新・カメの菊五郎の独り言

多摩市在住のカメ育てに苦労中の普通の会社員。×1です。

憲法第9条

2005-05-14 15:07:47 | 日記・エッセイ・コラム
立花隆氏の「メディア ソシオ-ポリティクス」の第16回 「憲法第9条を死守して「崇高な理想」を貫け 」を読んで、色々と感じるところがありましたので、感想みたいなものを書きます。
「メディア ソシオ-ポリティクス」のインデックスへのリンクは、こちら

立花氏の書籍を始めて読んだのは、高校生の時でした。読んだ本は学校の図書館にあった「田中金脈研究」でした。これはこれでショックを受けました。今この年齢で読み返すとどんな感想を抱くのだろうか・・・。

さて、私の憲法第9条および改憲に関するスタンスは、
 ・日本国憲法は、国の基本法
 ・改憲は、行ってよい事 → 但し、冷静に時間をかけて
 ・憲法改正=第9条の改正となっているのには、疑問。9条は9条。9条をいじくらない改正もあるはず
 ・第9条は、世界でもっとも先進的な条項
 ・第9条に関しては、現状維持。ただし、明確にしたいのならばそれを明確にする事に異論はない。
  あくまで明確化であり、現状で多くの国民が認めている範囲内で拡大は一切認めない。
です。因みに第9条に対する私案は以下の通り。

<私案>
  第9条
  第1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する(現状のまま)
  第2項 前項の目的を達成するために以下に示す権利等を永久に放棄する
    その一 宣戦布告権
    その二 集団的自衛権
    その三 核兵器
    その四 国連軍・非国連軍への戦力の拠出
  第3項 個別自衛権はこれを保持し、自衛の為の戦力はこれを保持する

第2項は、単に明確にしただけで自分でも"くどい"と思っている、因みに「非国連軍」とは、多国籍軍を指します。正式な国連軍に戦力を拠出する事が仮に常任理事国入りの条件であるのならば、無理に常任理事国になる必要は無いと考えます。
第3項は自衛隊の存在理由が憲法上に存在しなければ色々な面で不都合がある場合を想定しての条項で格別必要性は感じない。
永世中立国というか非武装中立国という選択肢もあると思われるが、現実的ではないと考える。またどちらかを選択するのならば、先の大戦の反省に基づけば「非武装永世中立国かつ日米安保を破棄」であろう。

<氏の考えに対する感想>
キーワードとしては、
 ・物事を具体的に考える
 ・法の安定性
であろう。
全体として原則的に同意出来、「壊れていない車は修理するな」、「オッカムのカミソリ」や解釈改憲などの用語の意味とたびたび引き合いに出されるドイツが幾度も憲法改憲を行っている本当の理由などが分かり読み応えがあった。この話は続きがあるそうなのでそちらも期待である。

それよりも、文中出てきた安倍晋三幹事長代理の考えに興味が移ってしまった。何故、安倍晋三幹事長代理ぐらいの世代の政治家は、戦争をしたがるというか中国や韓国と喧嘩したがるのだろうか?
それは、ポチ総理大臣の元では国内問題はどうにもならないので多く政治家が過去に何度も行ったように戦争をして国内問題から目をそらさせないとポチがその地位を追いやられるからだろうか?ポチが失脚したほうが都合が良いと思うのだが?
それとも本気で戦争したいのだろうか?

<独り言>
このような自分の意見を簡単(それ故慎重に)に不特定多数に発信出来るのがBlogの凄い所なのでしょうネ。


premini-IIS発表

2005-05-14 14:14:19 | 携帯電話
2005年05月13日、「premini-IIS」の発表があった。その中で、FOMA版 preminiシリーズの話が出たそうだ。
でそれは、2G端末だから出来たので3G端末ではまだまだ先とのコメントがあったようだ。

そこでふっと思い出したのが、
 ・2004年07月12日:「FOMA端末対応のワンチップLSIの開発に対する技術開発投資を実施
 ・2004年07月13日:「FOMA端末対応のワンチップLSIの開発に対する技術開発投資を実施
の2つの発表である。
7月12日の発表は、株式会社ルネサス テクノロジとの協業で2006年度上期の開発完了を目標に
7月13日の発表は、テキサス・インスツルメンツとの協業で2004、2005年度の2年度に投資

この2つのうちのどちらかのチップが完成したら”FOMA版 premini”が出るのかなと思いました。”FOMA版 premini”は出なくとも900シリーズFOMAの軽量化は進む事を期待はしますが・・・。