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徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

麹造り

2019年10月23日 | 趣味

麹造りを始めました。麹は蒸米に麹菌を振りかけて32℃/90%湿度の環境に48時間置くことで、コウジカビが蒸米に菌糸を張ってアミラーゼを産生します。培養のキモは温度管理で前半24時間は培養箱の温度設定を32℃にしておけば殆ど手間いらずなのですが24時間を過ぎると麹自体が発熱しほっとくと45℃を超えて自分で焼け死んでしまいます。こうならないように麹の温度を見ながら放熱して上限42℃になるよう管理します。

とにかく48時間は温度管理をきちんとしないといけないので作成チャートを作ってみました。

最初に朝7時からコメを研いで浸漬を開始します。いろんな本やWEB情報では浸漬時間を6時間以上とか、ひどいのは24時間とか書いてありますが、きちんとした研究データを見ると2時間以降は米の含水量はほとんど変わりません。まあ4時間もやれば十分だと思います。その後、二時間水切り。水切りは米の間にたまっている水を抜く作業であって乾燥工程ではない(乾燥は表面だけで内側のコメは乾燥しない)。で、コツとしては水切りしてるザルの下に当たるように布を敷くこと。こうすると布が米の吸着水をどんどん吸い出してくれます。

その後圧力鍋でコメを蒸します。うちの場合は圧力鍋に1kgのコメを入れて250ccの水で加熱します。強火で加熱すると沸騰後約3分で水が無くなり空焚き状態になるので火を止め余熱で蒸し上げます。こうすると底面付近のコメの水分も飛んで硬めだけど完全にアルファ化した蒸米になります。蒸しあげた米を手で触れるくらいまで冷やして麹菌を振りかけてよく混ぜます。この時茶漉しに入れて振りかけたのですがドサッとまとめて菌が落ちて失敗してしまいました。結局よくかき混ぜて拡散できたのですが次回からは振り方を変える必要がありそうです。

麹菌を撒いた麹米を保温箱に入れます。設定温度は32℃でヒーターの上に保湿のためお湯の入った鍋を置きました。

保温24時間が過ぎた頃より麹米の温度が上がってきて30時間過ぎには40℃を超えました。

その後ひと晩41℃くらいを維持して翌朝に出来上がり。

麹菌がくっついて板状になっていて、ほんのり麹の香りがします。最初にしては上出来かな。温調保温箱があれば比較的簡単にできますね(^ω^)/


どぶろく

2019年10月19日 | 趣味

最近面白い本に出合った、著者:永田十蔵氏は同郷の福岡の人で麹屋(今は廃業)のご長男。

日本には悪名高い酒税法なる法律があって、先進国で唯一自家製酒を禁じている。最近は若干法律の緩和がありアルコール1%未満の果実酒や、どぶろく製造特区なども認められつつあるが、いまだに法律上は勝手に酒を造る密造は100万円以下の罰金か10年以下の禁固刑となっている。これは日露戦争の時に戦費を確保するために飲兵衛から金を徴収することで始まった法律で、当時は国家税収の三分の一を占めていたが、今では全税収の1%以下の比率になっているので消費税10%と引き換えに自家製酒を解禁しろって、誰か参議院に立候補しろよ(^ω^)/

ということで、本ブログで大っぴらに密造酒を作ってる、なんてことは書け無いわけだし、わたしゃそんな事は決して致しませんよ。とは言うものの、どぶろく造りってちゃんとした知識があれば簡単にうまい酒が出来る らしい...

どぶろく造りに必要な材料は米と水と酵母と麹。米と水は誰でもわかると思うけどさて、酵母と麹って何でしょう?酒には醸造酒と蒸留酒があるがワインやビールなどの醸造酒のアルコール度数はせいぜい10%くらいなのに対して、日本酒は蒸留酒並みの20%のアルコール度数を達成してる。この秘密が酵母と麹による並行複発酵と呼ばれる東アジア特有の醸造方法にある。

酒=エチルアルコールな訳ですが、すべての酒のアルコールは酵母が作る。酵母が糖をアルコールと水と炭酸ガスに分解する。世界中にいろんな酒があるがこの部分は全て同じです。違うのは糖化の過程。ワインは最初からぶとう果汁の糖分を発酵するから糖化過程は無い。ビールは麦芽のアミラーゼで糖化する。人類最初の酒は口噛みの酒といわれているが口で噛んで唾液のアミラーゼで糖化を進める。さて、日本酒はというと麹ですね。麹は米などに麹菌を付けて培養したもので産生物としてアミラーゼを含んでいる。ちなみにアミラーゼというのは酵素で澱粉を液化するαアミラーゼ、糖に分解するグリコアミラーゼ等があり麹はその両方を含んでいる。この麹さえあればどぶろくは簡単にできる。

