ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲里見八犬伝の山と房総のマッターホルン  富山&伊予ヶ岳 <その1>

2008-01-30 13:00:00 | ▲2008年山行報告

 

歩いた日 2008年1月26日(土) 

ポレポレ隊、2008年新年山行!!!

・・・・というのには あまりにも日が経ちすぎてしまいました。

皆さんの冬山レポをチラ見しながら 冬眠中のクマさん状態。

コタツで丸くなるのは 猫ばかりではありませぬ。

そろそろメタボ対策しないとね。

でも義理ママから 「雪のあるとこはダメ~!」 宣告・・・。

年末年始、テレビから流れる遭難事故のニュースに

かなりナーバスになってしまったようで。

しゃあない、以前から気になっていた房総のマッターホルンへ行ってみよう。

標高が低くて なかなか腰を上げなかった隊長ですが

半ば強引に埼玉のおうちを出発しました。

彼はどうせなら 千葉県最高峰 愛宕山(408m) に登ろう、と言ったのですが

ここは三角点が自衛隊の基地内にあるため事前に許可を取らなくてはならず断念。

 

 

 

 

 

 

 

朝4時半に出発。

ポレポレ隊、千葉のお山は初めてです。

真っ暗なアクアラインを通過中。

見るに耐えない写真ですが 雰囲気を伝えたいからアップしちゃおう。

 

 

 

 

 

 

 

道の駅で朝食を。

富津館山道路の鋸南富山ICで下りて そのまま道の駅へまっしぐら。

ここでトイレ休憩して 朝ごはん食べました。

今日も元気だ ハムカツがうまい。 朝からハムカツ・・・

 

 

今回、マッターホルンと共に登っちゃうことにしたのが富山です。

本当は内房線岩井駅周辺に車を置き、

そこからタクシー(バスの本数が少ない)で伊予ヶ岳登山口まで行って、

二つのお山を歩いて駅に戻る・・・・・つもりだったのに

隊長にあっけなく拒否されました。

「一つずつ車で行けばいいじゃん。タクシー代もったいない。」

はー、そうきたか。

なんとなーく副隊長までそんなノリ。

はいはい、わかりました。

二つのお山を一つずつ登る(歩く)ことにします。

楽チン山歩き、始まり始まり・・・

 

 

 

 

 

 

 

まずは富山から。

ガイドブックには 「とみやま」・・・じゃなくて 「とみさん」 と 書いてありました。

『お』 をつければ お富さん。

死んだはずだよお富さん♪・・・・とは、全く関係ありません。 

 

しっかり下調べをしてこなかったので 車の置き場所がわからない。(実際には伏姫籠穴にPあり。)

適当に走ってたら こんな広場があったのでとりあえずここに置いてみました。

いったいここはどこ? 

 

 

 

 

 

 

 

わあっ!!!!! 水仙だ~~!!!!

お山でお花さんと会うのは何年振りだろう。 (何年て・・・)

なんかすっごくうれしいんですけど~!

 

 

 

 

 

 

 

里山らしいのどかな風景が広がってます。

こののんびり感がたまりません。 

 

 

 

 

 

 

 

頂上まではすぐらしいので 貴重品のみを持って歩きます。

この辺りはみかん畑になってました。

落っこちているのもあって なんだかもったいない・・・・ 

房総もけっこう寒かった。

 

 

 

 

 

 

 

なんだかわからない場所を歩いてましたが

この辺りはもう富山と伊予ヶ岳のハイキングコースの一角だったようです。 

 

 

 

 

 

 

 

舗装された道を上がっていきます。

右側はみかん畑。 

 

 

 

 

 

 

 

わあっ! また水仙のお花だー!

今回は水仙に癒されました。

あっちにも こっちにも咲いてました。 

 

 

 

 

 

 

 

おおっ! あれに見えるは 伊予ヶ岳!

もうすぐお邪魔しますから 待っててねー! 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長も里山を楽しんでます。 

 

 

 

 

 

 

 

しっかり道順も記されていました。

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ高度を上げていくと 回りの景色も変わってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

あらら・・・割れちゃったのね。

ここにも水仙のお花が生けてありました。 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ~っと風が変わってきたと思ったら

辺りにはシダがいっぱい!

羊歯と書いてシダ。 

なんていうのかな、湿った暖かい空気が満ち満ちていました。

副隊長に共感を求めると 「え、そう?」 と つれない返事。

これは研ぎ澄まされた感性と、純粋な心を持った人だけが

感じるものなのかもしれません。 (ツッコミ厳禁)

 

 

 

 

 

 

 

葉っぱの匂いを感じながら歩きます。 

 

 

 

 

 

 

 

東屋がある広場に出ました。 

ここは南峰と北峰との分岐になってます。

簡易トイレあります。 

 

 

 

 

 

 

 

東屋からは 海が見えました~!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

が・・・ドヨ~ン・・・・

予報では晴れだったのに・・。

厚い雲に覆われて 寒々しい景色が広がってました。

 

 

 

 

 

 

 

富士山・・・見えないじゃん・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

「気付いて!」 って言ってるみたいに倒れそうな標柱がひっそり。

そう、ここ富山は 南総里見八犬伝ゆかりの山。

八犬伝の中でのこの山は 「とみさん」 じゃなくて 「とやま」 と読むらしい。

室町時代、安房の国の北半分を治めていた里美義実の娘、伏姫と 

八房犬(実は里美家を呪う悪女玉梓の生まれ変わり) が

最後を迎えたという洞窟があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

東屋のある鞍部から まずは標高の高い方の北峰へ向かいます。 

 

 

 

 

 

 

 

頂上に着きました。

広くて展望台もあって まるで公園みたい。

だーれもいなくて ポレポレ隊独占です。 

頂上の標柱が見つからず。

どこかにあったのかなぁ・・・

 

 

 

 

 

 

早速上がってみます。 

 

               <その2> へつづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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