果がある意味できすぎだというのは十分自覚しているはず。いずれにしても来年もう1年結果を出してからという気持ちはあるのだと思います。

何にせよ，サトの怪我も思わしくなさそうな状況で，彼の残留がチームにとって朗報であることは間違いありません。今年の成績がフロックだったといわれないように，来年も素晴らしい成績を残してほしいと思います。


お次は，こちら

代田選手が現役引退を表明

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
代田建紀選手（３４）が今季限りで引退し、来季から二軍外野守備走塁コーチに就任することが決まりましたのでお知らせします。

代田選手コメント
「寂しい気持ちはありますが、指導者になるという事も大きな夢として自分の中にありました。
実績のない自分をコーチとして迎えてくれることに感謝し、ありがたく引き受けさせてもらいました。
ファンの皆様には、代走で出場した時などに大きな声援をいただき、温かく見守ってもらえたことを本当に感謝をしております。本当に幸せでした」

通算成績
191試合に出場、打率.165、25盗塁
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

代田選手がついに引退を表明いたしました。1度は山本政権下でマリーンズを首になりながらも，ボビーの下で再び雇用され，出場機会すら少ないものの，その俊足で多くのファンに強い印象を残した代田選手。

正直，とにかく「打てること」が重視のボビーでなければ，もう少し出場機会があったのかもしれませんが，拾ってくれたのもまた彼。コーチという形でずっとマリーンズにいてくれることを思えば，この結果は本人・ファンの双方にとって良い結果だったのではないかと思います。

「もう少し早ければ引退試合ができたのに・・・」とも思いますが，昨年のジョニーの例もあることですし，少なくとも来年のオープン戦あたりで，挨拶の機会はあると期待します。意外とマリーンズカーニバルでだったりして（笑）

これで，最近低調気味だった走れる野球に再度活力が注入されることを祈りたいと思います。何はともあれ

代田選手，お疲れ様でした！


最後に押していただければ励みになります