まず米を蒸す。電気釜で炊かずに蒸すのは糖化速度を抑えてアルコール発酵を持続するためで、蒸すのと炊くのとでは出来上がりが全然違う。ただし、蒸すのに40分もかかるし蒸器もいるので僕の場合は圧力釜で蒸す。これだと加熱時間3分+余熱で完全に蒸しあがる。その蒸米(1.5kg)とミネラルウォーター(4L)とイースト(3g)と麹(500g)を滅菌したガラス瓶に入れるだけ。あとは2-3週間ほっておけば酵母と糖化酵素が働いて豊潤・端麗などぶろくが出来上がる らしい(´・ω・`)  この”ほっておく”というのが大事なところで、決してかき混ぜすぎてはいけないのです。先に書いた並行複発酵というのは糖化と発酵を同時並行的におこなう醸造法で糖化が進みすぎると糖濃度が上昇して高糖圧迫という状態になり発酵が止まってしまう。ゆっくり糖化を進め酵母に十分な時間を与えて発酵させるんですね。

よくどぶろく造りで失敗した、なんて話があるが安定した酒作りのキモは初期のアルコール濃度にある。アルコール消毒するように細菌はアルコールでリン脂質の細胞壁が解けてしまい死滅する。どぶろくも仕込んで素早くアルコール濃度が上がれば雑菌は繁殖する余地がない。このためには優良な酵母(イースト)を適量スターターとして投入することです。酒作りに凝りすぎて天然酵母を期待する、なんてことをすると失敗する。ただし、清酒酵母は素人には手に入らないので当面はパン用のイーストを使っている。

今後のテーマは酒蔵から吟醸酒の生酒粕を入手して吟醸酵母の純粋培養をする事と麹の自家製造です。麹は買うと1kg;1000円以上するが自分で麹菌を撒いて作れば米代で出来る。ちなみに、麹の自家製造は完全に合法ですぞ。幸いにも温調付き燻製箱があるので、あれを流用すれば麹培養に使えそう。

 

 

 


神戸の教師いじめ

2019年10月09日 | 日記

神戸の小学校で、お局女教師が子分と一緒に新任教師をいじめたとしてマスコミが大騒ぎしてる。まあ、困ったことだが個人的な感想としては、何でこの20代の若者はやられっぱなしだったんだ? との疑問がある。嫌なら止めろと言い、それで止めないなら実力行使あるのみ、20代の若者が40代女教師をノスぐらい簡単だろう、と思うのは僕だけでしょうか?

以上は半分冗談ではあるが、これは日本の社会の閉塞的状況を示す一例だと思っている。よくよく冷静に見ていると今はマスコミが寄ってたかって、この虐めた4人の教師を嵩にかかって糾弾してる。赤の他人のくせにである... 自分が攻撃を受けない状況で弱者を多勢でやっつける構図。

僕はハッキリ言ってこのような日本人の習性は嫌いなんですね。昨年、自治会で溜まりにたまった自治会費一千数百万円を会員に還元しようと働いた際に大いに障壁となったのが、似たような事なかれ主義というかボスの差配というか実にめんどくさい連中。

話は飛びますが、最近の私の朝の日課 5時起床、ブラックコーヒーを淹れて飲み、5Kmジョギング、木刀素振り100回、ダンベル100回 言いたいのは木刀の素振り100回を追加したこと。剣道は少しばかり心得があるので、もし包丁を振り回す基地外が来ても一撃でノスための鍛錬です。 ”やられたら、やり返す” 結局、いじめをなくすには、これしかないと信じています。

 蛇足;木刀は強力。軽いので出は速いしリーチがあって破壊力がある。


台風19号と銀河

2019年10月08日 | 物理

猛烈な台風19号、綺麗な渦を巻いてます。

銀河のようで美しい。


まだ科学で解けない13の謎

2019年10月07日 | 物理

本を読んだ ”まだ科学で解けない13の謎 Things that don't make sense. by Michael Brooks ” その謎を列挙すると、暗黒物質・エネルギー、パイオニア・アノマリー、物理定数の不定、常温核融合、生命、火星生命、SETI,巨大ウィルス、死、性、意志、プラセボ、ホメオパシー、以上の13

