鳥の目虫の目-ぴたきの目

横浜と諏訪郡原村で、興味の趣くまま
写真を撮っています。

8月22日 富士山の林道 (蝶、蛾以外の昆虫) 

2012年08月31日 | 富士山周辺
林道の花には、ハナカミキリの種類が多く見られました。


ツマグロハナカミキリ


ツマグロハナカミキリ♂の交尾器が伸びています。 


ツマグロハナカミキリの黒化型でしょうか。



アカハナカミキリ


アカハナカミキリ交尾



マルガタハナカミキリ



カラカネハナカミキリ


こちらのカラカネハナカミキリは、随分と小さい。



チャボハナカミキリ  上翅が黒化する個体もいるそうです。



ニンフホソハナカミキリ  触角に白色の部分があります。



スジカミキリモドキ


スジカミキリモドキ  見る角度で色が変化します。


スジカミキリモドキ?  上の写真の個体と比べると、半分位の大きさで色も大分違います。



アオジョウカイ



セマダラコガネ黒色型





ホソヒラタゴミムシ?



プライアシリアゲ



ハラナガハバチ?





ハチの仲間  種名は判りませんでした。



ヒメシロスジベッコウハナアブ♀



ヒサマツハチモドキハナアブ♀  蜂にそっくり!








8月22日 富士山の林道 (花、蝶、蛾)

2012年08月28日 | 富士山周辺
一年ぶりに富士山の林道に行きました。


ヨツバヒヨドリにアサギマダラ





アサギマダラ  林道の途中に蝶が多く見られる場所で。昨年もこの場所で写真を撮りました。



ミドリヒョウモン♂







ミドリヒョウモン♀



ウラギンヒョウモン♀



イヌヤマハッカ シソ科





シャクジョウソウ イチヤクソウ科



イワアカバナ アカバナ科



イワオトギリ オトギリソウ科



コウモリソウ キク科



コキンレイカ オミナエシ科



ヌスビトハギ マメ科





シオガマギク ゴマノハグサ科  
花が茎の上部にかたまってつくものがトモエシオガマで、茎の下のほうにも何段か花がつくものが
シオガマギクだそうです。本種の花は何段も花がついているので、シオガマギクにしました。




ナカウスエダシャク?があちこちにいました。



ヤマオダマキ キンポウゲ科



ヤマホタルブクロ キキョウ科





ウスベニヒゲナガ?
日本産蛾類図鑑では、『ヤマキヒゲナガ、ウスベニヒゲナガ、ツマモンヒゲナガとの関係が現在混乱中で、研究虫。』
になっていました。



午後から御殿場口に移動しました。


ツリガネニンジン キキョウ科



カワラマツバ アカネ科



ミヤマコゴメグサ ゴマノハグサ科



ムラサキモメンヅル マメ科



クサボタン キンポウゲ科





クロマイコモドキ マルハキバガ科  極小の蛾ですが、金色に輝いています。御殿場口に数えきれないほどいました。
幼虫はイタドリを食べて育つ、そういえばこの辺りにはイタドリが多く自生しています。




ヒガラ



8月19日 茅ヶ崎公園生態園

2012年08月24日 | 横浜

キンミズヒキ バラ科  山道でよく見かけますが、生態園にはこんなに繁殖しています。






 

イヌトウバナ シソ科  よく似たトウバナとの判別は、顎の毛が有り葉裏の腺点の有るところです。



ツリガネニンジン キキョウ科



コケオトギリ オトギリソウ科  雄しべの数が10個以内なので。ヒメオトギリは雄しべが10~20個。



キツネノマゴ キツネノマゴ科 



キアシマメヒラタアブ♀



ヤドリバエの仲間  ゲンノショウコの花に。



マダラアシナガバエ



オオシオカラトンボ♂  見事に空中戦で獲物を捕らえ、食事中です。



ヒメクロオトシブミ





ビロウドカミキリ、ニセビロウドカミキリのどちらか 
ビロウドカミキリは、触角が♂で体長の2倍、♀で1.3倍と短い。
ニセビビロウドカミキリは、触角が♂で体長の3倍前後、♀で2倍と長い。
本種は、触角が2倍強で、ビロウドカミキリの♂か、ニセビビロウドカミキリの♀の可能性があると思います。




ナガコガネグモ  獲物をぐるぐる巻きにしています。


こちらのナガコガネグモは、もっと大物を捕らえたようです。


ナガコガネグモの幼体もいました。



ヒノマルコモリグモ  母グモが背中に子グモをいっぱい乗せて育てるそうです。見てみたい!


茅ヶ崎公園




ミズタマソウ アカバナ科  生態園のミズタマソウの花が終わっていたので、茅ヶ崎公園のミズタマソウです。







8月9日 チョウトンボ

2012年08月17日 | 横浜
昨日の続きです。


チョウトンボがシオカラトンボに、お気に入りのガマの穂先から追い出されてしまいました。


飛んでいると青やピンクに輝いて綺麗!






