あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

思いがけずに冬木沢参り

2021-08-02 00:44:33 | 日々雑事
すっかり頭になかった…今日は8月1日になったんだ。
日にちも気が付かないくらい、毎日何かしらあって
金曜日の日はケアマネさんと介護用品のレンタル会社の方が来て
どんなものを揃えたらいいのかって打ち合わせ。


今朝は早朝より夫農園の草刈りをして
家に戻ってくると冬木沢に行って来たんだってお向かいの人。
そっか今日は8月1日だったんだって、ようやく気が付いた。


会津の高野山、冬木沢参り…毎年夫と行っていた。
ばあちゃんや亡くなった長女と…あの子はよく道に迷う子だったから
必ずお迎えに行ってあげなくちゃって思っていた。
日々の雑事ですっかり忘れていた。
 
この日も暑い一日だった

月曜日にでも一人で行って来ようかと思っていたけど
暑かった割には風があったので、子供たちも退屈しているから
みんなで行って来ようかって息子。
今年の冬木沢参りは一人の寂しいものになるかと思っていたけど
意外にも賑やかな参拝となってしまった。


出掛けるのはお昼に近い時間になってしまったけど
風もあるしと…思ったより暑かったのだけど
毎年冬木沢参りの頃は暑い日が続くので
特に初日は早朝から行く人が多い。


車が駐車場近くになった頃、サクぼんとチビたんが寝てしまったので
八葉寺の近くで嫁様とまる子と女性陣3人で先にお参りして来る事となった。
暑い…それでも木陰に入ると思ったよりの涼しさに
汗が一瞬喉も乾いたような錯覚に陥る。
 
冬木沢参り 八葉寺
 
手を清めて…みんなちゃんと順番を守って!
 
山の方に向かう道、さくぼんが好きな昆虫がいっぱいいそう

門を通ってお供えする高野槙の枝を買って
奥の院へとを登り切ると大きな高炉があって
そこからは絶えずお線香の煙で
その奥の院には高野がもりもりと供えられて
そこでお参りをして本堂へと戻ってくる頃に
サクぼんとチビたんと息子と合流。

奥の縁の前には大きな香炉
 
 
 

息子達がお参りしてる間木陰のベンチで
ひと休みして一時になると真言宗のお坊さんが集まり
特別供養の読経が行われる。
その読経の間たくさんの人が手を合わせて行く。
 
本堂
 
真言宗のお坊さんが集まって来る。
 


いつもその時間に居る事がなかったので
初めての体験で蝉しぐれの中延々と聞こえる読経の声
お参りをされるみなさんは大切な人を思い
手を合わせ首を下げる…冬木沢参りならではの光景なんだろうなって
何だかそこに居る自分まで厳かな気持ちになれてしまう。

かき氷に夢中なまる子とチビたん。
 
お饅頭を買って帰った。

今年は夫がまた入院中で、、もう夫と行く事は出来ないだろうけど
思いがけなくも孫たちと一緒の、賑やかな冬木沢参りとなった。


 
コメント欄は閉じさせていただいています。
 
 
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夫の退院 | トップ | 新たなる介護生活 »
最新の画像もっと見る

日々雑事」カテゴリの最新記事