胡散臭いタイトルだが図書館で見つけて立ち読みをしてて、つい引き込まれ、自宅に借り出して一気に読んでしまった。最初のテーマが暗黒物質、これは現代科学の最大の謎の一つで銀河の回転運動とそれを引き付けている重力が、見えている構成物質では到底説明できなく、暗黒物質なるものを想定する必要があるという問題だ。人類がこの問題に気付いて既に30年経つが未だ皆目見当がついていない。ところが、次のパイオニア・アノマリーの問題と絡めて意外なところに回答があるかもしれないという話。

パイオニア・アノマリー(変則事象)とは1970年代に打ち上げられ今、太陽系外・恒星間飛行を続けているパイオニア10,11号の太陽系外軌道が計算値から少しづつズレて来ている事実をさす。Wikiでこれを調べるとこの原因は搭載されている原子力電池の発熱が原因だと書いてあるが、この問題の発見者であるJ・アンダーソンはそれには異を唱え続けている。

暗黒物質とパイオニア・アノマリーのどこに共通点があるかというと、重力定数Gが果たして不変なのかという基本的な疑問の提起だ。Gは理論値ではなく計測によって求められた定数だが、これが地球近辺とそれから離れた太陽系外空間とで違うとしたらパイオニア・アノマリーは起こりうるしその拡張で暗黒物質などを想定することなく銀河系の回転運動も説明がつく。

実は物理定数の定常性に関しては別のアノマリー事象があり次の章で言及している。物質を構成している原子構造を決定する微細構造定数αが宇宙の初期に発せられた120億光年前のクェーサーの光から推定される値と現在の値との間に差があるという報告がある。これはアフリカ・オクロの天然原子炉の原子崩壊データからも確認されている。つまり物理定数が変わり得るとすると我々の科学的認識は根底からひっくり返ることになる。

また、この物理定数だが、この宇宙には23の重要で基本的な定数がある。光速度やパイ、プランク定数などだが、これらの定数は宇宙の初期状態で値が変わる。この定数が現在の値とちょっとでも違うと、この宇宙は爆発を続けて拡散してしまうか一点に縮んでしまう。あるいは水素以外の原子は存在せずそれ以外の物質のない宇宙になる。不思議なことに、我々の宇宙は実に絶妙なバランスでゆっくりと膨張を続けていて、我々の体を構成する炭素をはじめとする元素をスーパー・ノバの爆発で作り出している。なぜか? ここにある奇妙な主張が加わる。人間原理というやつだ。

我々が存在して、この宇宙を認識しているから定数はそうなのだ、と。実は宇宙は無数にあり、それぞれの宇宙で違った定数を持つ。その中で、たまたま人間という知的生命が生まれた宇宙がこの宇宙であったという説明(´・ω・`)

その他、生命とか死、性、意志など興味あるテーマが続く実に面白い本です。

追記; この著者は量子力学で博士号を取っている。私個人として科学の謎を言うなら一番最初に来るのは量子の謎だな。二重スリットの干渉縞とかシュレジンガーの猫とか量子もつれとか多世界解釈とか、謎というより理解不能の事実ともいうべき事柄。崖の淵から暗い深淵を覗き込むような... きっとこの著者は専門であるがゆえに答えの出せない問題を出すのをためらったんだろうなと思う。

 


トルコ イスタンブールに行ってきました

2019年09月25日 | 旅行

家内と5泊7日でトルコ・イスタンブールに滞在して街を散策してきました。いままで単独都市で滞在したのはパリで4泊したのが一番長かったのですが、今回は5泊で最長です。イスタンブールは古くは東ローマ帝国の首都コンスタンチノープルと呼ばれ、その後オスマン・トルコの首都となりアタチュルク革命後にイスタンブールとなる変遷を経て、イスラム的なものとキリスト教的なものが混在した実に奥深く魅力的な街です。

街は大きく分けてボスポラス海峡の東側・アジア地区と西側のヨーロッパ地区、ヨーロッパ地区も新市街と旧市街が金角湾で隔てられ、それを有名なガラタ橋が繋いでいます。

最初に泊まったホテルは旧市街にあるブルーハウスホテルでアヤソフィア寺院やブルーモスクに歩いて5分という便利な場所でした。夜に着いて翌朝人けの少ない時間に散策に出かけたのですが、いきなりの巨大モスクに対面してオーと息をのむような感じでした。日本の東大寺の何倍もあるようなモスクがそこら中にボコボコ立ってるんですから恐れ入ります。