シオカラトンボが居なくなったので、その隙にまた穂先に止まれた。


しばらくすると、またシオカラトンボが・・・。


他のガマの穂を見つけたみたいです。





チョウトンボのメスが産卵していました。



シオカラトンボも産卵しています。

8月9日 近くの公園

2012年08月16日 | 横浜

オオカマキリの幼虫  まだ翅が生えていませんが、随分と大きくなりました。



キイトトンボ♂  一匹だけ見つかりました。


キイトトンボが飛んで行った先を撮ったのを後で見たら・・・。


拡大してみたら、さっきのオオカマキリの幼虫の肢に咬みついています。危ないな~!
撮っているときは、気が付きませんでした。こういう事があるから、楽しいですね!




低い草にセミがいました。


ニイニイゼミでした。





ヒメコガネ



リスアカネ♂  リスアカネ初めて見ました。 生息場所は、樹林が隣接した池だそうです。



8月2日 生態園、大原みねみち公園

2012年08月14日 | 横浜
植物グループの活動が休みなのに行ってしまいました。ついでに宿題の水辺の花の写真を撮りました。

生態園




ミソハギ ミソハギ科





ヘラオモダカ オモダカ科



セリ セリ科



セリの花にキアシマメヒラタアブ♂が。



トウキョウヒメハンミョウ



スケバハゴロモの幼虫  正面から写真を撮ろうとしたら、フワフワと飛んで行きました。


大原みねみち公園


アトボシハムシ  体長5㎜前後



ヨツスジトラカミキリ



エゴノキの実にいた!


エゴヒゲナガゾウムシ♀  メスが一匹しかいませんでした。 この日はエゴヒゲナガゾウムシに縁があったのか、
家に帰ってから、網戸にエゴヒゲナガゾウムシが止まっていたのを発見しました。




アカボシゴマダラ


8月1日 猿倉登山口までの林道

2012年08月12日 | 南会津





アサギマダラ  やっぱりヒヨドリバナに来ますね。





コムラサキ  綺麗に青い色が見えるように撮れなかったのが残念!



シータテハ?  キタテハよりも色が濃くてきれいでした



テングチョウ  まだ、いるんでしょうか?





サカハチチョウ  たくさんいました。



アカタテハ



トンボエダシャク♂  サカハチチョウもいます。



ヒメウラナミジャノメ



ヤマユリ ユリ科





ミヤマカラスアゲハ♀





オオハナウド セリ科

8月1日 南会津 尾瀬御池田代

2012年08月09日 | 南会津

ホオジロ  小豆温泉の旅館前で。



尾瀬御池田代



コガラ





センダイムシクイ   頭の後ろに薄い色の線がある。



ヒガラ



オオヤマサギソウ ラン科  茎の根元に大きくて艶のある葉が2枚あったので、同定しました。



ミヤマヒゲボソゾウムシ(トゲアシヒゲボソゾウムシ)


違う角度のミヤマヒゲボソゾウムシを見てみると、足にトゲが見えました。



イヌトウバナ セリ科  顎に毛があります。



ヨツボシホソバ♂  メスは、一面黄色で前翅に各2つの黒紋があります。



オオマルバノホロシ ナス科



オオバタケシマラン ユリ科  葉が茎を抱いています。よく似たタケシマランは茎を抱かず実も丸い。 



サンカヨウの実 メギ科  丁度40年前に、北岳で白根御池からの登りにサンカヨウが群生していたのを思いだした。
一つ食べてみたが、種が3個位入っていたので、食べるところが殆どなかったです。 




ヒメキマダラヒカゲ





ウラギンヒョウモン



ヒメシジミ♂  ヤマトシジミそっくりな蝶を撮ってみたら、ヒメシジミでした。



コマルハナバチ





ヘリコプターが尾瀬まで、荷物を運んで何往復もしていました。

7月31日 南会津 田代山

2012年08月07日 | 南会津
前日に南会津の小豆温泉に移動し、当日猿倉登山口から田代山に。
写真を撮りながらの登山なので、夫とは登山口から別行動です。



クツワムシの幼虫?  林道でフロントガラスに。



センジュガンピ ナデシコ科  登山口近くの沢にたくさん咲いていた。


センジュガンピ



オニシモツケ バラ科


オニシモツケ



タマガワホトトギス ユリ科



サワオトギリ オトギリソウ科  イワオトギリ、オトギリソウよりも小さい。



ヒメマダラエダシャク



キスジホソマダラ



スジアカベニボタル?



ベニボタル科の仲間かな?



マイヅルソウ ユリ科



小田代の湿原



キンコウカ ユリ科




モウセンゴケの花 モウセンゴケ科  モウセンゴケに花が咲くなんて初めて知った。
苔の仲間じゃなかったんだ~!




イワショウブ ユリ科



クロヒラタアブ



サワラン ラン科  花があまり開かないそうだ。



タテヤマリンドウ リンドウ科  ハルリンドウの変種。







ホソバノキソチドリ? ラン科  自信がない。



チングルマの種子 バラ科



田代山



ソバナ キキョウ科  帰りの林道で。



サカハチチョウ  林道の橋から下の沢を覗くと、サカハチチョウを見つけた!



