鳥の目虫の目-ぴたきの目

横浜と諏訪郡原村で、興味の趣くまま
写真を撮っています。

7月30日 那須平成の森

2012年08月06日 | 那須高原
昨年の5月に那須御用邸用地が、『那須平成の森』として一般に開放されたことを
知って、行ってみた。 散策路は、木陰で涼しくとても歩きやすかった。

下草の笹の葉にベニホタル科のホタルを4種類も見つけた。



カクムネベニボタル♂  オスの触角は櫛状でメスの触角は鋸歯状。



ホソベニボタル



クロハナボタル



ヤマトアミメボタル♂   オスの触角は櫛状で、メスの触角は鋸歯状。



カバイロコメツキ



キスジトラカミキリ  アシナガバチに擬態している。



ミドリツヤナガタマムシ?



飛ぶと赤が目立つ。



ミヤマクビボソジョウカイ



カザリバ  極小のガ。



エサキモンキツノカメムシ



ハラビロマキバサシガメの幼虫



ノシメトンボ



カワトンボ♂


カワトンボ♀



シロスジナガハナアブ  これもアシナガバチに擬態している。



コアジサイ ユキノシタ科  花が終わっていたが、趣きがある。



ヤマアジサイ ユキノシタ科



ノリウツギ 



タマガワホトトギス ユリ科  



7月29日 那須高原 昆虫編

2012年08月05日 | 那須高原



クモガタヒョウモン♀





ヒメキマダラヒカゲ



ヤマキマダラヒカゲ



ウラジャノメ



エダシャクの仲間でしょうか? 種名は分からない。



キスジホソマダラ



クロマイコモドキ





ジョウザンヒトリ



イカリモンガ



オビホソヒラタアブ♂



シマハナアブ♂





上の2枚は、キイロナミホシヒラタアブかケヒラタアブ?



ミヤマルリイロハラナガハナアブ♂???



ホシメハナアブ♂





ミスジヒメヒロクチバエ



コガネオオハリバエ





ツマグロキンバエ



コハナバチの一種?



コンボウアメバチの一種



こちらもコンボウアメバチの一種かな~?



ツマグロシリアゲ



コブハサミムシ



セマダラコガネ

セマダラコガネが3匹も…。よく見る情景だけど。



チャイロサルハムシ



ミヤマヒゲボソゾウムシ?



ホソガタヒメハナカミキリ



アオジョウカイ



ミドリヒメコメツキ?



コガネコメツキ?



チャイロクチブトカメムシ幼虫





オニヤンマ  避難小屋をパトロールしていたと思ったら、虫を食べていた。



東屋に雨宿りしていたアキアカネが、雨が止んで外へ。


7月29日 那須高原 植物編

2012年08月04日 | 那須高原
峠の茶屋駐車場から峰の茶屋避難小屋まで、約1時間の距離をのんびりと写真を撮りながら登った。
朝から晴れて暑かったが、駐車場の標高が1462mと高く、時折吹く風は、爽やかだった。



イワオトギリ オトギリソウ科


イワオトギリは、群生することが多いそうだ。



サワヒヨドリ キク科



トリアシショウマ ユキノシタ科  アカショウマは花期が6月。


トリアシショウマ(拡大)



イワアカバナ アカバナ科



ホツツジ ツツジ科  雌しべが長くまっすぐに伸びるのが特徴。



ミヤマホツツジ ツツジ科  雌しべが弓状に曲がるのが特徴。



ヤマハハコ キク科



ノリウツギ ユキノシタ科  円錐状の花だとノリウツギだと直ぐ分かるが、ヤマアジサイに似た形の花だと迷う。



マイヅルソウ ユリ科  この後、赤く透き通った実になる。





クロヅル ニシキギ科  たくさん咲いていた。



コバギボウシ ユリ科



ウラジロヨウラク ツツジ科



シラネニンジン セリ科  亜高山から高山帯の草地や湿原に生える。





ミヤマヌカボ? イネ科



イワカガミ イワウメ科  花は終わっていた。



ヨツバヒヨドリ キク科  葉が 3 ~ 5 枚輪生する。



コメツツジ ツツジ科



峰の茶屋避難小屋  茶屋はないです!



ウラジロタデ(雌花) タデ科  葉の裏が白い。



ガンコウラン ガンコウラン科  果実が黒く熟すと食べられる。



マルバシモツケ バラ科  亜高山から高山帯の日当たりのよい岩礫地に自生する。






峰の茶屋から茶臼岳を望む。

 




峰の茶屋から朝日岳方面の剣が峰を望む。


峰の茶屋でお弁当を食べていたら雲行きが怪しくなってきたので、下ることにした。
駐車場に着いた途端に雨が降り出した。一人で行動しているので気楽だ。

峰の茶屋の標高1720m、低い標高にもかかわらず高山植物の豊富さに驚かされた!