モスクの内部は無料で見学できるのですが、今でも日に5回アザーンというお祈りの呼びかけを大音量で流し信者はメッカの方向に向かってお祈りをする場所なのでドレスコードが厳しく規定されています。といっても男は長ズボンであれば普段の格好で入れますが女性はミニスカートとかノースリーブは厳禁で頭にスカーフを巻かないと入れてもらえません。内部はカトリック教会のようなゴテゴテとした装飾は無くメッカの方向を示すミフラーブがあるだけでドームの広大な空間が広がっています。

イスタンブールの街を五日間ウロウロした訳ですが最初に出会ったのがこの猫

とにかく猫の多い街で至る所でニャーニャーやってます。野良猫なんだけど痩せてなくて毛並みが艶々してて綺麗な猫ばかり。街の人たちが餌をやってるところをシバシバ目撃しました、猫は人が近づいても全然気にしません、みんなが猫好きなんですね。ここの猫はオイオイとかシーシーとか言っても全然反応しません。ところがピシピシッと言うと全員面白いくらいにこっちを見ます。

僕が何でイスタンブールに行きたかったかというと、20代のころ月刊プレイボーイという高級エロ雑誌があって開高健の”オーパ”とかと共に、藤原新也の全東洋街道・オールオリエンタルロードという紀行を数カ月にわたって載せていて、その中の次の文章に引かれたのです。

”イシュケンベ・チョルバス ー羊の腸のスープー は羊の腸を茹でて、それをまな板の上で細かく砕き、大きな鍋にぶち込んで、多少塩味をきかせて煮込んだだけというだけの単純なものだが、これが妙に複雑な味を放つのは、腸の油脂の持つ独特のチーズ臭い匂いと、腸の中にこびりついている糞が茹でられて、その発酵成分が何かえらく老獪な酸っぱみを漂わすためである 腕前の良いコックは、ほとんど屈託のない笑顔で羊の腸をしごき、この腸の微妙な加減に手心を加えるという途方もない裏取引をやっている。”  藤原新也・全東洋街道 

これを読んで以来、いつかこのスープを飲んでやろうと思い続け、40年経ってやっと念願がかなった訳だが...

最初に行った店はタクシム広場のそばにあるLaleという小奇麗なレストランで、ここはこのスープが名物ということでガイドブックなどで紹介されている。早速オーダーして食した訳ですが、なんか違う... 味が上品すぎるのです。ウーン、まあこんなものかと自分を納得させようと思ったのですがなんとなく腑に落ちない。

ところがホテルをオリエンタル急行の終着駅であるシルケジ駅のそばのユーロスター・ホテルに替わってウロウロしてると、食べ物屋ばかり集まってる横丁があり、そのドン突き奥まったところのロカンタ・バルカンという店でとうとう本物に出会いました。

この写真左上のギトギトスープがそれ。老獪にして複雑、病みつきになりそうな奥深い味わい、40年間の思いが通じた気分です。このバルカンという店、客引きなど一切なしで繁盛してて安くて旨い(^ω^)/ 大体の観光場所のレストランで食うと二人で100リラ(約2千円)くらい、セブンヒルズの屋上レストランなんか本当に不味い料理をちょっと食っただけで160リラなんて取るのに、このバルカン様では上の写真の料理を指さしで選んで、二人で満腹になってたったの40リラ(800円)おまけに本物のイシュケンベに出会える稀有な存在です。イスタンブールを訪れたら是非行ってみてください、シルケジの食い物横丁のドン突きです。

食い物の話ついでにもう一つの名物、ガラタ橋のサバサンド

これも藤原新也 ”少年は油にすすけた顔の中の、幾分黄ばんだ目で私を見つめていた。少年の腕にはマッチ売りの少女が持っているような、手籠を何倍も大きくした籠がかかっていて、その中に揚げたブリの切り身がたくさん折り重なっている。ここトルコでも、冬のブリは寒ブリに違いあるまいと思い、私はそのひと切れをフランスパンにはさんだものを買った。寒気の中でその揚げ魚の切り身は温かく美味であった。私は夢中でその朝食を口に入れた。”

