紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

中国の旅・8

2007-08-21 16:52:22 | 5・旅の日記
■リュウさんの家に行く

今回の中国の旅行の手配をして下さったのは、古賀さんの長年の友人であるリュウさん。リュウさんを通して、山西省国際旅行社が請け負ってくれて、カクさん、運転手のハクさんが案内して下さった。

そのリュウさんの家に、ご招待を受けた。
30何階建てかの近代的なマンションであった。(上まで写ってないけど)
そして、リュウさんご家族とのご対面。



そこで教わったのは、餃子の作り方である。リュウさんの家では1週間に1度は食べるという。
皮から手作りだけど、皮は作ってからしばらく寝かせるので、私たちが行った時には、もうできあがって、寝かせてあった。

そこで、リュウさんの奥様から皮の作り方とのばし方を教わる。



つぎつぎに、我々もやってみる。



次に、具をいれて、皮の閉じ方を教わる。具は、何でもいれるそうだけれど、この時はセロリが入っていた。




皮の閉じ方には初級、中級、上級とあって、上級まで合格した人はわずかであった。
上級になると、形が、ネズミのようだったり、サカナのようだったりするけど、これがやってみると、難しい。皮から手作りじゃないと、こうはうまくゆかないのだろう。

リュウさんの家では、水餃子にすることが多いそうだ。

台所でゆでる。こちらのマンションはまだ入居したばかりで、ガスが通ってないため、電気の調理器で湯をわかした。



そして、みんなでカンパーイ! (写真トップ)
点滴の翌日なので、たくさんビールを用意してくれたのに、ほとんど飲めなかったのが残念。


お嬢さんは大学でフランス語を学んでいるそうだけど、英語も堪能。
ちょっと前まで中学で英語の教師をしていた大熊さんと、ずっと英語で話しをしていた。二人とも美しい英語で、うっとりするほどであった。
中国では最近(この10年)、小学校2年生から授業で英語を学んでいるそうだけど、大人は学校で習っていないので、あまり通じない。



そうして、楽しい一夜を過ごさせて頂いた。移動の旅はこの太原が最後だった。


■中国の旅・・8・101112