あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

里芋の進水式!

2015-07-16 23:55:31 | pochiko農園

ようやく雨が降った今日は、涼しくなるのかと思いきや
思いっきり蒸し暑い梅雨特有の一日だった。
保育園から帰って来たサクぼん、いつもの列車を見るべく
近くの踏切へ行くのに、汗で頭がグッショリになってしまった。

今年も咲いたマツヨイグサ -ヒメの散歩コースにてー

先日の真夏かと思われる日が続いていた時
今年も里芋土寄せをして、ドップリと水を入れる事にした。
毎年同じ時期に似たような作業をしているもので
まあ、同じことの繰り返しながらも
何かしら違う部分もあったりで、特に物珍しい作業でもないのだけど。

マルチの穴を広くカッティングして追肥を施した。

そもそも里芋は、東南アジアの熱帯が原産で
ハワイの伝統料理「ポイ(poi)」の材料となるタロイモの仲間らしい。
日本へは縄文時代に中国から伝わったとされており
現代では芋と言えばジャガイモやサツマイモ…と思いがちだが
俳句で芋と言えば里芋を指すなど、歴史の古い作物なのだそうだ。

山で採れる芋を「山芋(自然薯)」と呼ぶのに対して
里で栽培される芋を「里芋」と呼んだのが由来だと言われている。

全ての里芋に追肥

里芋は熱帯が原産で、暑さや湿度を好む反面
寒さや乾燥に弱い作物なので、乾燥にはとくに注意が必要で
子芋の生育時期に土壌が乾燥しすぎると、食味の悪い小さい芋になってしまうので
乾燥時期には潅水(水やり)を行う必要がある…と、サイト抜粋だけど( *´艸`)

という事で、さっそくマルチの穴の部分を大きく切り込んで
そこに追肥、普通の化学肥料だが直に撒いてもい当たらない代物
殺虫剤のオルトランと連作障害に効果のある肥料も少し混ぜ込んで
里芋の周りにパラパラと撒いて行く。

この作業が一番の重労働かな、鍬でなくスコップを使った。

その後…これがけっこうの重労働で、マルチの周りからスコップで土を取り
肥料などを撒いた部分にこんもりと土を盛って行く。
土寄せの量が多すぎると、イモが細長くなりすぎて品質を損ね収穫量も少なくなり
逆に土寄せが少ないと孫イモの数は多くなり、あまり肥大しないようで
土寄せに限らずだが、何事も程々が良いって事なのだと思う。
適量を守ることが大切なんだねえ~~(*´▽`*)

汗をかきかき…ダイエットだと思えば暑さと肉体労働にも耐えられる…のかも!

途中何度か休み休み、水分を補給しながら土寄せを終える。
その後掘った溝の部分に、精米で出た米ぬかを撒いて
いよいよ里芋の進水式と事は運ぶと、達成感というか満足感というか
こういうとこ農作業っていいなと思う。

米ぬかをたっぷりと撒いた。

いよいよ進水式!!

水は勢いよく里芋の周りにたまって行く。

たっぷりと水のたまった里芋

たっぷりと水を入れて、この後何度か冠水をする予定で
秋遅くには、たくさんの里芋が出来ますように!
そんな思いで、たまって行く水を眺めには感無量ってとこなのかもしれないな。

オマケの一枚

先日の試し掘りで掘ったジャガイモ…ミッキーマウスっぽくない?
そろそろジャガイモの収穫時期となった。

 

という事で、今回もコメント欄は閉じさせていただいています。 

 

コメント
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