これが40年前の話だが、今ではすっかり名物サバサンドは岸壁につながれた船の上で盛大に焼かれ、皆の胃袋に直行している。

このサバサンドがあるガラタ橋は、土日は凄い人出でおまけに橋の上から竿を出して並んで魚釣りをしてる。

ガラタ橋から新市街に渡り、丘を登るとガラタ塔があり、

その上からはガラタ橋と旧市街が一望できる。

あと、グランバザールの迷路も圧巻 迷い彷徨いアラブを体感できます。

バザールに続く問屋街

魚屋もあります。

回る宗教舞踏 セマーも見ました

ローマ時代の水道橋、街の北西にあるベオグラードの森から市内の地下貯水池に水を引いている。

スレイマニエ・モスクの夜景

という事で、語るに尽きぬイスタンブールの旅でした。

 

追記;

藤原新也の40年前のトルコは、寒くて貧しくて薄汚れたトルコだが今は全然違う。これは中国でもインドでもベトナムでもフィリピンでも韓国でも起こっていることだが、日本をはじめ先進国と言われた国々が行き詰っている間に、水が高きから低きに流れるがごとく、これらの国々は人々の旺盛な欲望を満たすために発展し追いついてきている。ただ、見た目の豊かさの裏でごみ箱をあさる若者や、幼子を抱えた若いアラブの母親や老婆の物乞いの姿も見かける。発展と貧富の格差そして高齢化、人にその解決の手立てはあるのだろうか

 

 

 

 

 

 


雨水貯水タンクの稼働率

2019年09月16日 | 雨水タンク

去年の10月1日からログデータを取り始めた雨水タンク・トイレの使用状況です。約一年(弱)でプロットすると次のようになりました。

これは水道電磁バルブの温度の記録で毎日夜0時の温度をプロットしています。見てわかる通り温度が高い時期と低い時期に分かれています。高い時期は電磁バルブがONで水道水を使っていて、低い時期はバルブOFFで雨水使用中です。

秋から冬にかけての時期は雨が降ったり降らなかったりでガタガタしていますが3月ごろからは雨水の時期が増えてきて6月あたりの梅雨の時期は結構雨水のみでオペレーションしているのがわかります。ちなみに、年間を通した降水量のデータがこちらです。去年の10月から2月までは降水量がかなり少ないですね。

うちの屋根の半分から取水していて、取水面積が約40m2あるので1mmの降水で40L取水します。目安として月間100mm降れば2回満タンになるので稼働率はフルになる計算です。ただ、雨は平均的には降らずに指数分布に従うというモデルがありなかなか難しいですね。実際の年間を通しての雨水使用率は66.3%、約2/3の割合でした。これは年間約47tの水の節約になります。金額に直すと年間約15,000円の節約です。初期投資が4-5万円でしたからまあ3年くらいで元は取れることになりますね。

 


屋根裏換気 DIY

2019年09月14日 | 生活

今年の夏は暑かった。去年も暑かった。この日本の油照りのような暑さはサハラ砂漠並みですね。来年のオリンピック、死人が出るんじゃないかと真面目に心配してます。まあ、暑けりゃエアコンというわけですが夜寝るときに一晩中エアコンというのも健康に悪そうだし出来れば自然の冷気で冷やしたいと思うのが人情です。しかし、熱帯夜の熱気は夜中になっても抜けなくて不快ですね。これを何とかしようと思い屋根裏を強制換気することにしました。

夏場の太陽直射でチンチンに熱せられた屋根の真下の屋根裏(小屋裏)は昼間は70℃近くまで気温が上がります。

この熱気がなかなか抜けなくて、二階の部屋は夜エアコンをかけても天井から熱気が輻射熱として放射され寝苦しい夜を過ごすことになります。また二階は上昇した熱気がこもるという問題もあります。これを解決する手段が屋根裏の強制換気なのです(^ω^)/

どこの家にも屋根裏に上がる45cm角くらいの点検口がありますがそこに換気ファンを取り付けて屋根裏に風を送り込んで冷やしてやろうという魂胆です。

上の写真で右上隅にぶら下がってるのが温度センサーで室温が30℃を超えるとファンが回りだし28℃以下になると止まるようにセットしています。センサーを下の部屋側にするか、上の屋根裏側にするか少し悩んだのですが、冬場でも天気の良い陽の当たる時間帯は屋根裏は30℃を超える場合があり、その暖気を追い出してしまうのはもったいないので下側にセットしました。冬場に室温が30℃を暖房なしで超えることはないですからね。左側にぶら下がってるのはルーバー開閉の紐で、ヒートン金具をかませて下に引っ張れるようにしてます。