シータテハ?  同じ場所で。 行きに此の場所で、見たことのないほど多くの種類の蝶が乱舞していた。
写真に撮れなくて残念! 二度とあんな光景は見られないだろうな。

7月30日 那須平成の森

2012年08月06日 | 那須高原
昨年の5月に那須御用邸用地が、『那須平成の森』として一般に開放されたことを
知って、行ってみた。 散策路は、木陰で涼しくとても歩きやすかった。

下草の笹の葉にベニホタル科のホタルを4種類も見つけた。



カクムネベニボタル♂  オスの触角は櫛状でメスの触角は鋸歯状。



ホソベニボタル



クロハナボタル



ヤマトアミメボタル♂   オスの触角は櫛状で、メスの触角は鋸歯状。



カバイロコメツキ



キスジトラカミキリ  アシナガバチに擬態している。



ミドリツヤナガタマムシ?



飛ぶと赤が目立つ。



ミヤマクビボソジョウカイ



カザリバ  極小のガ。



エサキモンキツノカメムシ



ハラビロマキバサシガメの幼虫



ノシメトンボ



カワトンボ♂


カワトンボ♀



シロスジナガハナアブ  これもアシナガバチに擬態している。



コアジサイ ユキノシタ科  花が終わっていたが、趣きがある。



ヤマアジサイ ユキノシタ科



ノリウツギ 



タマガワホトトギス ユリ科  



7月29日 那須高原 昆虫編

2012年08月05日 | 那須高原



クモガタヒョウモン♀





ヒメキマダラヒカゲ



ヤマキマダラヒカゲ



ウラジャノメ



エダシャクの仲間でしょうか? 種名は分からない。



キスジホソマダラ



クロマイコモドキ





ジョウザンヒトリ



イカリモンガ



オビホソヒラタアブ♂



シマハナアブ♂





上の2枚は、キイロナミホシヒラタアブかケヒラタアブ?



ミヤマルリイロハラナガハナアブ♂???



ホシメハナアブ♂





ミスジヒメヒロクチバエ



コガネオオハリバエ





ツマグロキンバエ



コハナバチの一種?



コンボウアメバチの一種



こちらもコンボウアメバチの一種かな~?



ツマグロシリアゲ



コブハサミムシ



セマダラコガネ

セマダラコガネが3匹も…。よく見る情景だけど。



チャイロサルハムシ



ミヤマヒゲボソゾウムシ?



ホソガタヒメハナカミキリ



アオジョウカイ



ミドリヒメコメツキ?



コガネコメツキ?



チャイロクチブトカメムシ幼虫





オニヤンマ  避難小屋をパトロールしていたと思ったら、虫を食べていた。



東屋に雨宿りしていたアキアカネが、雨が止んで外へ。


7月29日 那須高原 植物編

2012年08月04日 | 那須高原
峠の茶屋駐車場から峰の茶屋避難小屋まで、約1時間の距離をのんびりと写真を撮りながら登った。
朝から晴れて暑かったが、駐車場の標高が1462mと高く、時折吹く風は、爽やかだった。



イワオトギリ オトギリソウ科


イワオトギリは、群生することが多いそうだ。



サワヒヨドリ キク科



トリアシショウマ ユキノシタ科  アカショウマは花期が6月。


トリアシショウマ(拡大)



イワアカバナ アカバナ科



ホツツジ ツツジ科  雌しべが長くまっすぐに伸びるのが特徴。



ミヤマホツツジ ツツジ科  雌しべが弓状に曲がるのが特徴。



ヤマハハコ キク科



ノリウツギ ユキノシタ科  円錐状の花だとノリウツギだと直ぐ分かるが、ヤマアジサイに似た形の花だと迷う。



マイヅルソウ ユリ科  この後、赤く透き通った実になる。





クロヅル ニシキギ科  たくさん咲いていた。



コバギボウシ ユリ科



ウラジロヨウラク ツツジ科



シラネニンジン セリ科  亜高山から高山帯の草地や湿原に生える。





ミヤマヌカボ? イネ科



イワカガミ イワウメ科  花は終わっていた。



ヨツバヒヨドリ キク科  葉が 3 ~ 5 枚輪生する。



コメツツジ ツツジ科



峰の茶屋避難小屋  茶屋はないです!



ウラジロタデ(雌花) タデ科  葉の裏が白い。



ガンコウラン ガンコウラン科  果実が黒く熟すと食べられる。



マルバシモツケ バラ科  亜高山から高山帯の日当たりのよい岩礫地に自生する。






峰の茶屋から茶臼岳を望む。

 




峰の茶屋から朝日岳方面の剣が峰を望む。


峰の茶屋でお弁当を食べていたら雲行きが怪しくなってきたので、下ることにした。
駐車場に着いた途端に雨が降り出した。一人で行動しているので気楽だ。

峰の茶屋の標高1720m、低い標高にもかかわらず高山植物の豊富さに驚かされた!