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城峯山 - 秩父

2007年03月16日 | 山歩 - 秩父
これは三年前の3月に歩いたもので、二度目の城峯山でした。最初にこの山を訪れたのは1986年2月ですから、約20年ぶりに歩いたことになります。

最初は当時の吉田町(現在は秩父市)の石間から登り、門平に下りました。しかし、門平から適当な時間のバスがなく、結局秩父鉄道の親鼻駅までの約10km近くを歩いてしまいました。距離の長さより季節風が冷たかったことの方が記憶に残っています。

今回は前回下山した道を登って、山頂から北側に下山し、神流湖の南にある神山に寄る事にしました。

行程 【 西門平~鐘掛城~城峯山~城峯公園~神山(往復)~城峯公園~登仙橋 】



城峯山から奥秩父の山々の眺め。おおよそ雁峠~甲武信岳~十文字峠までが見えています。左端が和名倉山の稜線、右端が両神山の稜線です。

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秩父鉄道の皆野駅から皆野町営バスに乗り、西門平で降ります。今回は前回歩いてきた長い道をバスで移動してしまいます。

門平からの道は記憶にあるようなないような感じでした。最後に雪が現れると、そこは鐘掛城でした。

城峯山はやや間延びした感じの双耳峰で、西の峰が山頂、東の峰が鐘掛城です。



鐘掛城。後には、御荷鉾山・雨降山が見えています。

暖冬の今年は別だと思いますが、この時期は上の写真のように通常雪があるはずです。この時は山頂付近だけでなく、北側に下ったので途中まで雪がありました。

残念にも鐘掛城と城峯山の鞍部を自動車道路が通っています。この道路は最初に歩いた時既にありました。

また、城峯山頂には電波塔が建っています。これも最初の時に既にありました。気分はよくありませんが、その代わり電波塔に上がると素晴らしい展望が待っています。この山の魅力は現在この展望にあると思います。



城峯山からの眺め。中央右側の一番高いのが武甲山。その右後に小持山。武甲山の左は二子山から武川岳の稜線。



城峯山からの眺め。両神山と遠くに八ヶ岳が望めます。



八ヶ岳方面をアップで撮影したものです。左側に三角の形と横に細長く白く見えているのが赤岳と横岳です。そして、右端に見えているのが蓼科山です。これで他の山が何であるかはわかってもらえると思います。また、横岳の右手前の山は御座山です。



城峯山からの眺め。中央青いのが神流湖で、その右手前の丸い山が神山です。奥には上越国境の山々が並びます。



山頂の西の少し下に城峯神社があります。最初の時はここを通ってきたので今回は寄りません。

城峯山からは北に矢納に向かって下ります。半納まで下りてくると、そこはもう春でした。春の山村風景を写真におさめようとしましたが、ここでカメラの電池が切れてしまいました。この時は替えの電池を持っていなかったので写真はここで終わりです。

神山へは、城峯公園の傍にある城峯神社の境内から登りました。(ここの城峯神社と城峯山にある城峯神社との関係はわかりません。)山頂まで踏み跡がありますが、山頂は平凡でした。同じ道を神社まで戻り、城峯公園から三波石峡にかかる登仙橋に向かいました。

登仙橋からは当時の神泉村営(現在は神川町営)バスで鬼石に出て、そこでバスを乗り換えて高崎線の新町駅に出ました。新町駅のホームから、夕方の澄んだ空に城峯山の姿を見ることができました。
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