このシステムは屋根裏の換気冷却と二階にこもった熱気の排出という一石二鳥の効果があります。かかったコストは、冷却ファンが2950円

温調が889円

あと1x4材6f:225円を70mm幅に切りだして枠にはまるように加工しました。合計で5千円以下ですね。まだまだ残暑が続きそうなので効果のほどが楽しみ、追って報告したいと思います。

一晩目の感想:

オー良いね、二階部屋の娘が「なんだか冷や冷やする。」って言ってました。ファンは夜半過ぎに止まったようです。気になる電気代ですが24Wで夏場の稼働率70%でも月に100円くらいですね。もっと早く付ければ良かった(^ω^)/

 

 


気象庁「夜には一気に世界が変わり猛烈な風・雨になる」

2019年09月09日 | 雨水タンク

台風15号 首都圏直撃 2チャンネル阿鼻叫喚


コンタクトレンズ洗浄保存液について

2019年08月26日 | 生活

ソフトコンタクトレンズは煮沸消毒とか保存液とか結構シビアだけど、僕の使ってるハードコンタクトはただの硬質プラスチックだから、そこらへんは結構ラフです。しかし、一応酸素透過性があるポーラス素材なのでタンパク質とかカルシウムの析出・沈着等があり、ちゃんと洗浄しないと曇ってくる。そこで、夜寝るときにコンタクトケースに保存・洗浄液を入れて、漬けおき状態にして、あくる朝指先でゴニョゴニョこすり洗いをしてる。この保存液が結構な値段する。

説明書では毎日変えろと書いてあるが、毎日家族で液交換してたら一ヵ月持たない。まあ、1500円で一カ月なら良しとするか、とも思うが、これの中身はほとんどが水で、あと界面活性剤とたんぱく除去酵素が目薬程度に入ってる代物。こんなの液原価1円もせんだろう。そこで、考えました。酵素入り界面活性剤があれば代用できるってね。そんなもの探せばすぐ見つかる。一番手近なのがこれ。

たったの139円。おまけにこっちは原液だから100倍に薄めて使えばコストは千分の一ですね。それで、ちゃんと汚れは取れるのかって? お心配なく、ライオン製の酵素洗剤ですからコンタクトレンズごときツルピカになりますよ(^ω^)/

 


コンタクトレンズの話

2019年08月24日 | 病気

今日、コンタクトレンズを新調した。ハードなんだけど別に割れたわけでも、失くしたわけでもない。ただ古くなって、なんだかピントが合わなくなったので替えることにした。古くなってという事ですが、どれくらい古いかというと左目が30年、右目が20年といったところ。自分でも勘定して驚いてる 左目の奴は確か姫路に単身赴任してた頃買ったし、右目は台湾に赴任してた頃に失くしたんで買った記憶がある。いづれにしても30年は長持ちしすぎだねw

今回は眼科医にかかって正規(?)のルートで買ったから二枚で25000円くらい払った(ボシュロムです)。ところが、同じコンタクトを通販で買うと一枚4500円くらいで買える。もともとコンタクトレンズなんて雀の涙ほどのプラスチックを成型してるだけだから原価なんて数十円だろう。それを眼医者はぼったくり価格で売り付けてるわけですね。これを知ってたから最初通販で購入しようと思い立ち、処方箋だけを眼医者で取ろうとしたんだけど数軒回ってことごとく断られた。既得権益を守ろうとしてるんだね。それで泣く泣く正規ルートで購入したけどタダでは起きません、購入に際しレンズデータを要求して製品が入っていたケースをもらうことに成功(^ω^)/ レンズデーターは直径、曲率、度数くらいでそれを指定すれば通販で格安で買える。まあ次も30年も持ったら本体の肉体が先に滅びてるだろうからあまり意味はないかもしれませんが失くすこともあるからバックアップにはなるね。

それで、新しいコンタクトはどうかというと、こんなことならサッサと替えておけばよかったと思うくらい良く見えるw 古い奴はどういうわけか特に右目が近くも遠くもピントが合わずボヤケテいて、自分の目が白内障にでもかかったのかなと心配するくらいでしたが、新しいのに変えるとスッキリ見える。度数も運転に支障がない程度(1.0程度)に弱めにしたので新聞とかパソコン画面を楽に見えるのも嬉しい。二、三万の話でケチケチするもんじゃ無いな、と思いました。

 


韓国問題

2019年08月23日 | 政治

とうとう韓国政府は日本とのGSOMIAを破棄することにしましたね。実はこれで個人的に弱ってるんです。というのも来月イスタンブールに旅行に行く予定にしてるのですが、現在トルコ航空が日本との間で飛んでないこともあって一番早い便を探したら大韓航空が見つかったんで予約してるんです。そこへこの騒動のおかげでフライト便が縮小されて、そのうちキャンセルになるんじゃないかと冷や冷やしています。まあ、いくら何でも大阪ーソウル便は残るとは思いますが。

GSOMIA破棄の件で、韓国政府は本気で日本との関係を崩して構わないと思ってることが明確になりました。日本人には馴染みの薄い恨(ハン)という情念が韓国人の根っこにあってこれが彼らの行動原理になっているんだと思います。70年以上前のことで請求権条約を無視して事を進める韓国に、多くの日本人は理解しがたい鬱憤を募らせているわけですが、方や韓国人は昔受けた屈辱を決して忘れず恨を募らせている。なんせ、豊臣秀吉の朝鮮出兵以来の恨みなんだから解きようがない。この問題はきっと100年たっても変わりませんよ。だから、韓国とはある程度の距離を持ってつかず離れず適当に付き合っていくしかない。決して仲良くなろうなんて思わないことですね。だって相手は日本憎しの感情を500年間維持してるんだからどうしようもない。差し押さえに会う三菱等には同情しますが昔悪いこと(強制労働)をやったのは事実だから付は払えばいい。韓国と仲良くしなくてもそれ以上のデメリットは無いんだからほっとけばいいと私的には思いますね。

追記 

 最近、韓国の文さんは本気で南北統一を目指していて、赤化統一も頭にあるようだと感じるね。そうなると日本や米国が彼に何を言っても無駄だからそれを阻止するには政権転覆しかない。日本政府にはその能力は無いがCIAならやるかもね(´・ω・`)

 

 

 


台風10号

2019年08月10日 | 雨水タンク

なにが冷夏だヽ(`Д´)ノ 先月末に降って以来カラカラ・ギラギラの猛暑続き やっぱり昔と比べて夏の暑さは確実に上がってるな。昼間外を歩いてる人はいない。昔だったら子供が外で遊んでたものだが最近では全然ですね。この暑さ、まだまだ続く見込みらしくてウンザリしますがそれを吹き飛ばしてくれそうな奴が近づいてきました(^ω^)/

こ奴、明らかに日本列島よりデカいね

迷走気味だった進路もだんだん固まってきて西日本直撃の悪寒 なんでもいいから雨降らせて

 


パンク修理

2019年08月01日 | 

タイヤにネジが刺さってパンクした。

なんでこんなものがタイヤに刺さるのか不思議じゃありませんか? こんなネジが落ちてても寝てるからタイヤで踏んでも刺さるわけないよね。実はネジとか釘とかが刺さってパンクするのは必ず後輪タイヤなんです。この場合も後輪タイヤでした。前輪が踏みつけて跳ね上げたネジを後輪がうまい具合に踏んずけると突き刺さるんだそうです(^ω^)/ それって凄い偶然だと思いますよね。100回踏みつけて1回起こるかどうか??? まあしかし、それでパンクしたのは事実なので仕方ありません。

修理は自分でしました。まずはタイヤを外してネジを引き抜きます。使った道具はこれら。

それからパンク部分にリペアキットでゴムひもを押し込んで終了。

リペアキットはWEB通販で送料込み365円でした。リペアのコツは二つ 1つ目はネジの刺さってる方向に差し込むこと、二つ目はジグを引き抜くときは一気に抜くこと、じわじわ抜くとゴムが一緒に出てきます。

ということで、無事修理が終わり、また普通に走っています。

 


アヌビアス・ナナの花

2019年07月31日 | 熱帯魚・水草

先日より、水槽のナナに新芽とは違う奇妙なものが出てきてた。

これは何ぞ?と思っていると1週間ほどで水中で花が開きました(^ω^)/

カラーって花があるけど、あれのミニチュア版みたいですね。